最近ある事を思い出した、それは子供の頃の出来事で確か10才くらいの頃の日常だ。とにかく親父は厳しく義母も厳しく家に居るときは親の顔色ばかり伺ってるのが当たり前、もちろん子供の俺にも家においての仕事の役割分担はちゃんとあった、夏はよしずの出し入れ庭の水まき、冬はストーブの灯油いれ、自分の靴下は家出するまでまず風呂で石けんで洗って洗濯機に入れないといけなかった、もちろん使ったタオルはピシッと干して風呂の窓は少し開けて出ないといけなかった。ご飯を食べるときは正座して飯台から拳一つ分開けて背筋を伸ばし顔からクビを曲げて食べてはいけない、箸の持ち方もチェックがはいるし勿論親父が居るときはテレビのチャンネルの権利は無かった、、、、。欲しいおもちゃなんかがあっても直接親父にはおねだりは出来ず義母に言うんだけど決まって帰って来る答えは「家の手伝いをちゃんとやってる所を見せて直接頼みなさい!」と突っぱねられる。すると俺は自ら車をきれいに洗ったりしてアピールする、、、準備万端!それからビクビクしながら親父にお願いする、、、けど逆に成績の事や生活態度の事で怒られるハメになってた。
親父は国鉄職員で泊まりがあったり2日くらい家に居たりとサラリーの家庭とは違ってた、泊まりの時は少しは気分的にも楽でだらしくなるんだけど、しっかり義母に報告される、、、。唯一親父が家に居る時に良かった事は夕飯が豪華になる事だった。親父が居ない時は決まって余り物の夕食、、、。
その時期親父は庭作りに没頭してた、休みの日は朝から庭仕事、どこから買って来たのかでっかい木を一人で植えたり石をついたりやってた、俺は確か10才くらいの夏休みの出来事だけど、、、10時くらいに起きて来た俺は既に庭であくせく作業してる親父に気が付くときがきじゃない、朝飯をすませ夏休みの楽しみでもあった「子供マンガ劇場」と言うテレビ番組を観てると、台所で忙しくしてる義母に一言冷たく言われる「あんた、そろそろ手伝わんと知らんよ。」親父は決して手伝ってくれとは言わない、、、けど手伝わずテレビを観てる俺は「生活態度が悪い」の原因になってる。
アルプスの少女ハイジまでは観たかったけどあきらめて、使い古しのジャージに着替えて長靴をはいて軍手をはめて親父のもとへ行く、けど親父は何も言わない、、、その事は分かってた、、、自分で考えて手伝わないと行けない、、、指示はない、、、その事も分かってた、、、重そうに石を抱えてたらそこを俺も抱える、、、てこの原理を使って石を動かそうとしてると、親父と違う動きをして力を加えて動かす、、、どこに動かそうとしてるのかも察せないといけない、、、「ゆうすけ!スコップ持ってこい!」と言われると倉庫まで走って行き、、、スコップを使うという事は軍手がいると判断して軍手も添えて渡す、、、勿論ありがとう等は無い事も分かってた。
その日はその後車に乗せられ山に入った、、、もう何度目かの事だったので目的は分かってた。庭に置く石を探しに行くのだ、これが子供の俺にとっては重労働で、てこでも動きそうも無いでっかく形の良い石をいろんな手を尽くして車まで何時間もかけて運んで持って帰るのだ、、、1日で終わらない日もあった、、、その日もやっとで車に石を載せた時に遠くから怒鳴り声が聞こえて来た!
こら〜!なんとりよんかぁ!俺は何が起こったのか理解出来なかった、、、次の瞬間親父が取った行動が
俺を前に差し出して
いやぁ〜 子供と、、、。血相を変えて近寄って来る人、、、俺と親父を目の前にした人が言った一言に俺は
愕然とした、
まぁ子供と一緒でプロではなさそうなので今回は見逃すけどこれは全部売りもんやけねぇ!、、、
そこはれっきとした採石場だったのだ、、、、。俺たちは何度もこの場所で
石泥棒をしてた!しかも子供の俺をいざという時のだしにして、、、、。庭の石はほとんどここから拝借したものだ、、、。

最近やっとではげて来た街路樹!
今日は昼間にSATOSHIがやって来てソロコンに向けてやる曲のBASSを整理するためにフレーズや合図などの確認にやって来た。
だいぶん朝晩寒くなって来て風邪ひきさんが周りもかなり多いので気をつけてね!
*HPのSPECIALにファーストフライトの写真が掲載されてます。
posted by usui special at 19:45| 福岡 ☔|
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