2007年07月31日

しあわせな気持ち

早くも7月が終わろうとしている、最近は気分的にも時間的にも忙しく、心に余裕もあまりない。毎年のこの時期の事だけど、創造の時間や想像の気分とはちょいとかけ離れてしまって、妙に現実的な毎日をこの時期は毎年過ごしてる。今日は久しぶりに月が満丸で、ベランダで夜に煙草を吸ってて見とれてしまった、当たり前のように毎日頭の上にあるし、いろんな形を変えて当たり前のように日常に輝いてるものなんだけど、凄く不思議な気持ちになった、こんな近くにある星、こんなにでかい星、手が届きそうな星、そう、星として考えれば特別だ。近すぎる、、、。とか思ってしまった。この地球だって惑星だとか思うと、月から見てみたいなぁ。久しぶりにメランコリックな気分になった。

ここ何年かは考えてみれば、自分の表現も含めて凄くメランコリックとかとはかけ離れて

る、それは何と言うか、退廃的な表現に心奪われてた気がする、音楽ではPINK FLOYDの人間の心のDARK SIDE OF THE MOONや絵画ではダリや岡本太郎のシュール、文学では自殺してしまう作家の自伝的な小説、太宰の「人間失格」「晩年」、芥川の自殺したあとの「或る阿呆の一生」、三島の「仮面の告白」これは最後まで読む気がしなかった、、、。誰にもある心のDARK SIDEな部分に芸術を感じてた、またそれを表現したいと思ってたし「媚薬」もそんなアルバムだ。決して聴き終わったあとにHAPPYになる物じゃない。

たいはい-てき 【退廃的】<
(形動)
人心が荒れて、道徳や健全さが失われているさま。デカダン。
「―なムード」

今日あるプラニング会社の見知らぬ女性からHPのアドレスにメールが届いた。HPを立ち上げてから、いろんな人にメールをもらう。知らない人や、懐かしい人や、懐かしい人の娘さんまで、エールを送ってもらう。嬉しい限りだ、これが発信する事なのかとか、ネット社会なのかとか思ってしまう。その今日のメールで幸せな気持ちになった、、、。家出する前に、高校時代の思いでは行橋市だった、バンドばかりやって、高校3年の頃はその辺りの高校の文化祭全てに顔を出してた、よく学校もさぼって、違う高校とか関係なく友達だったりで行橋市でツルんで音楽の夢を語ってた。勿論お金はなく、今月はレコード買うか、ギターの弦買うか(当時はアメリカ製の弦は¥2000くらいしてた)そんな時代によく通ってた喫茶店があった。以前の記事でも紹介した「画廊喫茶マリー」今考えると当時の俺たちにとってマリーに行く事は贅沢だった。前の記事でも書いたけど、ハンバーグカレーがお気に入りで¥550、それがいつも御馳走で食べたかった、ある日マリーに行って¥500しかなかった、、、コーヒーにしとこうかと思ったけど、どうしてもハンバーグカレーが食べたくなって、「すみません、、、ハンバーグカレー、、、¥500で、、、、サラダ抜きとか、、、してもらえますか、、、、?」マリーのおくさんは一言「いいよ〜」、、、嬉しかった、その当時マリーは夫婦でやってて旦那さんが描いた絵画が飾ってあって、おくさんは小さな子供の乳母車を押してた。、、、いろんな深い話もしてないし、高校生の俺たちには常連で通えるほどお金もなかったけど、、、青春の店だ。その記事は去年の12月にアンプ修理で訪れた時に書いた、記事はこちら http://rock-denashino-3cord.seesaa.net/archives/20061230-1.html
それがこの時代にマリーのおくさんに届いた、経緯はわからないけどプラニング会社の人がマリーのおくさんと知り合いみたいで、その女性経由でマリーのおくさんからメッセージが届いた、、、。「碓井様

パソコン・くるま・カードetc…
現代文明についていけない、超アナログ夫婦です。
知り合いの方から ブログを知らせてもらって
初めてわかったステキなギタリストさん。
36年変わらない店をするのも大変でしたが、
あなたの言葉に感謝と感動をいただきました。
ありがとうございます。
家出のこと少々お話し聞きたい気もします。
いろんなことがあったのでしょうね。
行橋に来られた折は、神秘のベールをぬいで
お顔を見せてくださいませ。
ご活躍祈っております。」

何かうれしかった。幸せな気持ちになった、言葉には出来ないけど。こちらこそ有り難うございます!久しぶりにこんな気持ちになったよ。近いうちに正体を明かしにと、そしてサラダ有りでハンバーグカレーを食べ、お礼を言いにマリーに行きたいと思う。みなさんありがとう!

全然関係ないけどしあわせ01.jpgドラえもん、、、いやJUMBO!、、、ある意味しあわせになれる頼りがいのあるDOGDAYS!も元気だよ。
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2007年07月28日

最近の俺

以前「ふぬけのブルース」という事を書いた。相変わらずこの夏は「ふぬけてる」けどブルースでもライトニンみたいに明るくなくフレディやアルバートみたいにジョジョ的でもなく、まるでピストルピートみたいにHARD BLUESだ!、、、分かりにくいなぁ、この状況を受け入れようと今年は決めた。小説は芥川を読んでる、絵画は相変わらずダリを見てる、映画は、、、観てない、音楽は新しい(俺が知らなかった世界)を聞く機会が多い、それは生徒さんのお陰で、いろいろCDを持って来てくれる、ありがとう。最近かっこいいと思ったのはライノセラスというデジタル系のフランスのバンドだ、最近のバンドでもなく90年代から活躍してる、iPODのCMの曲のバンドだけど、やはり音楽と言うのはそれぞれの世界、うん、心の世界に広がって行くのが良いバンドで曲であると言う事を思い知らされた。それは伝統や伝説と言うものを取り除いて音楽を聴いたりすると素直に心に世界が広がったり、絵が見えたり、いろんな事を不思議と思い出したり。

心に届くと言うのは、聞く側も開いてないと届かないと思う。

最近02.jpg最近01.jpg最近の俺!

写真は苦手だけど、、、。

2007年夏も何とかやってるよ、みんな暑い夏を乗り切ろう!
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2007年07月25日

今月のアルバム ,,,Jul

やばい!今月はこのコーナーを忘れてた、この時期は何かと忙しく、イベントや憶えないといけない曲も多く、自分の表現も中々出来ない、今週から梅雨も明けて一気に暑くなった。夜も気温が下がらず、今週も0時にチャリをこいでたら汗が出て来る、夏本番と言う感じかな、そんな夏に是非クーラーをガンガン効かせた部屋で、彼氏彼女とマッタリ聞いて欲しいアルバムだけど、この企画は説明しないといけない、ラジオ番組をやってる時に今週のアルバムと言う企画があった、好きなアルバムをジャケットから思い入れまで徹底的にお届けしてた企画のブログヴァージョンだよ。、、、で今月のアルバムは!

p3418-mid.jpg

「BLUE」ジョニーミッチェル。71年の作品だ。

試聴はこちらから http://wmg.jp/artist/jonimitchell/WPCR000075230.html

もう何年か前に引退してしまったけど、画家でもあるんだ。作品のジャケットも自分で自画像を描いたりしてる、簡単なプロフは「20世紀に確立された“ウーマン・ミュージック"の草分け的存在。彼女の数々の偉業が、女性シンガー・ソングライター・ブームのきっかけになったといっても過言ではないだろう。60年代初期、フォーク・ミュージック全盛という時代背景の中、コーヒー・ショップでの弾き語り奏者として活動を開始。67年には、<リプライス・レコード>からアコースティックを基調とした作品でデビューを果たした。以降、『クラウズ』(69年)、『レディーズ・オブ・ザ・キャニオン』(70年)を立て続けに発表し、『レディース〜』からは「ビッグ・イエロー・タクシー」がチャート・トップまで上り詰めている。しかし、天才ミッチェルの名を世間に知らしめたのは、なんといっても71年に発表した『ブルー』だ。心の浮き沈み/怒り/悲劇/癒し……といったさまざまな感情をしたためたこの作品は、御大ボブ・ディランをもいたく刺激。それは、彼に「ブルーにこんがらがって」というナンバーを書かせるほどであった。74年には、ジャズへの深い傾倒を示した『コート・アンド・スパーク』を発表。「パリの自由人」「陽気な泥棒」「ヘルプ・ミー」など3大ヒット曲を次々と世に送り出す。本作以降、彼女の音楽制作において「ジャズ」が重要なポジションを占めていることは、言わずもがなだ。ジョニ・ミッチェルの作品はどれも実験的遊び心と飽くなき好奇心に満ちている--そして、その探究心は一握りの可能性を求めて弾き語っていたかつての日々となんら変わることなく、彼女の音楽に反映され続けているのだ。」20代の頃年上の女性の生徒さんにある日このアルバムを借りた。当時は正直分からなかったけど、その年上の生徒さんとリンクしてて気にはなってた、、、。数年後に元RED WARRIORSのギターリストのSHAKEさんと交流を持つようになり、当時のSHAKEさん家に遊びに行った時にこのBLUEがあって聞いた、他のジョニーミッチェルのアルバムも聞かせてもらって、ハマった。何かがきっかけで心のある部分が開くもんだ。

今だに聞きたくなるアルバムだし、凄く女性を感じる。彼女自身も恋多き女でそのつどアルバムの感じが変わる。それは凄くアーティスティックだと思う、今はもう引退してしまったけど、画家でもあるのでジャケットは本人が自画像を描いたりしてる。決してHAPPYで楽しくなるような表現じゃないけど、凄くキュートだと俺は思うよ。

この夏にクーラーの効いた部屋でどうぞ!
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2007年07月24日

2007 夏到来

今年も本格的な夏がやって来た。梅雨も上がったみたいだ、今日はカラッとして天気が良く強い日差しさえも気持ち良く感じられ、日陰に行けば涼しい感じがして、まるでカリフォルニアのサンタバーバラみたいだ(、、、行った事ないけど)それと同時に大好きなチャリで動けるので開放感がある。今週は夜は片道30分の六本松のスタジオへ5日行く事になるのでエクササイズ出来る、今日も行って来たけど久々のチャリで桜坂は少々こたえた、、、。夏と言えば、夏休み、夏祭り、花火、海水浴、フェスなどいろいろ楽しみもあるけど、恋が始まったり終わったりも今までの人生で多かったし、そんな相談や悩み事を聞いて来た、心が開放されるのかな?前にも書いたけど、俺が子供の頃はクーラーが客間に一台しかなく、お客さんが来なければスイッチが入る事はなかった、だから夏と言えばクーラーをガンガンきかせた部屋で昼間からラジカセでボブマーリーを聞きながら女といちゃいちゃと言う不健康なインドアな夏が最高に幸せに感じる。

今はこんな仕事なので、いやでもインドアでスタジオと言う密閉された空間で、いやと言うほどクーラーの中で体調管理しながら毎日を過ごしてる。あと家では夏でもお湯割りを飲んでるよ、こたつでアイスみたいなもんかな。

夏到来01.jpg夏到来02.jpg小倉祇園太鼓!

今年も夏を楽しもうね。
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2007年07月22日

土曜日

みんなにとって土曜日ってどんな日かな?週休2日の人は次の日も休みだし、好きな事やったり体を来週の為に休めたりと、きっと充実した日なんだろうな。俺もサラリーをやってた時は完全じゃないけど休みの事が多かった、凄く待ち遠しかったし楽しみだったのを憶えてる。好きな音楽聞こうとか、ギター弾こう、本読もう、彼女とマッタリ、買い物、映画観よう、うまい酒飲みに行こう。いろいろ自由へと頭が解放してた気がする。逆に日曜日は次の日からまた仕事が一週間始まる、、、溜ってるあの仕事をいつまでに仕上げないと、とか「サザエさん」くらいからユウツになる。花金!と言う言葉が出来てもう随分経つけど、、、。音楽で飯を食うようになって自由な土曜日がなくなった。逆に週で一番忙しい曜日になった、土曜日は昼の13時から21時までスタジオに籠りっぱなしになってもう十数年、、、一番ひどい時は朝10時から籠ってた。要するにみんなが休みの時が忙しいとき、嬉しい悲鳴だけど、19時くらいになるとアコギのコードが旨く押さえられないくらいになってた時期もあった、指先が真っ黒に鬱血してた。長年ギターを弾いてると障害が出て来る、最近は慣れて指は大丈夫だけど、そう言えばSHAKEさんも人差し指の付け根が痛い、と言ってた。職業病かな。けどみんなが楽しみにレッスンにやって来てくれて、何か楽しみになったり、生活の一部にギターがあったり、みんなの楽しそうな笑顔を見ると癒されるし、基本的に俺は中学生であろうが60代の人であろうが接し方はあまり変わらない、音楽に年齢も性別も関係ないように思う、何か瞬間を共有出来たり楽しめたら嬉しく思う。中々きつい土曜日ももう10数年なるけど、嬉しい悲鳴なのかもしれない、開店休業状態の自営業はなりたたないし、繁盛してるお店は、味だけではなく店主の人間性が関係してると思う、まやかしで商売してるあなた!WATCH YOUR STEP!そんなにお客さんは甘くないよ!

俺も頑張ろっ!今後10年続くよう。

プロフSTAE CHILD.jpg

STARCHILD!
posted by usui special at 02:29| 福岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月18日

コンプレックス

この時期にしては珍しい大型台風も去り、梅雨も来週には明けそうだ。水不足は解消出来た気がするけど、各地の被害もひどい、、、。そして今年は猛暑らしいので、熱中症何かには気をつけないといけないよ。

子供の頃からよく親に「お前は川で拾った子だ」とか親父と義母とどちらについて行くかとか言われて来た、小さい俺には意味も分からなかったけど、痩せ過ぎているといつも言われ、体質改善にと東京まで連れてかれたり、大分まで「お灸」をすえに行かれたり、そこは「お灸」てもんじゃなく、必ず背中に10カ所くらい水ぶくれになって、拷問に近かったし、まずい漢方の煮出したやつを、一日3回は飲まないといけなかった。そんな事も俺が「つまらん」原因の一つだったし、コーラとかジュースもあまり飲ませてもらえなかった、、、。中学生くらいになると男子はみんな男っぽい骨格になり、スポーツが出来る奴が人気者だ、俺は女子に「カモシカのような足」とか「女みたいな手」とか言われてた、それがコンプレックスになった。まだ身長も低く、前から3番目くらいだったし、頭も坊主で、よくマンガの一休さんみたいだと言われてた。学校でも痩せてる事を言われ、家に帰っても親から言われ、まるで病人扱いだった、、、。

大人になっても20代くらいまでは夏場でも半袖は着なかった、、、家出した後音楽で食って行く事の証として、髪を伸ばし、そして染めた。でも天神や人ごみに出るのがいやだった、それはみんなにジロジロ見られるのがイヤだったんだ、当時はミュージシャンくらいしか男は髪を伸ばしてない時代で、、、今はおしゃれや美容師何かもミュージシャンみたいにだけど、、、音楽で飯を食って行くようになったけどバイトもしてたし、飯を

食ってると言ってもインストラクターだ!アーティストではない、自分の作品で飯を食って行きたいと思ってたし、それが本当の意味で音楽で飯を食って行ってる事だと今でも思ってる、ゴルフで言えばレッスンプロかな、今だにアーティストにはなれてないけど、そのスピリッツは変わらない!ギターリストにも興味ない、誰かのバックをやってとか、どんな仕事をしてとかにも興味ない。食って行く為にはインストラクターで事足りてるので、それ以外の音楽活動はアーティスティックな事だけをやりたい。だから名刺なんかに「ギターリスト」って言う肩書きは恥ずかしく思う。多分こんな俺にバックの仕事も来ないと思うけど(笑)

今は半袖を着る事や、タンクトップでも気にならなくなった、別に自信が出来た訳ではないけど、年を重ねると、そんな自分も受け入れたのかもしれない。今だに痩せてるし、20代の頃とジーンズのインチも変わらない、と言えば嫌みに周りは聞こえるみたいで、体型を保つ為に何かやってるでしょとか、タンクトップ着てると「肩の張った女みたいやね」とか嫌みを言われるし、飲み屋に行って必ずオネェーチャン達に言われるのが「指長ーい!」とか「手きれーい!」とか、、、お決まりだけど、もう慣れたし、全てを受け入れられるようになった。でもこれもみんな若い頃は俺を悩ませた事だし、考えてみると骨格が小さいみたいだ、骨も細いし、背はあるけど横はどうする事できない体質かなぁ

これも俺のコンプレックスだよ。痩せれない人にとっては「何言ってんだ!」って言われそうだけど、人は多分自分にしか分からないコンプレックスを抱えてるもんだと思う。

クーラーにもだいぶ慣れて来たけど、コックピットは機材の熱がこもるのでクーラーは欠かせないけど、健康を考えて最近入手したよ!

コンプ01.jpg超小型扇風機!深夜番組で売れ筋ランキング2位になってたよ、ここまで小さな奴はなかったみたいだ。¥1480也。

コンプ02.jpg全然関係ないけど、大好きな「夜の公園」。

コンプレックスがあるけん人間たい!
posted by usui special at 02:25| 福岡 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月13日

裸の王様とかもめのジョナサン

新しい服が大好きな王様の元に、二人組の詐欺師が布織職人という触れ込みでやって来る。彼らは何と、馬鹿や自分にふさわしくない仕事をしている者には見えない不思議な布地を織る事が出来るという。王様は大喜びで注文する。仕事場に出来栄えを見に行った時、目の前にあるはずの布地が王様の目には見えない。王様はうろたえるが、家来たちの手前、本当の事は言えず、見えもしない布地を褒めるしかない。家来は家来で、自分には見えないもののそうとは言い出せず、同じように衣装を褒める。王様は見えもしない衣装を身にまといパレードに臨む。見物人も馬鹿と思われてはいけないと同じように衣装を誉めそやすが、その中の小さな子供の一人が、こう叫ぶ。「王様は裸だよ!」
なお、日本でのタイトルが裸の王様なので、何も身につけていない全裸だと思われている節があるが、実際には下着を身につけている。絵本版などの挿絵もそうなっている。


この物語は深いと思うし、俺の原点でもあるし、こうなっちゃいけないとずっと思ってる。こんな人達も多い世の中だけど、この物語で唯一救われるのが、王様がお茶目で誰にも迷惑かけてないと言う事だ。裸の王様でしかも他人に迷惑をかけてるのも分からない人達も多い気がする。

カモメのジョナサン・リヴィングストンは、食べることよりも空を飛ぶことに生き甲
斐を感じる。群れの他のカモメが食べ物を漁っている間も、より速く飛ぶ方法を研究
している。飛ぶことは自由になることであり、それこそが真の生きる意味だとジョナ
サンは考えているのだ。

そんなジョナサンはやがて、規律を乱すとして群れを追放される。ジョナサンはひと
りになっても飛行術の修業に明け暮れた。

ある日、輝きを放つ二羽のカモメがあらわれる。そして彼らはジョナサンを「もっと
高いところ」(天国、真のふるさと)へと連れて行った。

天国でジョナサンはまったく違う飛行法を学んだ。そして彼はついに瞬間移動もでき
るようになる。真実を見出したジョナサンは、地上にいるカモメに自分の知った真実
を少しでも伝えたいという気持ちになっていった。そしてそれは愛の証明だと思え
た。

天国から帰ってきたジョナサンは、若いカモメに飛ぶことと飛ぶことの意味を教え
る。そして教えられることは教えた時点で、フレッチャーというカモメを後継者に任
命し、自らはどこか別の場所に行ってしまった


かもめのジョナサンだけど、この話もバイブルだ!いつの頃からか忘れたけど、この小説を新たな旅立ちをする人にプレゼントするようになった。作者のリチャードバック自身も飛行家らしく、飛行に関しての小説もあるよ。今日はこの二つの物語に関しては多くを語らずに感じてもらいたい。近いような真逆なような話だけど、、、。俺のお気に入りだ。

裸00.jpg名盤100選!のLP盤が出るみたいだ。予約のみらしい、、、欲しいなぁ。

裸01.jpg

約10年ぶりの元祖長浜屋!

どうだ!優一!
posted by usui special at 03:41| 福岡 ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月10日

恋をしようぜ!

決まって夏は別れや出会いがあるような気がする、昔から俺は男女問わず恋の相談を受けて来た、言いやすいのか分からないけど、いろんな男と女の物語を垣間みて来た。何とか仲直りさせようと取り合った場で取っ組み合いのケンカに発展した事もあった、、、。はたまたいかにも遊ばれてる女にははっきり「遊ばれてるよ」って言ったけど、遊ばれてる証拠をつかんでもその子は忘れる事が出来なかった、、、そんな時決まって言ってたのは「三ヶ月に一度自分に幸せな時間が訪れて、それ以外は遊ばれてると分かっても、その一度の時間で三ヶ月暮らせるのならば、関係を続けたら」だった、、、。今はそんなのんびりした時代や関わりじゃない。

最近の高校生なんかは恋愛の話をしたがらないと言うか、小学生のようなことを言う「あんまり女子とは話さないし、、、」俺はいつも「???」な気持ちになる。

恋をしようよ!それは異性に限らずに気になるもの、音楽や絵や状態や関わりやハマったもの、芸能人と何でもいいと思うんだ。それにドップリハマってみると良い、そこに活力や反省やしあわせ何かが待ってると思う、その手前で頭で考えて止めてる事が多くない?それでは成長出来ないよ。

先日は年に2回くらいある飲み会があった、もう10年は続いてる、飲みに行ってる相手も素晴らしい芸術家で経営者で人生の凡人から言うと成功者だ、音楽も詳しく、凄く刺激

になる、美的感覚は俺は凄く影響を受けたのかもしれない、彼もいつも恋をしてる、音楽や美しい物や人に。そこに仕事に繋がって行く活力や美意識を見いだしてる気がする。

恋を02.jpg恋を01.jpg春吉の和食屋さん「はな庵?」だったと思う。メニューがなく次から次へ創作和食の上品やつが出て来る。旨かったなぁ。

昨日は行きつけのダーツバー件ダイニングの店に行ったら、昼間に西武球場での試合をTVで見てたホークスの某選手が夜の23時には、その店にきれいなオネェちゃんとやって来た!早いなぁ、、、今年は何かと飲み屋でホークスの選手と一緒になる、あえて名前は伏せておくけど、みんな恋をしてる!

恋をして人生の活力にしようぜ!
posted by usui special at 02:28| 福岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月07日

ふぬけのブルース

最近はここ何年か珍しいくらい絶不調!だ。原因もわからない、何か心のある部分が停止してしまってる感覚。行動したり思考する事を嫌がってるというか、天気のせいもあるのか、クーラーに未だ慣れてなくてダラッとなってるのか。気分転換に街へ繰り出す気にもなれず、飲みに行ってもアルコールの量は激減し、、、楽しくない。そんな時は決まって不の方へ物事を考えてしまう、休みの日も何となく終わってしまう、、、、いけない!読んでるみんなにも不を与えてる。

先日このブログでは有名人の銀ちゃんとのレッスン後の親睦会に行って来た、必ず銀ちゃんとはレッスン後には行われる事で、しかも旨い店を開拓してくれる、雑誌見たり、自ら下見で行ったりして、ここなら!と言う店に俺を連れて行ってくれる、嬉しい事だ。今週訪れたのは、薬院の四つ角から平尾方面へ100mくらい行って角を左に曲がり30mく

らいの所にある江藤家というこじんまりした魚の美味しい店だった。入ると店内には10数名の団体客、、、どう見ても業界人で大騒ぎしてた、俺たちは小さなカウンターに通され、未だ若い店主に小声で「すみませんねぇうるさくて、、、」確かにうるさくがたいの良い人が何人かと、これまたみんな美人の取り巻きが5、6人、、、野球選手かなと思ったけど、見た事もない顔ぶれ、けど色紙にサインを何枚も書いてた、、、そのうちの一人が店を出て行った、その30分後くらいに戻って来た時には、これまたスタイルの良い美人を連れて来た、その美人は関西弁で「最終の新幹線に乗って来たで」と言った、、、、わざわざ最終の新幹線で会いに来る?バブリーだ。がたいの良い連中はラフな格好はしてるけど、どこか高そうな装飾品や服、プロレスラーか?よく食べよく飲み値段等いっさい気にしてない様子。宴もたけなわの頃、がたいの良い3人がトイレの前でこそこそと、、、俺が払う、俺が払うとやってるのだ、結局関西から彼女がやってきたがたいの良い人が全員分を払った、、、、。「じゃあ次回俺払うわ」ともう一人のがたいの良い人、、、、。結局そのがたいの良い人達は、プロの競輪選手みたいだ、俺はギャンブルは一切やらないので知る余地もなく、銀ちゃんも知らなかったけど、知る人ぞ知る有名人なんだろうなと思った。凄くバブリーでびっくりしたよ。それ考えると誰もが知ってる有名人ってもっと派手に飲んでんだろうなって思った。

ふぬけ01.jpg「江藤家」の沢ガニ。

ふぬけてる場合じゃないな!
posted by usui special at 16:59| 福岡 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月05日

繋がってる人と繋がってるだけの人

やっとで体調が戻って来た、と言うよりこの夏の湿気とクーラーの温度差に対応出来るようになって来た。こんなにクーラーに弱くなったのかって気がする、若い頃は冷蔵庫のように部屋を冷やしたまま寝て、布団にくるまっても平気だったしむしろ心地よかった。前にも書いたけど子供の頃には家にはクーラーは客間に一台しかなく、お客さんが来た時しかスイッチが入らなかった、、、今は仕事柄密閉された空間、すなわちスタジオなのでクーラーは欠かせない、暑さには強く、真夏でもチャリだ。やはり自然の風の方が好きだとここ何年かで実感してる。逆に車や電車やバスの不自然な涼しさには抵抗を感じるように

なった、自然の暑さや寒さが好きなんだとこの年になって思って来た、、、やはり年を重ねると言うのは子供に還るのだろうか?

去年の今頃は確か「媚薬」を作ると決めていて、雨の曲を作ろうと思い「maybe,,,」が出来てあえてアコギで鳴らないこの季節の音をRECしたか、まだしてないかくらいだと思う、、、そして去年の今月に事件が起きて、もうすぐJOKERが出来るくらいかな、知り合いのお世話になって発信の活力になった店も新店舗が倍の広さになってオープンするのも今月だった、、、全てが今年とは違ってた、、、JOKERも今年はいない、、、その店も不本意な出来事でもう行ってない、、、今年は。全て自分がしでかした事ではない、、、。状況としてこうなって、俺は受け入れているだけだ、、、。受け入れてもいないけ

ど、、、それが答えのない答。状況だけだ!
凄く自分としては心や体で感じる状況で繋がってると思ってる事が粉々に簡単に崩れ落ちる事が多い、それが10年20年関係ない。けど最近思う事がある、残るもの!言葉やメアドや信頼や繋がりよりも強い物!一方的だけどイヤでも良くても悪くても自分を示す物だ、それは俺にとっては作品であり曲でありアルバムだ!繋がっていなかったり、切れたりそんな関係でもCDは残り、曲は頭の中に潜みおれのイメージになる、みんなが思い出の青春ソングがそれぞれあるように、、、何かを残す表現は大事だと思う。

繋がってる01.jpg久々のCOCKPIT!

面倒くさがらずに作業しよう!

人と繋がると言うのは面倒くさいけど、ちゃんと逃げずに相手の事考えようよ!曲作ってrecするのに似てる気がするなぁ、、、大変だけど、その先に素晴らしい事や悲しさや、大事な事を教えてもらえるよ!スポーツに近い気がするなぁ。
posted by usui special at 02:30| 福岡 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月03日

刹那

「刹那」という言葉を耳にすると、反射的に「刹那的な生き方」とか「刹那主義はダメだよ」と、否定的な言葉が連想される。もとの仏教語としての「刹那」は「きわめて短い時間。瞬間。時間の最も短い単位」という意味で、決して否定的な意味合ではない。まあ仏教語は、だいたい世間では肩身の狭い思いをしている。言葉の本来の意味とかけ離れた意味で使われているから。辞書には「刹那主義=過去や将来を考えず、ただこの瞬間を充実すれば足りるとする考え方」とある。
 しかし、もとの意味に戻って考えれば「刹那主義」は案外、素晴らしい考え方だと思る。言い換えれば「瞬間主義」あるいは「現在主義」「瞬間を本当に充実して生きる生き方」と言い換えてはどうだろうか。「今(瞬間)だけよければ過去や将来はどうでもよい」という否定的な態度ではなく、「今(瞬間)がよくなければ過去も将来もよくならない」という積極的な態度だ。俺たちの生活の中で感じる「瞬間」が本当に充実しているとき、ひとは過去も未来も「瞬間」の中に包まれてあると感じらる。たとえば素敵な音楽を聞いて感動している「瞬間」のなかにすべてがある。それが実感される「瞬間」だ。その実感からさめてしまって、「いま(瞬間)だけよければよいという考えはおかしい!」と批判するとき、人間は「考え」に呪縛されていると思う。本当に「瞬間」が充実していれば、「瞬間」を成り立たせている過去も、そして未来も温もりをもって感じられるはずなんだとおもう。

最近の俺の答えのない答への答えだ!良い言い方をすれば世の中刹那主義なのかな?でもそれは個人的な事であるように思う。その「瞬間」を充実させる事には、それにまつわるいろんな事やいろんな絡みやいろんな人との繋がりで発信出来る事の周りの人達にとっては身勝手な事なのかもしれない。刹那の当事者とその関わってるに人間とには温度差があ

るのかな、、、刹那いという新しい言葉を作ったよ。

刹那02.jpg刹那01.jpg

7月に入り空梅雨だけど博多ではこの季節がやって来たよ。

刹那03.jpg俺にしか多分分からない譜面、、、俺にとっては毎年この季節でもある。

PAL PAL 2007!名付け親でもあるイベント!

人との些細な繋がりを大事にして、相手の気持ちを少しでも考えて『刹那』で生きて行きたいね。
posted by usui special at 01:48| 福岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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