2007年08月29日

鈍行列車

週に2日北九州は小倉のPLUG INと言うビンテージギターショップへLESSONで通ってる。かれこれ今年で10年経つけど、何かと良くしてくれるし、凄くお世話になってる大事なお店だ。ギターのメンテからエフェクツ、アンプのモディファイも全てこのショップ関連だ、機材やギター関係は全てここで買ってるかもしれない。ビンテージショップなので貴重な年代物のギターなんかも沢山観て来たけど、、、俺はビンテージにあまり興味がなく、そのときに自分が出したい音や、ルックスで決まるので年代物のギターは一本もない、あっ!アコギのGIBSONのハミングバードが唯一70年代初めの奴だ。これも弾いてみて一発で音とルックスとリベンジで決めてしまった。リベンジは「リベンジのギター」と言う記事があるので読んでみてね、そこにこのギターの写真も掲載してるんので。

その小倉へはいつも新幹線で通ってる、20分くらいで到着する。ショップは駅の北口の方にあるので(繁華街とは逆で海の方)駅と歩いて5分くらいのショップとの往復で街にも出ない。今日は時間があったので新幹線ではなく特急でもなく快速でもなく、のらりく

らりと鈍行で行こうと決めた。言っても普通列車だけど、博多駅を17:14分発の小倉行きにウーロン茶を買って乗り込んだ、博多駅でみんな降りるため4人座りに余裕で座れた、するとすぐに30代の女性が前の席が空いてるにもかかわらず俺も横にスーッと座った、ん?と思い目が合うと慌てて前の席に座り直した、多分彼女は進行方向に向かって座りたくて、しかも俺のシルエットが女性に見えたんじゃないかな?少し慌てた顔をしてたよ。

天気も良くきっと今日は良い夕暮れを車窓から観れるなと期待してた、発車してすぐに吉塚駅、でその女性は降りて行き、変わりに俺の前に60代の初老の男性と、少しお疲れ気味の40代の女性が俺の隣に座った。外が暑かったため初老の男性は口を開けて、ため息の連続、横の女性は座ると同時に肘あてに肘を立てて眠りに入った。続いて比較的新しめの駅の千早駅で4人座りの後一つ空いてる通路側の席にビニール袋からたくましい太いネギが飛び出したのを抱えてる30代の主婦だろうか?化粧っけはまったくない女性が座った、これで4人座りは全て埋まった、進行方向の窓側に俺、隣に疲れて肘を立てて寝てる女性、俺の前に初老の男性、その横の通路側にネギ主婦。

この1.5m四方に全く繋がりも関係もない4人が今にも足があたりそうな距離で座ってる事に不思議な気分になって来た、するとネギ主婦がおもむろにバッグから小説を取り出したそれは使ってるなぁって感じの布で出来てるブックカバーで覆われており、この移動の時間に慣れてる感じで読書をはじめた、横の女性は寝てる、顔は分からないし本当に寝てるのかは確認出来ないけど、俺の左目の視界の限界の場所にそんな姿がある。香椎駅に着いた、ここの駅は高校生などが沢山乗り込んで来て降車する人も多い、けど俺の周りは誰も降りなかった、するとある疑問がわいて来た、ネギ主婦はどこまで買い物して帰るんだろう?いかにも日常でちょっと買い物に行きましたって感じだけど、、、。前の初老がバッグから書類を取り出して目を通しだした、老眼鏡はかけてないので、以外と未だ若いのかも、外の景色はだんだん緑がまして来て遠くで山や緑が車窓というキャンバスから多くなって来た、俺の頭もだんだん開放されて来たのが分かる、今日は音楽は聴くまいと決めてた、夕暮れも良い感じになってきた、すると「バリッ!』と凄い音が、初老が少し険しい顔で書類をやぶったのだ、一気に現実に戻された、それから西日本新聞を取り出し大胆に広げて読み出した、古賀駅を過ぎたあたりから人もかなり少なくなった、立ってる人はおらず、ネギ主婦は立ち上がって後ろの方の席へ移動した、その後どこで降りたか確認出来なったのが心残りだ、、、。気が付くと隣の寝てた女性も居なくて、俺と初老の二人きりだ、通路を挟んで反対の席は「優先席」と書いている、こんなの昔はなかった、シルバーシートの事か?と疑問に思った、そこには私服の中学生くらいの女の子が携帯ゲームに夢中になって座ってる。赤間駅が近くなって来た、だいぶん乗ってる人の雰囲気も変

わって来た。福岡と北九州の境はどこなんだろうって疑問になった。初老は赤間駅で降りて行った。時間の使い方が慣れてるので、通勤だろう、夕暮れも最高潮を向かえて来た、結局赤間駅で10分止まったりしたので、1時間40分かかって小倉駅まで到着したよ。なかなか面白かったなぁ。

鈍行01.jpg鈍行02.jpgどの駅でも喫煙コーナーは端の方に追いやられてる、今の普通列車はこんな感じ。

鈍行03.jpg今日の夕暮れ。

チャリと鈍行は近い気がした。
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2007年08月27日

MOVIE

また暑さがぶり返して来た、夜も暑い。おまけにスコールのように毎日局所的に雨が降る、去年くらいから感じてるけど、夏が亜熱帯のようだ。何年か前にいった「最後の楽園」のバリ島を思い出す。湿度は多いんだけど、抜けるような南国特有な青い空と真っ白な雲、海は遠浅でエメラルドグリーンではなく、志賀島のような海岸だった。のんびりしてると現地の女の子が髪の長い俺を見つけて「三つ編みせんえ〜ん」と寄って来た。クタという一番の繁華街を歩いてると、遠くでゴロゴロ。30分もしないうちに天気は急変してバケツをひっくり返したようにスコールが降る、それは日本では台風でも経験出来ないような大粒の雨。瞬く間に道は川のように水が流れる、そして30分くらいすると何事もなかったように抜けるような青空。それが今日本で起こってる、TVであるヨットで世界中を旅してる冒険家の人が言ってた、「赤道付近で見られる雲の感じを今日本でも見れますよ」、、、珊瑚もどんどん南の方から「白化」してる、、、人間は?

何十億もかかって制作された映画が¥300足らずで観れる、また何千万もかけて制作されたアルバムが¥150足らずで聴ける、そんな時代において発信する側と受け取る側って何だろう?とか考える。制作する側はもの凄く巧妙にいろいろな思いや仕掛けや芸術性やエンターテインメント性なんかを織り込む訳だけど、受け取る側は「楽しかった」「感動した」も人それぞれ違う訳で、チョイスする作品も感銘を受ける曲も人それぞれだ。メジャーは確実にそれをお金に換えないといけない、インディーやインディペンデントはもう少し自由な表現が出来る、どちらも結果なのかもしれないけど。ストーンズのミックの古いインタビューでこんな事言ってた「ラブソングは何万人の前で演奏する事を考えて作るのではなく、目の前の恋人の事を思って出来る訳で、それが結果的に何万人の前で演奏する事になるんだ。その事をはき違えちゃいけない。」みたいな事を読んで感銘を受けたのを思い出す。音楽と映像では違いはあるんだろうけど、ストーンズの曲を嫌いな人もいる訳で、、、凄く通な映画が好きな人が凄くて、マニアな音楽を知ってるから知らない人を蔑んだりするのは違うと思う。また映画や音楽をまったく聴かなくてパチンコばっかやってる人もちゃんと家庭を築いてたり、やはりそんな人を蔑んでもいけないって思う。

そんな事を最近の映画三昧で思う。

MOVIE01.jpg映画を観る時の秘密兵器。
5.1chのヘッドフォン!しかもワイヤレスなので快適だ。5年くらい前に手に入れたお気に入りだ。

まだまだ続く映画三昧。の巻!
posted by usui special at 01:44| 福岡 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月23日

夕焼け

「ふと後ろを振り返ると、そこには夕焼けがありました」
友部正人の「一本道」という曲の出だしだけど、この曲がふとラジオから流れて来て、感動して長渕剛がギターをはじめたと言うのは有名な話だけど。じゃあ俺は何でギターを弾き始めたんだろう?、、、ビートルズ、キッスを聴いたから?中学生のときの教育指導の先生がお別れ会の時に弾き語りをして感動したから?これらの要素は含まれてるんだろうけど、その時の状況が関係してるのかなぁ、家庭環境、時代、、、分からないけど、少なくともギターと出会って、幸せになれたし、一番は自由がそこにあった。強制ではないし、自らやりたくて、ギターを叩き折られても気持ちは折れなかった。今考えると年齢や

その時代や環境あるけど、必然だったのかもしれない、じゃないとそれが仕事になってるはずもなく、今だに、あ〜でもない、こ〜で

もないと悩んだりしないけど、心理学の世界ではカルマだったのかもしれないなとも思う。意識と無意識が共存して、いろんな事を必然でやってるのかもしれない。(嫌いな事は長続きしないしね)みんながチョイスしたり好んで観たり聴いたり感じたりする事には、必然やカルマで全て大事な事で意味があると思うよ。、、、、と自分に言い聞かせるくらい、絶不調だ!受け入れる事にして、毎日のように朝方まで映画を観てる。これは5年ほど前の「DOGDAY AFTERNOON」と言う曲が舞い降りて来た状況に似てる、、、、これも自分に言い聞かせてる。要するにこのブログは自分に書く事によって言い聞かせて、有言実行してるんだ。と何度目か思う、、、。

緑の自然の色や遠くの山を見るのが好きなんだけど、都会暮らしになって新幹線からの車窓で週に二回しか見れないけど、そんな中でも季節の変化を俺は敏感に感じ取る能力を持ってると思う。山の葉の微妙な緑と田んぼの緑、そのコントラストの青い空で季節が動

いてるのを感じる。夕焼けは夏には俺には感じられない、昼の日差しがそのまま暗くなって行ってる気がする、それが秋を少し感じるようになると、夕焼けの緑に山や田んぼが変わると思う。それを先日の火曜日の新幹線で感じたよ!未だ兆しだけど、、、空は夏のままだけど、緑が秋めいて来た。

夕焼け01.jpg夕焼け02.jpg

夏の終わりと秋のはじまり。

秋が好きな俺は少し嬉しくなった、夜も今週から秋の練習を始めてる、秋本番に備えて。俺はそんなちょっとした変化を、目で見たりチャリで空気感を逃さず感じるのが好きだよ。
夕焼け03.jpg夕焼け04.jpg嬉しくなって久々レコードを買った!なぜかボウイのアラディンセイン。そうすると必然的にCOCKPITに籠って聴く!レコードの音はやっぱ良いなぁ。

秋はすぐそこに来てます。
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2007年08月20日

今月のアルバム、、、Aug

この記事を書くたびにまたひと月経ったのかぁと思ってしまう。今年はとにかく暑くて、夜も気温が下がらないので辛い。年を重ねて来ると夏が辛くなる、元々俺は夏はあまり好きではないので、昼間出歩く時間も減るんだけど、今年はそれプラスやる気までもを奪われてしまった、スタジオに居る時間が多いので、クーラーは効いてるけど、長いときは8時間くらいスタジオに居ないといけないので、長袖が必要だ。大好きな自転車でうろうろする事も今年は出来てない、、、ので必然的にストレスが溜ってる気がする。

と今月のアルバムだけど、80年代初頭はメタルが流行ってた、俗にいうジャパメタブームだ。いろいろ居た、俺は高校生の頃はハードロックが好きだったけどメタルには興味がなかった、あの木の音がしないギターの音色とハイトーンのVOに早弾き、、、今だに早弾きは出来ない、その時にブルースフィーリングがあるからハードロックが好きだったんだと気が付いた。ZEPやパープルから流れを汲むハードロックは好きだったけど、、、。高校を卒業した俺は用もないのに、推薦で受かってしまった大学に通いつつ、本格的なオリジナルバンドをはじめた。それはビートロックバンドで、俺のギターのノリは重たかった、いかにストーンズやフィールグッドみたいなノリでギターが弾けるか試行錯誤してる時に、ハマったと言うか教科書のように研究したアルバムだよ。

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STREET SLIDERSデビューアルバムから3枚目までだ。『SLIDER JOINT』 『がんじがらめ』 『JAG OUT』

試聴はベスト盤のしかなかったけど http://www.sonymusic.co.jp/Music/Arch/ES/TheStreetSliders/sound/list1.html

バイオグラフィーはこちら http://www.up-down.com/010sliders/ss_bio.html

初めて聴いたときは、やっとでストーンズみたいなバンドが日本にも出て来た!だった、しかも浪花節は一切入ってない。ルーズなヨコノリを必死でまねして、自分のギターの改良と肥やしにしたのを思い出す。「so heavy」と言う曲は実際カバーしてたよ。それからオリジナルをvoと共作してコンテストなんかで賞をもらって、さぁ北九州でこれからだ!

と言う時に家出した。そんな時期を思い出す3枚で、今聴いても色褪せずにかっこいいよ。

今日の一言!「恋をしてる女性の背中は凄くリンとしていて、とても美しくなり、凄いパワーを持っており、キラキラ輝いて、とても自信に満ちてる。』
posted by usui special at 02:32| 福岡 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月18日

猛暑お見舞い。

とにかく暑い、夜になっても暑い。ささやかな夏休が終わった、4日間だったけど、ギターは一度も触ってない、cockpitにも立ち入ってない、音楽も聴かなかった。今回は敢えてそうしたようにも思える。こんな休みも久しぶりだった、去年は「媚薬」のMIXや締め切りやバンドのリハで頭いっぱいだったし、、、ここ2、3年はDOGDAYの事で何かと目標をたててそのイメージで動いてたし、頭の中も曲やリハやメンバーチェンジなどで、正月やお盆やゴールデンウィークを過ごしてたような気がする。それはそれで充実した日々だったけど、、、その前もラジオやってたり、イベントに参加したり、ホークスの曲作ったりと、何かと頭をクリーンに出来てなかった気がする。久しぶりの感覚だったけど、ドライブ行ったり、推理小説を一日中読んだり(内田康夫)。毎晩映画を観た、3本も観た。それと今年は、戦争の事も考えた、勿論第二次大戦だけど、一人で鹿児島は知覧町に行こうかなとも思ったけど、時間的に無理だった。

何か今自分の置かれてる状況に満足出来てない時期なのだと自分の思考で分かる。若い頃は何とか打破しようとしてたけど、今回は流れに流されようと思う。気になる事は相変わらず沢山ある、第二次大戦の事や、世界の神話に出て来る神々、人間と言う心理学、宇宙に関する事、新たなDOGDAYなどをゆっくり考える事が出来た休みだったよ。未だ革新的な強い光りは見えないけど、いろんな光合成が新たな息吹を芽吹いてくれると信じてる。

今年の後半に向けて頑張ろうぜ!

bnr_0708_rosanjin.jpg休みの最終日に行って来たよ。『北大路魯山人(1883〜1959)と岡本太郎(1911〜1996)。強烈な個性を持った二人が、親しい間柄であったことはあまり知られていません。魯山人は1905年から2年間、太郎の祖父・岡本可亭の家に弟子として住み込み、書を学びました。ほどなく彼は、書のみならず、陶芸や料理などでも名を高めますが、可亭長男の一平(漫画家)や、その妻かの子(作家)との親交は続いたのです。この二人の間に生まれた太郎も、魯山人を伯父のように敬愛しました。魯山人の書・陶芸作品など約60点、太郎の絵画・立体・陶芸作品など約70点をはじめ、可亭・一平・かの子の資料なども展示し、魯山人と岡本家との三代にわたる交友を紹介します。』以前岡本太郎展に行ったので、それに比べて焦点がぼやけてる気がしたけど、好きな書などがまた観れたので、良かったよ。一人で一時間ちょっとは体感して来たよ。

自分の中に毒を持て!、、、岡本太郎。
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2007年08月13日

夏休み 07’

2007年も夏真っ盛りになった。誰が言ったのか?冷夏?うだるような、何か懐かしいような、夏らしい気候が続いてる。俺も毎年8月の第一週目にYAMAHAのでかいイベントがあるので、それが終わると夏がやって来て、夏休をささやかながら取る日々が10数年、、、。するといつの間にか秋になる。

子供の頃は夏休が嫌いだった、なぜかと言うと、家にいる時間が増えるからだ。親父は国鉄職員で、泊まりがあったり、夜勤明けは2日ぐらい家に居たりと、ランダムだった。台所の食器棚に毎月の親父の出勤表が貼ってあった、俺はそれを隈無くチェックしてた、夏休みは俺の大好きな「夏休み子供劇場」みたいなタイトルで朝の10時くらいからテレビでアニメをやってたけど、親父が居るときはほとんど見れない、続きを観たい、俺の夏休みは決まってた、午前中は2時間勉強。昼からは家の手伝い、親父の庭仕事の手伝い、車の洗車、買い物に風呂の掃除、義母にメモを渡されて、八百屋や薬局にチャリで買い物によく行かされた、夕方になると、庭の水まきに、よしずを立てたりしまったり、日が暮れると雨戸をしめないといけない、夜はTVのチャンネルの権利はあるはずもなく、野球かプロレス。晩飯どきは必ず、俺がいかに毎日の生活でつまらないかので、色々言われる。東京の以前書いた従兄弟の家族が遊びに来てるときはパラダイスだった。そんな時くらいしか海水浴や、小倉の井筒屋に遊びに行く事も少なかった。友達の所へ遊びに行きたいときも、まず義母に「何々ちゃんとこ遊びに行っていい?」、、、必ず義母は親父が居るときは「パパに聞きなさいっ」って言われてた。そうだ俺は、いつ身に付いたか分からないけど親父の事は「パパ」で義母の事は「おかん」って小学生まで呼んでたなぁ。結局親父には言いだせなくて(それを言うと俺がいかにつまらんかの説教や親父の俺に対しての不満を言われるのが分かってたから)親父が居ないときは、強引にでも遊びに行ってたけど、それもチクイチ義母から親父に報告されてた。そんな事が家出するまで続いてた、俺はもう20才になってた。

さて今年も今日からささやかな夏休みが4日ほどある、予定は一日はかみさんの実家で一日は三越である魯山人と太郎展を観に行くよ。けどその日は夜は休みではなかったけど、先日は西岡氏のレッスン前にロングドライブで癒されたぞ。

夏休み01.jpg夏休み02.jpgまずはJRで待ち合わせの大野城駅へ!天気も最高!九州自動車道を南下。

夏休み03.jpg夏休み04.jpg大分方面へ!日田ICで降りて、天瀬温泉〜玖珠町へ、三日月の滝で涼を取ったよ、それから山を越えて、宇佐を目指して、国道10号線を北上して、目指すは、、、、。

夏休み05.jpg夏休み06.jpg途中俺が通った高校に寄り道したりして、行橋市の例の店へ!勿論サラダ有りで。パワフルなご夫婦だった。

夏休み07.jpg今日の一品、基山パーキングエリアの肉うどん!これは旨くて有名だぞ。

癒された一日だった、ありがとう!西岡氏!

能ある鷹は爪を隠す。今年の夏の俺のテーマだ。
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2007年08月10日

大辞林 第二版 (三省堂)
し 【師】<
1 (名)
(1)学問や芸能などを教える人。先生。師匠。
「―と仰ぐ」「―の恩」

(2)僧侶・神父など宗教上の指導者。

(3)中国、周代の軍制で、二五〇〇人を一師という。転じて、軍隊、戦争。

(接尾)

(1)技術・技芸などを表す語に付けて、その道の専門家であることを表す。
「医―」「講談―」

(2)僧侶・神父などの姓氏に付けて、尊敬の意を表す。

俺は師匠や弟子と言う言葉が大嫌いだ。勿論、宗教や伝統芸能なんかはだいだい続くものを焼き直しで変わらずに守って行かないと行けない、そんな事には師匠や弟子の関係は必要なんだろうけど、たかがインストラクターやミュージシャンに師匠も弟子もないと思う、勿論その人に習って人生観が変わったとか幅が出来たとかあるんだろうけど、決して弟子ではない!だからと言って師匠でもない!なぜならば、表現する事はその表現する人の感性だからだ!逆に言えば「あの人の影響は受けたけど俺の表現は唯一無人だ!」って言ってる人の方がアーティスティックだと思う。なぜならそれぞれ感じる事や生活のしかたや、言いたい事は違うと思うし、そんな事を音や色や形に表現する事が芸術だと思うか

ら。自由になる為の音楽。

無茶苦茶でもいいと思うんだ、それがかっこいいと思うんだったらね、それが新しい表現だったりする。俺も今までインストラクターとして何人か育てようとした、俺なりの教え方とか、、、だめだった。インストラクターもバンドを組んで毎週リハして月に一回ライブするくらいのpowerはいる。けどみんなある程度弾けるようになると勘違いしだす、自分のBANDで上手く弾ければ良い、けどインストラクターは真逆の作業だと思う、弾けない人や、昔取った杵柄の年上の人等に、幅広い音楽性で接しないと行けない。その人よりも、その人が好きなジャンルを分かってないと行けない。俺も後継者(決して弟子じゃないよ)自分がインストラクターとして感じた事ややり方を残したいと思ったけど、やめた。誰も食いついて来なかったから、そんな簡単に出来るもんじゃないと思ったし、10年かかった事を3年足らずで伝えようとも思ったけど、人間が育たない。

俺のは誰かなぁ?その時その時間で日々変わってる気がする、全然音楽とは関係ない人だったり、小説の主人公だったり、料理人だったり、生徒さんの一生懸命の演奏だったり、SHAKEさんだったり、PAUL STANLEYだったり、MICKにKIETH、JOHN&PAUL、ダリや太郎、上げればきりがない

よ。何らかで影響受けた人は大事にしよう。

それがそれぞれの心の師だと思う。その師が居たから今があると思う、決して天狗になってはいけないよ、そこの君!
師01.jpg今日の一品は六本松は「之の字」の地鶏のたたき。絶品です!

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2007年08月08日

一年で一番長い日

毎年8月の第一週目の日曜日が決まって忙しい。午前中を知らない俺がAM7時には起きなければならず、夜は打ち上げや二次会も含めて、帰宅時間はAM2〜3時だ。でもこの日が終わると今年も半分終わったなぁって気になる、、、実は半分以上終わってるけど、この日の準備は、毎年春は3月くらいからはじまる、会議をしたり、曲を決めたり、アレンジしたり、30曲弱はあるし、勿論自分も演奏しなくてはいけない、でも基本的には裏方なので、セッティングしたり、心配したりと、心をいろんな方向へ向けてないと行けないので、凄く疲れるけど、達成感だったり、変に親心だったり、不思議な一日だ。それは

PALPALと言う、YAMAHAの生徒さんの年に一度の晴れ舞台だ。今年もクロッシングホールで無事に成功に終わった、生徒達はゴールデンウイーク位から、その曲の練習にはいり、ステージに立つ。俺が思うに、楽器をやる上に置いて、人前で披露する事が一番成長する気がするよ!意識が変わると言うか、年に一度くらいはステージに立とうよ!恥をかいても良いと思うし、親しい人に、こんな自分もあるんだよとか、自分達でライブをやったり、バンドを組む機会が中々ない社会人の人達には特に良い場だと思う。

ステージで演奏する事。は凄く意味があると思う、俺は今だに楽器を始めてからずっともう何十年もその事を第一に考えて来た気がする。何とも言えない緊張感、非現実的な瞬間、本当の自分が発見出来たりするよ!

一年で01.jpg最近の俺の見方だ!
一年で02.jpg一年で03.jpgステージが出来上がってく!

一年で04.jpg今年はちょいと多めで10曲くらい俺も演奏したよ。

一年で05.jpg

生徒さんはみんなよい顔してた!

インストラクターとして一年で一番の大仕事だけど、今年も無事に成功に終わったし、自分の活動の刺激にもなる。このイベントが終わると、ささやかな夏休みに入るけど、最近はcockpitに籠るよりも、吸収したいのか、本を読んだり映画を見ようと決めた。何かと夜は仕事が入ってるけど。

くそ暑い夏に良い思い出を!楽しもうね。
posted by usui special at 01:55| 福岡 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月04日

涼を求めて

8月になった。早いなぁ、、、今年は特に早く感じる、学生は夏休みで、花火大会で、海水浴にキャンプ、大人はボーナスにバーゲンで浴衣DAY!何かと開放的になる。自慢ではないけど人生で何度かしか海水浴に行った事がない、今思い出した海水浴は、小学生の頃近くに「長井の浜」という海水浴場が車で30分くらいの所にあった、そこはアサリが取れるのも有名で、海の家なんかもあって、今の湘南なんかで見かける海の家とは雲泥の差でただ畳のスペースを貸してくれるだけの、本当の海の家。焼きそばもないし、呼び込みのオネェチャンもいない、、、思い出した事は、東京から親父の弟家族が小学生の時にやって来て「長井の浜」に行った。俺たち家族と、親父のネェさん、じいちゃん、東京の親父の弟家族4人だ。

到着したときは潮もひいてて、みんなで潮干狩りをやってアサリを採ってた、あちこちに点でバラバラに夢中にほってた、かなり時間も経って日も傾いて来て、みんなで海の家に引き上げた時に、まだじいちゃんは50m先くらいでアサリを採ってた、するとだんだん潮が満ちて来た、、、海の家からじいちゃんの姿は確認出来た、まだ掘ってた、、、じいちゃん頑張るなぁ、、、それからまた30分くらいじいちゃんの存在は忘れ、冷えたスイカなんか食べながら盛り上がってた、、、俺はじいちゃんが気になってた、、、と言うのも、ずっと変わらない姿勢、、、腰を曲げていかにも掘ってる姿、、、潮がどんどん満ちて来た、、、相変わらずじいちゃんは50m先で掘ってる、、、じいちゃんの体の三分のニくらい水に埋まってた、、、じいちゃん頑張るなぁ、、、どうみても同じ姿、、、その

時、親父が叫んだ!溺れよー!何が起こったか分からなかった、、、みんなじいちゃんの所に走った、、、子供の俺たちには胸の所まで水かさはあった、、、。

じいちゃんはアサリを取ってるんじゃなくて、足が埋まって身動きが取れなくなってたのだ!親父達が埋まってるじいちゃんを引っこ抜いた!気が付くと顔ギリギリまで海面が

迫ってた、、、じいちゃんのプライドを子供ながらに感じたのを憶えてる。約1時間近く身動きが取れなくなってたじいちゃん、でも決して叫ぶ訳ではなく、戦ってたのだ!みんな笑って良かったねって言ってたけど、小学生の俺はじいちゃんのプライドを凄く感じて、じいちゃんの顔ばかり見てた。ありがとうも言わないじいちゃん、笑い話にされてるじいちゃん、俺はじいちゃんばかり見てた。じいちゃんは子供が嫌いらしく、よく布団たたきで追い回されてた、猫みたいにいつも「ゴロゴロ」とタンを絡ませてたじいちゃん、でも実は若い頃は、マンドリンの名手で写真を見ると、大正か昭和のはじめに化粧をして、ピーターパンみたいな格好をしてマントを羽織り、楽団をやってたみたいだ、、、このDNAがおれに来たもんだから、親父にギターを叩き折られた。

じいちゃんの意思は俺がついだから!

涼を01.jpg涼を02.jpg

涼しい2枚!で夏バテを乗り切ろう。
posted by usui special at 03:01| 福岡 ☁| Comment(3) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月02日

HIGH HOPES

運命の鐘と言う邦題のPINK FLOYDの「対」と言うアルバムに入ってる曲のタイトルだけど。この曲は凄く好きで、何が好きかと言うと歌詞が特に好きだ。今日はこの歌詞の内容を是非紹介したいと思って、、、、、、、。

Beyond the horizon of the place we lived when we were young
若い頃 俺たちは地平線の向こうに住んでた
In a world of magnets and miracles
俺たちを魅きつけてやまぬ奇跡の世界で
Our thoughts strayed constantly and without boundary
自由気ままに思いを巡らせてた
The ringing of the division bell had begun
だがその時に 俺たちを引き裂く運命の鐘が鳴り始めた
Along the long road and on down the causeway
”長い道”の”土手”の下
Do they still meet there by the cut?
残された者たちは今では”切り通し”で会っているだろうか?

There was a ragged band that followed in our footsteps
薄汚れた一団が俺たちの足跡を追っていた
Running before time took our dreams away
時が夢を奪い去ってしまわぬように 俺たちは走った
Leaving the myriad small creatures trying to tie us to the ground
俺たちに足枷をはめ土地に縛り付けて
To a life consumed by slow decay
緩やかに腐って行くだけの人生を押し付けようとする無数の小さな生き物から逃れ

The grass was greener
草原の緑は濃く
The light was brighter
光りは輝いていた
With friends surrounded
友人達に囲まれ
The nights of wonder
夜は不思議に満ちていた

Looking beyond the embers of bridges glowing behind us
渡った橋を焼き払い その残り火がはじける向こうに
To a glimpse of how green it was on the other side
かつては緑が茂っていた場所の姿を垣間見た
Steps taken forwards but sleepwalking back again
少しは歩いて近づいてみたのだけれど 夢遊病者のようにいつしか逆戻りいていた
Dragged by the force of some inner tide
得体のの知れない内なる力に引きずられて

At a higher altitude with flag unfurled
旗が翻っていない山に登り
We reached the dizzy heights of that dreamed of world
夢でしかあり得ないような 目も眩む高地まで俺たちはやって来た

[Instrumental break]

Encumbered forever by desire and ambition
人の欲望と野望に永遠が妨げられ
There's a hunger still unsatisfied
満たされる事のない飢えが今も続いてる
Our weary eyes still stray to the horizon
俺たちの疲れた目は今でも地平線のあたりを追い求める
Though down this road we've been so many times
もう何度もこの道を降りてみたと言うのに

The grass was greener
草原の緑は濃く
The light was brighter
光りは輝いてた
The taste was sweeter
口のする物は甘く
The nights of wonder
夜は不思議に満ちていた
With friends surrounded
友人達に囲まれ
The dawn mist glowing
朝もやが立ちこめていた
The water flowing
水は流れた
The endless river
どこまでも続く川を
Forever and ever
いつまでもいつまでも

中央道を富士急バスで富士山へ向かってる時、新宿の西口から乗った、、、そう富士山の麓に住むSHAKEさん家に遊びに行った時のこと、約90分八王子を過ぎてどれくらい経っただろう、、、CDウォークマンでPINK FROYDを聴いてた、、、この曲の始まりの鐘の音が流れ始めた時に、目の前にでっかい富士山が現れた、、、その時の事はハッキリ憶えてる、鳥肌が立った。

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