2007年09月25日

現在地

夏がやっと去って行きそうだ、今年は凄く荒々しく主張し各地で被害も多く何かの警告かのような夏だった。9月に入っても名残惜しそうに最後の週まで「今年の俺を忘れんなよ」って言いそうな勢いで暑かったし、体力ややる気を奪って行った。それに比べてもうすぐ訪れる秋はまるで母のようにやさしく包んでくれる、野菜や果物を収穫させ、海の魚は脂がのり、気温も過ごしやすく、ふとした風や匂いで忘れてた過去のあわいこと等を思い出させてくれる、芸術の秋とも言われるし、食欲の秋とも言われる、俺の一番大好きな季節がやって来る。そんなやる気や体力を完全に奪った夏を静かにやり過ごそうと決めて、いろんな物を吸収しようと決め、観た映画約20本、読んだ本、進行中も含め5冊、観たライブ映像4本、実際に観たライブ1本、自分が演奏したステージ1本、吸った煙草約5カートン、飲みに出かけた日数約20日、真剣に最後まで聴いたアルバム約15枚。

何か吸収出来たかはハッキリとは分からないけど、知りたいこともまだまだ沢山あるし創り出したい表現もある、良い出会いも沢山出会いたいし、悪い別れもどんと来いって思

う。いつもこんな調子、きっとこれが「現在地」俺はどうあがいても俺は俺だ。今夜も受け入れよう。

現在地01.jpg現在地02.jpg今年大阪から帰福した永田クンの新たに参加してるバンド「バイナル」のライブをキースフラッグへ観に行って来た、中々硬派なサウンドに彼を良く知ってる俺はなるほどなと笑顔になったよ。彼のスピリッツを曲げない活動には頭が下がるし、俺も頑張ろうって思う。

秋への準備は出来たかな?
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2007年09月22日

カルマ

 カルマというのは、人間が命を失っても魂は滅びることがなく、やがて再びこの世に生まれ変わるという輪廻転生の中で刻み込まれる「業」のことを言います。この考え方で行けば、現世で生きるということは、このカルマを解消させ、より素晴らしい来世と魂の向上を目指すための通過点に過ぎないと言えるでしょう。
実はこうした魂の流れは、占星術の中でも重要視されていることなのです。

<カルマの法則>

●前世から引き継がれた良いカルマは、現世を全うすることによって、さらに素晴らしいものとなって引き継がれる。

●前世から引き継がれた悪いカルマは、現世を全うすることによって解消すれば、良いカルマとなって引き継がれる。

●前世から引き継がれた良いカルマは、現世を全うすることができないと、逆転し悪いカルマとなって引き継がれる。

●前世から引き継がれた悪いカルマは、現世を全うすることができず解消されないと、さらに良くないカルマとなって引き継がれる。

最近天を仰ぐ事が多い、9月になっても暑いからでもないし、自分のチャリの空気が減っていて坂道が辛い訳でもなく、ギターの弦がさびていて、でも弦を張り替えていないギターの音色にイライラしている訳でもない。ふに落ちない事が多いからだ。例えば自分が盗みに入って捕まったとか、家庭があるのに不倫してバレたとか、、、自分が何かやって悪い状況になれば自分の責任だけど、周りの環境によってふに落ちない。しょうがないと言えばしょうがないけど、俺はサラリーでもなければ、誰かに雇われてる訳でもない、自分で考えて切り開いていかないといけない自由業だ!迎合してないつもりだけど、迎合しないといけないのか?サラリーだと右向け右だと違うと思っても右向かないといけないけど、、、、。

生産性と合理性に中指を!カルチャーにピースを!

人の気持ちや思いがこの世の中を動かす時代がまたやって来ると思うよ。絶対に!

カルマ01.jpgケイタクに出張したシタールギター。鍛えられて来てくれ!

人の気持ちも考えようよ。

俺のカルマを全うするよ!よくも悪くも、悪いかなぁ〜。
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2007年09月19日

10th Anniversary

ここに来ていろんな節目が今年は多い事に気付いた、誕生日や記念日にあまり興味がない俺でも10年と言うのは思う所も多い、子供の頃から自分の誕生日なんかは全然特別な時間を過ごしてなく、と言うかそう言う家庭環境だった為に人の誕生日なんかも疎いしあまり憶えられないし、よって俺に関わりのある人達に多分知らず知らずと迷惑をかけてるのかもしれない。いつどんな事があったよねとかあれは何年前の事だとか、あのアルバムは何年に出たとかは凄く気になるし憶えてる。何でだろう?現実の出来事の方が大事に思ってるのか?今起きてる状況や場所の方が大事なのはみんなそうだろうけど、太宰治じゃな

いけど、ただ過ぎ去って行くだけです。とは良く言った物で、凄く退廃的だけど、、、。

では何が10thなのかと言うとまず小倉のPLUG-INと言う楽器屋さんにレッスンに通うようになって10年、MI JAPANでインストラクターを最初にやった年から10年、そして結婚生活10周年だ。いろんな事があった気もするし、いろんな良い出会いや最悪な別れ、自分自身の魂の発信、等々上げればきりがないので、でもやはり10年ひと昔とは良く言ったもので、何かと状況も変わって来る。自分の価値観も変わった部分が多いと思うし、そしてこの記念すべき10thは実は本厄の年でもあるので、物事を荒立てずにじっと手を見て過ごそうと決めた。ここに来ていろんな状況も変わりそうだし、やはり10年と言うのはいろんな事の節目なんだろうか?でも只言える事は俺に関わるいろんな良い事や悪い事や良い友やJOKERもみんな感謝してる、そんな事があるから今の俺が成長出来てるから、そして一番はこんな俺に付き合ってくれてるかみさんに感謝してる。ありがとう!
10th01.jpgこの景色もいつまで見れるんだろう。

みんなみんな、どうもありがとう!

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2007年09月17日

今月のアルバム、、、Sep

毎週だいたい80名くらいの人とLESSONを通して交流してる、月に換算すれば90名くらいにはなる。いろんな年齢層で男女もさまざまでいろんな人が居る、フォーク大好き、ブルース大好き、現役バンドマン、プロを目指してる人、オリジナル曲をやってる人、楽しみで来てる人。それは十人十色だ、よって俺に求める事もさまざまなので出来るだけそれぞれの人の要求を見極めてより良い方角へ導いてあげたいと思ってる、、、けど中々もって俺もまだまだで100%答えてあげられないのが現状だ、けどやく100人近い人達のそれぞれの方角は理解してるつもりだ、例えばAさんは感性は凄く良いけどリズムを鍛えないととか、Bさんはちゃんと目の前に目標を掲げてあげないと不安になるとか、Cさんは少しプライドが高いので会話には気をつけないととか、Dさんは曲をコピーするのは凄く旨く一生懸命練習するけど応用が利かないとか、そんな事が100人分ある。もう慣れたけどそんな事がインストラクターになってからずっと大変だ、勿論どんなジャンルの音楽性にも答えないといけないので(JAZZは無理だけど)そんな勉強もした。昨晩はそん

な生徒さん主催の碓井組飲み会があった、約20名くらいの参加だったけど、いつもこの手の飲み会は不思議な気持ちになる、実に嬉しい光景なんだけど、いつもは対俺の人達が横の繋がりで交流してる、メアド交換したり共通の音楽ギターと言うキーワードで横に繋がってるのは見てる俺は幸せな気持ちになるよ。

41XS8TFZDSL._AA240_.jpg

BASEMENT MELODY/甲斐バンド。

1980年の作品だ、この頃俺はもう音楽の洗礼は受けててギターも弾いてたし、このアルバムが出たのもリアルタイムで憶えてる、一曲目の「アウトロー漂泊者」は当時TVドラマの主題歌にもなってた。詳細は http://music.yahoo.co.jp/shop/p/12/206621
でも当時は俺は完全な洋楽指向で、幼なじみに甲斐バンドの大ファンが居て遊びに行くといつも聴かされてて気にはなってたアルバムだったけど、ポップな邦楽バンドにしてはロックぽいなとか、詞や曲が良いなと言うくらいだったけど、20代の頃ロンドンに行って初めて自分がアジア人という当たり前の洗礼を受けて、帰国後に邦楽を聴きまくって、その中でやはりこのアルバムはかっこいいと思った渾身の一枚だよ。ジャケもかっこいいし曲もクールだ、まぁ歌謡ロックと言われればそれまでだけど、オススメです。最後にこのアルバムのタイトル曲「地下室のメロディー」の歌詞でもどうぞ! http://music.yahoo.co.jp/shop/p/53/206621/Y006163

甲斐よしひろ公式 HP http://www.kaisurf.com/

posted by usui special at 01:06| 福岡 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月13日

10年ぶり

中学生の時は校則で坊主だった、入学式が近づいたある春の晴れた日に庭で親父にバリカンで坊主にされた、凄く嫌だったけどあの時代は何の疑いもなく嫌でも坊主にしないと中学生になれない事が自然な事だったしPTAとかも機能してたのかなぁ?ウィーンって刈られてる時に涙がにじんで来たのを憶えてる、それはそんな日本の体制とかそんな今時の子供なら議論しそうな次元ではなく、ただ自分の髪がポロポロと刈られて行く様にだ、何でだ?とか言う怒りもなく、ただ自分の姿が変わって行く様が悲しかった。

今では「ひげ坊主」が女達には人気らしいけど、坊主もおしゃれな時代になった、俺はパーマをかけた事が若い頃なかった、理由はないけど。けどサラリーをやめた時に髪を染めた、まだ髪を染めているのはミュージシャンか水商売か、と言う時代だったけど。それは今考えるとTATOOを入れる事に近い感覚だった、もう戻れない、戻るつもりもない。世の中の迎合に!勿論会社のOLさんも髪を染めてる人は居ない時代だったけど。今考えるとおかしいけど髪を染める事にもちゃんと意味があった時代があったんだ。いまでは美容師の方がよっぽどミュージシャンみたいな髪型をしてる、これも時代なのかな、そのうちひげ坊主の総理大臣も出て来ると思うと楽しい。もう俺は生きてないと思うけど。

10年前にMI JAPAN福岡校が出来るにあたって開校から手伝った、その頃にパーマをかけた、だからそれ以後知り合いになった人達は俺がパーマをかけてるのが当たり前だと思うと言うか、その姿しか見てないくらいずっとパーマをかけてた、手入れも楽だし、て言うか髪を濡らしてムースをつけるだけの日々、ドライヤーとは無縁の世界。自分の好きだったり憧れのミュージシャンはみんな髪が長くくりんとパーマがかかってた、それが憧れだった、それはとても世の中の過半数の俗にいう普通の仕事をしている人達とはかけ離

れそれは世間からはみ出してます!的な自由の象徴みたいなものだった。そのMI JAPANを手伝う前までは、天神に出るのも嫌で、インストラクターはやってたけど、ミュージシャンじゃないコンプレックスが強くて、ジミーペイジみたいに長い髪を女見たくパーマをかけるなんてまだまだ俺自身アーティスティックになってからだと思ってた、でもMI JAPANを始めるにあたって正直専門学校で教える自信もなかったけど、自分にはくを付ける意味でパーマをかけた、、、ジミーやポールのように、ある意味またTATOOを入れるのと同じ心境だったけど。

今日パーマをとった、別に今まで書いたような深い意味は今回はないような気がするけど後になって考えればこれも意味があるんだろうな。久しぶりの自分への対面で恥ずかしい感じがしたけど。自分でも何を意味しての行動か分からないし意味はないのかもしれない。

先日久しぶりにEX DOGDAYSの丸山竜一とあった、ソロコンの時以来なので半年ぶりくらいだけど、確実に人はその環境で成長して行ってる気がした、昔と話す内容も勿論変わってるし、時間の経過を感じた。その後JUMBOも合流した、そして偶然にもドラムのKEISUKEとも再会出来た。

10年ぶり01.jpg10年ぶり02.jpg

朝までダーツで盛り上がった!

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2007年09月10日

シングルコイル

ここ毎日続いてた夜の映画鑑賞、今夜はやめた。映画を毎日観てる自分をもう一人の自分が呟く、「おまえこのままでいいのかぁ」心は満腹にはなるだろうけど、時間はどんどん消費してるぞ!ってね。そんな受け身の毎日で良いのかぁ?そしてもう一人の俺は「今はイメージの刺激を受けて充電中だ!うるさい!」今年は第二次大戦の事を真剣に考えてみようと思い、それ関連の日本側からの作品、欧米諸国からの作品などを中心に観てる、そこで感じた一番の事は、あの時代のあまりにも違いすぎる生活水準と文化だ、技術は日本は凄いんだろうけど。大戦の事はそれぞれが想う事が違うと思うので俺の主観はこれくら

いに。悲惨な出来事の影にドラマがある。って言うのが一番のこれらの映画を観ての感想だけど、悲惨であればあるほどその影はより感動的な話になってる、、、ん?待てよ、俺はもっと真実が知りたいんだと言う事に気が付いた、勿論そのあるストーリーの背景が戦時中なのでいろんな真実は事実であるんだけど、家族愛や親子愛でより大戦の悲惨さを描く作品ばかりだ。それがエンターテイメントだし映画というカテゴリーで当たり前だけど。日本サイドの映画はこのパターンが多かった、そんな中一番ドキュメンタリーに近いなと思ったのが「シンドラーのリスト」と「ヒトラー最期の12日間」は俺のあやふやな歴史認識をしっかり整理させてくれたよ。後必ず一緒に借りるのがアカデミー作品だ。歴史に残る未だ観てない昔のから最近のまで必ず一本は入れる、「狼たちの午後」は英語でDOGDAY AFTERNOONって言うのは前にも書いたと思うけど、75年の作品だ。その年のアカデミーではない、6部門でノミネートされたけど結局脚本のフランクピアソンがオスカーを手にしたのみだ、ではオスカーは?
作品賞や主演男優賞、女優賞など5部門も獲得した作品があった、これは以前から気に

なってた「カッコーの巣の上で」主演はジャックニコルソン。くわしくは http://moviessearch.yahoo.co.jp/detail/tymv/id4572/
素晴らしい作品だったし深いし、いろんな事を考えさせられた、最後のシーンは衝撃的だった、「猿の惑星」の最後の自由の女神のシーン以来の衝撃だったかもしれない。

やばい、、、今日のタイトルから脱線してしまった、本当はギターのピックアップについて書くつもりだった、、、。

ロクデナシは徒然なるままに

シングルコイル01.jpg今日の一品。焼酎の肴にはバッチリな鯛わたとフグの皮の上に葉わさび。大人の味です。
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2007年09月08日

この飽食の時代に生まれて

秋を少し感じた、屋台でラーメンを食べても暑くなかった、ヘッドフォンを装着しても暑くない、バスや電車の冷房が寒く感じる。ノースリーブやサンダルやサングラスやホットパンツは健在だ、競うように女達は毎年の流行を買ってる、男から見ればどこが去年と違うんだとか、あれとこれはどう違うんだ?日焼け止めや化粧水、はやりの水着にパフューム。この世の中の資本は女達で成り立ってる。TVのCMや流行もの、音楽や食べ物やお店全て女達が基準だ。そう言えばストーンズにも「おんなたち」と言う邦題のアルバムがあ

る。頑張れ男達!

何もしがらみをなくして自由に暮らして行く事は実は凄く大変で、何らかの組織や家族やカルチャーや宗教に傾倒する事で人は自由になってる気がする。丸裸の自分の意識は実は全然違う所に居てもそう言った見出しがあった方が人は暮らしやすい。それが戦後の物欲至上主義なのか?携帯電話は当たり前の時代になったけど、必要もない機能を沢山つけられて新機種がどんどん出る、誰も頼んでないのにレコードからCDそしてMP3、誰が決めたのかTVも地デジでいまのTV使えなくなる。つまり世の中はどんどん進化して行ってる

と言うのは素晴らしいけど、選択出来ても良いんじゃないか?

お金にならないと商売は成り立たないのは分かるけど、それによって文化は失われてる気がする、勿論こだわりを持って行きてる人も多いけど少数派だ!周りを見渡してもそうだ

ろ?行間を読め!的な事は端折られて、いかにすぐゲンナマに変わるか、、、。

今夜はちょいと荒れてるのを許してね。別に何があった訳でもないけど、今日書いた事は2000年代になってからずっと感じてる事だ。そんなヒートアップした俺を最近癒してくれるのは女優のミッシェルファイファーぐらいだけど。

飽食01.jpg今日の一品はまず宮本孝治とやまちゃんのラーメン。

飽食02.jpg飽食03.jpg穴子刺しと釧路産ボタンエビ。

この贅沢な時代に生まれて、、、。

posted by usui special at 02:57| 福岡 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月05日

鈍行列車 ー弐の巻ー

またまた鈍行列車だ、今日は小倉の日で、仕事始まり時間が20:30からだった。にもかかわらず家を出たのが17時前だ、この事は以前から分かってたので計画は立ててた、、、しかしこう言う黄昏とでも言うべきか癒しとでも言うべきか、チャリでもそうだけどあてもなく遠出したくなる時は心が病んでる証拠だ、今年は徹底的にそんな俺の発想に自分自身付き合ってみようとこの夏に決めた。去年も確か9月終わりか10月にアルバムの締め切りとファーストフライトが重なって全てを一日放り出して粕屋の公園までチャリをこいだ、今年はもっと重傷でiPODも移動中に聴かなくなってる、前回の鈍行でも聴いてないし今日も聴いてない。

だいたいの時間は逆算してた、鉄道小僧みたく時刻表でバッチリ計画を立てるのはイヤなので、行き当たりばったりでとにかく20:30に小倉のレッスンに間に合うように博多駅へと向かった、まず乗り込んだのは「福北ゆたか線」だ。昔は確か篠栗線と言う呼び名だったと思う、駅に着くとちょうど良い時間の列車がすぐありそうだったので、水を買って乗り込んだ。列車01.jpg17:09発の新飯塚行き。この線は俺にとって篠栗より先は未知だったし、よくJUMBOが毎日利用してるので気にはなってた、車両も何か鈍行なのに特急のようだなとかの記憶で胸が膨らむ中、現れた車両は古い奴でしかもみんな横向きに座るやつ、、、なんでやねん!と突っ込みをいれた。立ってる人も居なく学生もちらほら、、、吉塚でも何人か乗車して来た、俺の横にはバカップル「俺大学落ちたもんね」「えっ!名古屋の?、、、」「、、、九大法学部」彼は自慢げ、付き合って間もないのか?、、、格好はB系崩れ、、、「まじでっ頭よくないっ」、、、前には30代の女性がずっと携帯とにらめっこ、その横には女子大生風の娘がこの季節にノースリーブにホットパンツ、、、。以外だった、、、「柚須」「原町」でどんどん降りて行った、博多からほんの10数分だ。「篠栗」に到着、天気は良くない、、、と言う事は夕焼けは無理そうだ。そこである事を思い出した、家出する前に俺はプチ家出を繰り返してた、博多に彼女が居たので何も言わず大学にも通わずに彼女のアパートへ一週間とか泊まってた、その時期に知り合った年上のカップル、とても素敵なカップル、よく四人で阿蘇なんかにドライブ行ったりしてた、その先輩もギター弾きだった、その先輩が篠栗に住んでた、家を飛び出してその先輩の家にもお世話になってそこから実家に電話してくれたりして迷惑をかけてた。その後その先輩は今もあるのかなぁ?親

不孝通り辺りにあったイエローサブマリンと言う雑貨店で働いてた、その後何年かは音信不通だったけど確か俺がインストラクターをやりだしてすぐの頃に、結婚して篠栗に新築の一軒家を構えたと言うので篠栗線で遊びに行った、、、その先輩はイエローをやめて服飾系の大手の会社で働いてた、素敵なカップルは、、、あの頃とは違ってた、、、些細な事で俺の前でケンカばかり、、、先輩はおもむろに押し入れからギターと古びたアンプを取り出しセッションした。3コードのブルースだったと思うけど、、、そして俺は嫌みを言われた。「人にギター教えてお金をもらうって事はプロでもなんでもないね、、、アーティストじゃないとね、、、」ショックだったけどこの頃からアーティスト魂が芽生えたのかもしれない。泊まって行けと言われたけど、断った、、、。それ以来途切れた。

気が付けば外は大雨、、、「筑前山手」でドアが開いた時に懐かしい土と緑や山が雨で蒸発して行く際の懐かしい匂いがした。そうだ!また同じ疑問が!福岡と筑豊の境目はどこだ?、、、長いトンネルを抜けて「九郎原」に着いたら飯塚市だった、と言う事はやはりまたトンネルが境目かぁ!ところでJUMBOはどこの駅で降りてんだ?この距離を毎日とは恐れ入りました。約50分で終点の「新飯塚」列車02.jpg次は何も決めてない、、、直方方面へ行くのか、田川方面か、、、ホームの端っこに設置された喫煙コーナーで取りあえずの一服、そこに30代後半くらいのまだまだ若いもんには負けんよ的なオーラの男性が居たので「すみません、、、後藤寺まで何分くらいかかります?」「、、、う〜〜ん2、30分くらい?」無愛想だったので、後藤寺線で「田川後藤寺」を目指す事を誓った!待ってると高校生の数が増えて来た。列車が到着した「新飯塚」が終点で折り返しで「田川後藤寺」へ行くらしい、18:19発だったが、、、なんと列車は一両のワンマン運転、、、懐かしい。犀川町の列車も「平成筑豊鉄道」も一両のワンマンだ、後藤寺線は無人駅も多いのでその時は運転手にお金を渡すシステムだ。列車03.jpgどこか懐かしいと言うか時間は確実に博多とは進み方が違うと思った。

列車04.jpg列車05.jpgあっという間に20分くらいで「田川後藤寺」に着いたよ。
ここからいよいよ日田彦山線で小倉を目指す!なぜか女子高生の数が増えて来た、部活の後なのか体操服のまま乗って来る娘やいろんな制服が、俺はそう言う趣味はないけど、ここいらの女子高生はみんなかわいい気がしたし、何か懐かしいと言うか、それは映画とかで戦時中の話とかちょっと昔のシチュエーションの映像で今時の若手の旬の女優がお下げをして古くさい女学生を演じてる、、、そんな感じだったし俺が高校生の頃の空気を思い出した。列車06.jpgたまたま反対のホームに止

まってた平成筑豊鉄道だ!これはJRではなく地域の第三セクターで成り立ってる、この線は行橋市まで行く。バスと同じで降りる時にお金を払う。
18:48発の「小倉」行きの日田彦山線に乗る込む頃はすっかり日も暮れて来て景色が見えないのが残念だった「田川伊田」や「香春」を通って北九州市へ、、、ん!また疑問が、筑豊と北九州の境目は?、、、「採銅所」は田川郡香春町と書いてあった、それからまた長いトンネル、、、もしや!、、、「呼野」に着いたら北九州市になった、やはりトンネル伝説は、、、、。19:45に「小倉」に到着。列車07.jpg無事にレッスンルームに到着。帰りは勿論18分で博多まで行くモンスターマシン「のぞみ」で!列車08.jpg

『福北ゆたか線』 博多ー吉塚ー柚須ー原町ー長者原ー門松ー篠栗ー筑前山手ー城戸南蔵院前ー九郎原ー筑前大分ー桂川ー天道ー飯塚ー新飯塚。

『後藤寺線』 新飯塚ー上三緒ー下鴨生ー筑前庄内ー船尾ー田川後藤寺。

『日田彦山線』 田川後藤寺ー田川伊田ー一本松ー香春ー採銅所ー呼野ー石原町ー志井ー志井公園ー石田ー城野ー南小倉ー西小倉ー小倉。

「山陽新幹線」 小倉ー博多。

今回もBGMはなかった。
posted by usui special at 04:00| 福岡 ☁| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月02日

無題

9月になった、日が暮れるのも早くなった、毎日日が暮れる時間帯は地下室のアナグラに籠ってるので正確な時間は分からないけど、地下室の喫煙場から地上の空がほんの少し見える、もう19時には薄暗くなってる。まだまだ暑いけど確実に涼しくなって行くよ。

悲観的になる訳ではないけど最近の音楽シーンが面白くない、俺個人的な事だけど、聞きたくなような、感動や心震わす音に中々出会わない、CDショップもガラガラだし、平置きしてあるタイアップに平置きしてあるリマスターされた名盤たち、、、。新しい刺激や芸術をいつも探してるけど、そう言った物はメジャーでは買えない。ネットなんかでそのアーティストのHPへ行き通販で買わないといけない、今年は何年かぶりにミリオンの曲が出たそうだ、それは「千の風になって」だそうだ。明らかにレコードやCD世代の層が買ってるんだと思う。勿論CDは売れないとレコード会社は成り立たない、それは昔からそうだったはずだし、けどアルバムというその時の芸術が今必要とされてない気がする、それよりも売れる一曲。いかに¥300そこらでダウンロードされるかの方がビッグビジネスになってる、、、アメリカでは早々とタワーレコードは倒産してしまった、、、いつの間にこんな時代がやって来たのか?以前某レコード会社の人と話す機会があった、新人発掘なんかやってるノーネクタイ業界人は言ってた、、、楽器がうまいとか関係ないんですよ、、、20才までですかね、、、まぁ23才くらいでも100人くらい常に客が集まってれば別ですけど、、、そして俺に言った、、、おたくくらいの年ならプロデュースとかやった方がいいですよ、、、あっでもプロデュースと言っても知名度がないかぁ、、、別におれはオーディションを受けた訳ではない!でも想像通りだったし自分が表現しようとする事の意味も再確認出来た気がした。

最近どんな曲に感動した?

先日久しぶりにケイタクの卓也と会った、ケイタクもメジャーで頑張ってる、いろんな話も久々出来たし、凄く前向きに頑張ってたので安心したし、俺も元気をもらったよ!そして店にMDを持ち込んでお互い最近刺激を受けてる曲なんかを聴いた、気が付いたら4時間くらい経ってたなぁ。

無題01.jpg無題02.jpg

もう卓也とは10年になる。
posted by usui special at 02:02| 福岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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