2008年11月26日

君はギターの弦を切った事があるか?

その時は一瞬で終わったり、何年か続いて永遠に終わったり、何年か何ヶ月か何時間か何秒か続いてまた時を超えて始まったり。永遠に続く事はあるのだろうか?そう!人との関わりだ。通りすがりの人にハッ!と思ったり、永遠に続くと思ってたのに違ってたり、はたまた懐かしい人達が思いがけなく思ってくれてて再会したり。特に今の時代は家族であっても一個人の集合体なので良いときはいいけど、こじれると大変な事になる。俺の場合は例外だけど。自分がどう生きて行きたいのかはどんな状況や家族や集合体に属してても持ってないといけないと思う。特にこんな時代はね。俺はそのすき間をすべて音楽で埋めてくれた人生だけど、けどそんないろんな人に出会うたびに常にミラーのように相手によって自分を知らしめられてる事を知らないといけない。

UGLY FACE IN THE BROKEN MIRROR.

高校生の頃お小遣いが¥3000だった。当時レコードが¥2800でギターの弦が¥2000だった。まだ円が弱い時代で、今月はレコード買うかギターの弦買うか?の時代だったので錆びてボロボロでも切れるまでは頑張ってた。けどギターに新品の弦を張り替えたときの特にアコギの喜びは良い思い出だ。一言で言うと感動!今ではその当時買ってた弦が¥600くらいでさらに錆びにくくコーティングした弦でも¥2000はきる。それは飽食の時代になり何でも安く手に入り選択肢も沢山あり女の子も安くセンスもよくなった。それは良い事だろうけど。選択肢が少ない時代の想像力や知恵には文化が沢山詰まってた気がするな。ギターと言う楽器は何十年も進化してない、それを取り巻く環境は進化してるけど、そのものは昔の方が良いとされてる。音が枯れてるとか、鳴りが違うとか。アンプは真空管がいいだとか。

君はギターの弦を切った事があるか?

新しく流行って行く物よりも残っていく物に敏感に反応したいと思う。

切った事があるか01.jpg切った事があるか02.jpgDOGDAY流の初リハをやった。今回はアコギと言う事でJUMBOは少々戸惑い気味だけど、久しぶりのスタジオだったわりには、落としどころも見えたしDOGDAYSのツボも二人ともぶれてなかったので、早くも楽しみになって来た。来年になってからはゲストのパーカッションとのリハなので二人で世界観を創っとかないといけない。でも一回目にして見えた。

切った事があるか03.jpg切った事があるか04.jpg何本の弦を切って来たんだろう、、、今回は久々に以前やってたアコギユニットの時のメインギターと12弦も使うつもりだ。

その時の瞬間の音を聞きに来てね!
posted by usui special at 02:49| 福岡 ☁| Comment(6) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月24日

今月のアルバム,,,08 Nov

風邪が良くなって来た、と思ったら2、3日夜の飲み事が続いたら今日の昼間にまたゾクゾクしだしたのでヤバいと思い仕事先の北九州で新幹線を降りてすぐに薬局で総合感冒と栄養剤を買った。その薬局の薬剤師さんらしき初老のおばちゃんに「すみません、、、あの〜、、、風邪薬、、、」と症状を伝えてどんなのが良いか尋ねようとしたら凄くクールに「あそこにありますよぉ!」と言われたので俺は再び「あの〜、、、」と言ったら、凄くびっくりした顔で目を見開き俺を見返した。そこで俺は少し弱々しく甘えた声で「、、、ゾクゾクするんですけど、、、どんなやつが効きますか?、、、」まだ顔はびっくりしてたけど、きっと彼女の薬剤師魂に火がついて来たらしく「どんな症状?」と風邪薬のところまで二人で向かった「熱は?咳は?」と息子に尋ねるように聞いて来たところで俺は作戦成功!と心で思いながら、いろいろ説明を聞いて薬と栄養剤を手におばちゃんとレジまで行き、おばちゃんにお金を手渡す頃にはおばちゃんは心を開きまるで母親のように「暖かくして栄養とってね!」と笑顔でおつりを手渡してくれた、、、作戦成功!人は必ず仕事等は特に本能とはかけ離れた機能で人に接してると思う、けどそこに少しでも人間味を出せば心で接してくれる事が多い。おばちゃんのお陰でこじれる事無く仕事もでき今日はオンラインレッスンの収録日だったので二本録りも無事こなした。

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DEAD MAN WALKING

このアルバムはDEAD MAN WALKING と言う1995年作の映画のサントラだ。俺はリアルタイムで映画館で観た訳ではなく、何年か後に深夜のTVシネマで観て、とにかく曲がかっこ良かったり悲しかったりですぐに買いに行ったのを思い出す。CDを買うと映画では使われてない曲だらけで、それがまた参加ミュージシャンが凄い。映画で使われてるのもブルーススプリングスティーンやジョニーキャッシュと豪華だけど、CD収録曲にはスザンヌベガ、トムウェイツ、パティスミスやパールジャムのVOとアルバムとしても聞きごたえはあるよ。俺個人的にはMARY CHAPIN CARPENTERが歌うDEAD MAN WALKING(A DEAM LIKE THIS)一番好きかな。実際映画の中では流れないんだけど、物語の雰囲気とマッチしてるもの悲しさがいい。映画のあらすじは、、、ルイジアナ州ニュー・オーリンズ。セント・トマスの希望の家で働くシスター・ヘレン(スーザン・サランドン)は死刑囚、マシュー・ポンスレット(ショーン・ペン)から何度か手紙を受け取る。マシューは相棒と2人でカップルを惨殺し、州立刑務所に収監されていた。死刑囚と会うのは初めての経験だったが、ヘレンはマシューの求めに応じ刑務所を訪れ、彼と面会する。傲慢で冷酷そうなマシューは印象こそ悪かったが、共犯者が無期懲役なのに、不利な証拠が重なって彼だけ死刑が確定したという事実に彼女は疑問を持つ。

死刑囚とカトリックの修道女の心の交流を綴ったシリアス・ドラマ。実際に何人もの死刑囚に精神アドヴァイザーとして付き添った、シスター・ヘレン・プレイジョーン本人と、彼女の同名著書に感銘を受けた、『依頼人』の演技派女優スーザン・サランドンがヒロインをつとめ、彼女の伴侶で『ショーシャンクの空に』などの個性派俳優ティム・ロビンスが『ボブ・ロバーツ』についで監督・脚本を手がけ、夫婦共同で映画化。

サランドンは通算5度目のノミネートだった本作で、アカデミー主演女優賞をみごと受賞した。対する死刑囚には『カリートの道』のショーン・ペンが扮した。共演は『ミセス・ダウト』のロバート・プロスキー、『クール・ランニング』のレイモンド・J・バリー、『フルメタル・ジャケット』『セブン』のR・リー・アーメイほか。(キネマ旬報 全映画作品データベースより抜粋)

凄く重い内容だけどいい映画だと思う。

CD情報はこちら http://www.cdjournal.com/main/news/news.php?nno=10163

秋の夜長にどうぞ!
posted by usui special at 02:04| 福岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月19日

MARCO,,,semi-FINAL II (確かな手がかり)

今週になって急に日本列島は西高東低の教科書に出て来るような天気図になり、福岡市でも日中が10度以下になった。俺も急遽にコートをクリーニングの袋から取り出し、クリーニングの面倒なタグを外して少し外気で干して着込んだ。この時期は心が不安になる、気温のせいか?天気のせいか?ある心療内科の先生が話してくれた言葉を思い出す。その先生いわく古代人は冬を越す為にこの時期に食料を溜め込んだり寒さをしのぐ事に全精力を費やし、要するに死んでしまわないように越冬する準備をすると同時に、ちゃんと越冬出来るのだろうかと不安になる。そんな人としてのDNAが多かれ少なかれプリセットされてるので人によって多かったり少なかったりするけど、不安になったりやる気が出なかったりするのだそうだ、そんな俺たちの祖先の古代人のDNAが今だに引き継がれてるって考えるだけでファンタジックに思う。今自分達がこのPLANET OF THE EARTHに奇跡的に存在してるのも辿って行けば古代人までたどり着くし海を見たくなったり、火を見たりすると落ち着くのも古代人のDNAだろうか?神話によると俺たち人間はみんな兄弟になる。これもロマンティックだと思う。

MARCOシリーズも架橋を向かえて来た。以前のsemi-FINALでメールが来て10月か11月に会うようにしようと言う事を書いたけど、それは確か9月の事だったと思う。別に焦っている訳でもなく、俺も相手の事や状況を考えられる大人のつもりだったけど、今回初めて心の奥底に鍵をかけてしまってる本能がうずいてる。自分でも知らなかった心の部分だけど、実際頻繁にメールでやり取りしてる訳ではなく(俺はしたいんだけど遠慮してる)実感があるようで実は無い事も自分で感じる。やはり母親の実像や感覚、感触がないんだとも思う、友達に相談した。俺はやはり期限を決めて諦めて、要するに母親の家族に気を使って引いた方がいいんではないかと。でも友達は少しわがままになった方が良いと言ってくれた、だって実のお母さんやろって言われた時に何か自分の中でパーンとはじけた物があった。でも7月に居場所が分かってコンタクトが取れてこんなに時間がかかるものかって言う思いもあったので、年内に何の連絡無かったら諦めようとも考えてた。やはり今の家族や状況が一番大事だしそれを壊す権利は俺には無い、けど一度くらいは会う権利は俺にはある。こんな具合の葛藤が9月のメールからあった、そのメールも俺の方から送っての返事だったので、、、、。

そんな11月の初めに母親からメールが来た。相変わらず絵文字の多さには引いたけど、64才のメールにしては若すぎる。そこには簡潔だけど確かな約束が書かれてた、内容は12月の初めに発表会があるのそれが終わって会いましょう、ごめんなさい、、、。と書いてあった。俺は何の発表会?って聞いたけど、「恥ずかしいので、後で写真見せます」って帰って来た。何か習い事をしてるんだ、とか存在以外の周辺状況が初めて分かったのと、いよいよ現実味が出て来た。何の発表会だろう?恥ずかしい?フラダンスかな?社交ダンスかな?ピアノ?母親は確か身長も低く体重も少ないって言ってたから、、、とかいろんな事を想像するだけで幸せな気持ちになってる俺がいる。

確かな手がかりが今年の寒くなって来たこの不安になる季節の俺の心を暖かくしてくれてる。町を歩いてても母親くらいの年の女性についつい目がいってしまう、どんな人なんだろう?会えば俺はどう変われるんだろう?BIG LOVEの意味が分かるのかな?一回しか会えないかも知れない?その後どうしたらいいんだろう?今の家庭には迷惑をかけては絶対いけない!妹は俺に似てるんだろうか?そんな、ある意味しあわせが錯綜してる2008年の11月半ばだ。

手がかり01.jpg旬のカキフライ!俺は醤油マヨネーズで食べるのが好きだ。タルタルよりも素材のうまみが出ておいしいよ!試してみてね。
posted by usui special at 03:10| 福岡 ☔| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月17日

UNTITLE

ずいぶんブログを更新しなかった。多くの人達に心配のメールをもらったけど、俺は元気です!夜遅くまで仕事やら俺にしてみたら珍しく飲んで回ってたし一月にやるイベント「DOGDAY流」の打ち合わせや何らで更新出来てない。実際に山口一人旅シリーズも書いたけど、写真が多かったせいか途中でトラブって記事が消えたり、PCが固まったりして2回くらい書けなかったと言う事と、一番は何か言いたい事が無くなってたこの11月の自分が居たのであえて無理しなかったと言うか、、、。

よって山口は簡潔に書くと次の日に山陽の新山口からバスで山陰の萩市までバスで移動して3時間ぐらい萩を堪能して山陰線で約4時間かけて福岡は博多まで帰って来たよ。鈍行列車で萩〜小倉まで、後は新幹線で。それが11月の初めだからもう半月は経つなぁ。

萩22.jpg萩24.jpg目的地の萩城跡地。

萩市は不思議な町だった。長州藩の中枢でもあるけど、観光客に依存してなくて田舎の町の暮らしがそのままあり、伊藤博文、高杉晋作、木戸孝允など日本史に出て来る人達がこの町で勉学に励み日本を震撼させたのかぁとか、この町を訪れた人が自然に感じれる町だった。田舎育ちの俺は好きな町だったし京都のセットのような町より好きだった。コンビニもあまり無く東萩駅には売店も駅弁も無く、しょうがなくお土産用のちくわを持ち込んで山陰線に乗り込んだ。その山陰線も単線で、小さな集落のあるところに駅があり、日曜日だったせいか部活帰りの高校生や、模試帰りの中学生が俺の時代の中学や高校生と同じ感じだったのが癒されたし、彼らや彼女らはコンビニも無い生活を送ってるんだって変な感情が産まれたけど、凄くみんなピュアでかわいらしく輝いて見えたよ。俺もそうだったって思い出した。咲咲の学祭も含めて凄く良い山口の旅だった。

一月のイベントの詳細が決まって来たので報告するね。

DOGDAY流 VOL.1


1月24日(土曜日)@DREAM BOAT


TICKET \1500 (要ドリンクオーダー)


開場、開演は後ほど。


出演:DOGDAYS、碓井組、Keiko、咲咲、宮本孝治、、、and more!


今回のイベントはアコースティックに特化してやろうと思ってる。DOGDAYSもアコギで俺とJUMBOとゲストでBOSHと言うバンドの徳永君にパーカッションで参加してもらう予定だ。インストもあるけど唄ものでやってみようと思う、俺が19才の頃の曲なんかもやる予定だよ。なんでこの企画を考えたんだろうって思うと、DOGDAYSの披露の場所と言うよりも俺に関わりのある人達の表現の場所を作ってやりたいと言うのが初期衝動だ。今回は第一回目なので俺たちもやるけど、むしろそれ以外のアーティストの卵や趣味でやってる人達のパワーを感じてもらいたいと思ってる。

DREAM BOAT HP : http://homepage1.nifty.com/dreamboat/

昨日は以前レコ発ソロコンを手伝ってくれたドラマーのKEISUKEが来年活動の拠点を東京に移すと言う事で久々の再会でJUMBOと三人で飲みに行った。そう言えば今回手伝ってもらうBOSHも来年東京に行くらしい。俺も若い頃は何度か東京に行こうかと思ったけど、、、自分の作品が無かったのでバックバンドで東京に行くのは嫌だったので、東京行ったら?って色々事務所を紹介してくれた人に断りを入れたのを思い出す。でも若い頃は何でもやって見るべきだと思う、勘違いしないようにね。やり直しはきくよ!

流れ01.jpg流れ02.jpgKEISUKE,JUMBO,俺。

いくつになっても表現したいしアーティストでありたい。

HAPPY NINE改めHALO HP : http://halohalo.jp/

BOSH HP : http://boshweb.jp/
posted by usui special at 02:23| 福岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月07日

山口、、、その後、その壱。

11月に入った。身を切るような寒さではないけど、去年だと同じと思う気候の変化を感じる。それはキンモクセイが基準なんだけど、ここ2、3年キンモクセイの香る日にちが極めて少ない気がする。キンモクセイは気温が一定の温度に下がると香りだす、よってじょじょに気温が下がり毎年キンモクセイが香る季節になったと感じてたんだけと。今年もそうだけど10月くらいに一度グッと夏からの気温が下がり、キンモクセイ達が慌てて香だすけど、その気温は数日しか続かず、また気温が少し上がり匂わなくなり11月になるともう気温が下がっても匂わない、、、。昔は二週間くらいは匂ってた気がするし、その香りの最後の方の少し醗酵したような独特な匂いも感じてたのに、寂しく思う。

今日も風邪はあまり良くなく、栄養剤をぶち込んで、ビタミン剤と塩化ブロムヘキシンとで仕事は出来てる。俺は子供の頃は病気がちでいつも添田町の雪武医院に連れて行かれてた、風邪をひくとすぐに中耳炎になり添田町の名前は忘れたけど耳鼻科でそれはそれは子供にとっては怖い拷問のような治療を受けさせられてた。記憶にあるのが、あまりに泣き過ぎて治療が終わった後に目が開かなかった事もある。開けようとしてもまぶたが開かない、子供ながらに恐怖だった。後病気になって優しい言葉をかけられた思いが無い。義母は病気になるのは自分のせいだ!不摂生してるからとか体力が無いからとか、御飯を沢山
食べれないからだとか、風邪なんかをひくたびに逆に怒られてたので、優しくされた事は無い。一番記憶のトラウマで憶えてるのが小学生の高学年のときの土曜日の事だ。俺は野生児で山なんかで遊んでたので、その時は触るとまけてしまうから触ってはいけないハゼの木なんかは自分でも分かってはいるんだけど、義母と土曜日の昼下がりに昼ご飯を食べていると、腕が見る見るうちに湿疹というか水疱瘡のようにぶつぶつが出て来た、それを見た義母は怒鳴りながら「あ〜〜気色悪い!早く病院行って来なさい!」と絶叫された。それは嫌そうな汚い物を見る目だったのを憶えてる。その時は分からなかったけど、病気
をして優しい言葉をかけてもらえない事や病気をするのは自分のせいと言われてたのもつじつまが合う気がする。よって俺は病気をしても自分の責任だという人間になったので「だいじょうぶ?」とか言われる事の方が違和感を感じてしまうようになった。

前置きが長くなったけど、山大の学祭後は新山口(昔は小郡)の駅前に宿を取ってたので、次の日はプチ一人旅を計画して防長バスで山陰の萩市へ向かい市内観光をして山陰線の鈍行列車で帰って来ようと決めた。山陰線は単線でしかも海沿いに通ってるので、俺の大好きな夕日でも見ながら駅弁でも食べながらツアーを計画した。

山口01.jpgホテルにて。最近は頼んでもないのにやたらツインやダブルの部屋が準備されてる。

山口02.jpg山口03.jpgこの季節はホテルに泊まると必ず借りる加湿器と、浴槽にお湯を張ったまましかも床にはお湯をまかないと必ず風邪をひいてしまう。

山口04.jpg山口05.jpg在来線の新山口駅(旧小郡駅)の三連休2日目の日曜日の駅前と萩へ向かうバス停、、、寂れてるなぁ。

山口07.jpg山口06.jpg新山口から萩まで防長バスで1時間ちょっと、山陽から山陰へ。山口はさすが道は素晴らしく整備されてて60kmもきっちり一時間で着く。でも九州とはちと違った風景や懐かしさや、決して観光地なのに観光客に安売りしてない地元パワーと昭和の匂いを感じた。この山口シリーズは写真が多いので二回に分けて書こうと思う。取りあえず幕末のあまり知識の無い俺が萩にたどり着いたよ。何で萩まで行こうと決めたのか分からないけど、多分高杉晋作に呼ばれたのかなぁ。

一人旅第二回もよろしく!
posted by usui special at 02:24| 福岡 ☔| Comment(3) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月05日

咲咲、そして山口。

完全に風邪をひいてしまった。まだこじらせてないし熱もでないので仕事もしてる、実はこのパターンが一番長びくし気分もよくない。熱が出ると言う事は体が菌に対して反応して戦ってるから熱が引くと治る。今も塩化ブロムヘキシンのせいか、アルコールのせいか、はたまたそれらの化学反応のせいか頭はボーッと少しフラフラしながらこのブログを更新してる。また久しぶりにブログをチェックすると更新もままならないのに毎日多くの人が立ち寄ってくれてる「どうもありがとう」。

実は先週末から山口県へ行って来た。そのついでに一人旅も一泊だけどしてきたよ。まずは山口市の湯田温泉というところに山口大学というのがあってそこの学園祭に行って来た。博多からは新幹線で40分くらいの新山口で降りて、在来線の山口線に乗り換え20分くらいで湯田温泉に着く、そこから歩いて20分くらいのところに山口大学はある、国立大学だ。

咲01.jpg咲02.jpg温泉街からとは反対側に歩いて行くとのどかな風景が広がる。

今回は今年の春からプロデュースしてるアコギ二人組の咲咲(さくさく)の初ライブがこの大学の学際であったので観に行った。もともとこの二人は中学生の時に山口は周南市でやってたユニットで、一人が親の転勤で高校から福岡へやって来て俺の門を叩いた。ゆずやケイタク、はね何かが大好きで高校三年間は一人しかみてなかったけど大学生になり、九産大と山大にそれぞれ進学して、またユニットを再開した。今年大学に入ったばかりの若干19才コンビだ。月に二回スタジオでレッスンするようになったのが今年の5月。山大の彼は学割切符で約三時間半かけて博多までやって来る。九産大の彼はレッスンがない時は山口まで3時間半かけて出かけてそこから車で一時間くらいの二人のホームグラウンドの周南市の山大の彼の実家で練習してる。

曲も既に何曲かはあって(中学生の時に作った曲もある)それをレッスンでアレンジしたりリズムが悪いとか和音とかコンビネーションとかギター二台のアンサンブルなんかを中心にやって早くも半年で、オリジナルも5、6曲になり今回初ステージを向かえると言う異例の早さだけど、まだ荒削りだしハモってなかったりするけど、そこは19才の若さと雰囲気で、このまま勘違いせずに良い曲やいろんな経験してそれを曲にしてもらいたいと思う。

俺はプロにしてやる事は出来ない。ただその近道やメジャーとは?とかそんな事は伝えて要するに指南してやる事しか出来ないけど、才能あるやつは勘違いせずに勝手に育って行ってる気がする。俺との出会いは単なるきっかけに過ぎないよ、上手いやつは山ほど居るけど抜けて行くやつは人間的に抜けてる気がする。魅力的だったり、、、人としてね。

咲03.jpg咲04.jpgセッティング中と本番。学際らしい手作り感の教室ステージ。

咲05.jpg学際の風景。この身内の一体感が懐かしかった。

咲06.jpg咲咲の二人。凄く仲も良いのでこれからが楽しみだ、今凄い勢いで吸収してるのでどう化けて行くのかが楽しみでもある。只、、、勘違いしてしまうとGAME OVERな難しい年頃だけど。

DOGDAY流にも登場してもらうつもりなので咲咲に乞うご期待を!
posted by usui special at 02:53| 福岡 | Comment(3) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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