高校生の頃やってたバンドが市のイベントに呼ばれた、しかも市民会館!卒業を控えた俺たちメンバーはもう解散を間近にこのイベントに望んだ。楽屋はざっと30帖はあるかのステージ裏の大部屋。出演バンド全員の楽屋だ。持ち時間30分足らずを無視して40分くらいやった、アンコールまでかかってしまい主催が「こいつら受けてるんで幕を上げろ!」って言ってアンコールを2曲もやってしまった。よって後のバンドの持ち時間が短くなり楽屋では一発触発の雰囲気だったけど、文句も言われたけど、最後まで残って片付けまでしないといけなかったのにむかついた俺たちは楽屋の窓から逃亡してお好み焼きの「なにわ」で打ち上げをした。
すべてが戦いだった。
大学生になり出入り禁止の居酒屋やぶっ壊した駐車場は数知れず、けどそんな表現にROCKの危ない部分や生き方を今となれば勘違いしてたのかもしれない。打ち上げでその店に入ると関係のある女たちがカウンターに並んでたりとかね、、、(笑)今となれば良い思い出だけど。けど今でもそんなROCK精神は俺の根底にあり大人っぽい表現をするにしてもそんな精神が出てくる気がする。「なんでギター弾くようになったんですか?」っ
て聞かれるといまだに「もてたいから!」って答えるよ。それがROCKを成長させてきたと思う。

今日チェコとハンガリーに行ってきた人に写真を見せてもらった。素晴らしかった、中世のままの町並みとそれを守るヨーロッパは日本にはない心の豊かさを感じてしまう。今の「物欲至上主義」の日本の経済。古い携帯持ってもいいんではないかとおもう、それに思い入れがあれば。心の豊かさを探す旅はまだまだ途中な気がする。
GUITERを弾く事は伝統芸ではまだない!と思いたい。