2009年11月29日

Shooting star

ひどく落ち込んだ夜が最近あるかい?誰でも争いごとは嫌いだ、丸く収まればこんな幸せな毎日はない。めんどくさい事や臭い物にはふたをして、ケツは他人に拭かせてバッくれちまえばいい!好きな事だけやって、好きな物だけ口に入れ、後はクールを装えば敵も出来ないし、人が何と言おうとも気にせずにYES MANとだけ仲良くすればいい。ばつが悪い言葉や言いづらい事は指先だけの気持ちで済ませばいい、きれいごと並べて後は「送信」でOK! ほら、誰も傷つかずに済んだろう。もうお前の前からfade outしたんだから深読みはしないでほしい、別に深い意味なんかもないけどね。俺のコミュニティーは沢山あるし、何よりも仕事や家族の方が大事なんだから、それは絶対的に。音楽?今は毎日の日常で手一杯だ、魂は捨てちゃいないよ、曲だって作ってる途中のはいっぱいあるし、構想だってそれはそれは素晴らしい物が頭の中にはあるんだ。そこら辺のチャラチャラした夢ばかり語ってる奴とは違うし、女なんていくらでも俺が本気出せばしっぽ振って付いて来るよ。へへっ。


こんな奴に「ひどく落ち込んだ夜はあるかい?」って聞かれるてるように軽薄になってしまった繋がり、、、。そいつの事を心から考えて、目を見て話した事があるだろうか?fade outされた事はあるだろうか?顔で笑って心で「威張るな!」って蔑まされた事はあるだろうか?クールになれば楽だ、その場を繕えば波風立たない。そんな奴らに人の心動かすような物は創れないよ、自分の心が動く前にクールに過ごしてるから。とことん落ち込み悩み自分と向き合って絞り出し、そんな暑い奴のタバコはKOOLだ、決まってKOOL
だ!と思いたい。


そんな今日書いた全ての事を自分へ!人が信じられないだとか、自分の思いだとか、最近俺はひどく落ち込んでないなとか、思う。そんな俺のタバコはKOOL mildだ、、、。それをいつものように、迷彩柄のキャンプ用の小さな椅子に座りベランダで燻らせてると、俺もまだまだだなぁって思う。でも風や空気や夜空の色や☆や時間を体で感じてる瞬間や、ただ、今の存在やいろんな人との繋がりは信じられる事実だと感じる事が出来る。実際に形として存在しないものでも形ある物より信じられたりするって今夜も思えた。


そんな時に「流れ星」。

何もお願いする事は出来なかった。



lisa-podgur-cuscuna-shooting-star-in-night-sky.jpg


ひどく落ち込んだ夜が最近あるかい?




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2009年11月27日

心穏やかに、魂熱く。

毎秒、毎分、毎時、毎日、毎年が平等にやってる。そんな中で生きてる。今年も去年も来年も生きてる限り訪れる。今年はこんな事をしたとか、来年はこんな事しようとか。でも去年の俺と今年の俺は違うので、去年やったイベントの誘いは受けない。今年も「DOGDAY流」はやるよ!けど去年とは違ったやり方でね。このイベントは大切に思うから進化させたいし、出演者に気持ちよく緊張感をもってやりたいと思うって書けば上からなきがするけど、DOGDAYSと言う表現の代名詞の見せる場ではなく、DOGDAYSに関わる人たちのSTAGEにしたいと思う。よってライブハウスのやり方や誘いは断った。PARTY形式にしたいと思った、敷居を低く誰でもしかし表現と言うSTAGEにしたいと思う。2月くらいにやる予定なのでよろしく。

この季節になると一年を振り返るけど、俺は平凡な幸せな一年を過ごせたと思うと同時にそれは戦争映画ばかり観てる俺にとってはしあわせな一年だと思う。「平凡」と言うのは波風立たずに食うに困らず、嫌な最悪なことも起きず、すなわち「しあわせ」だったと思う。毎日が予定があり、自分をあてにされて仕事もあり自分が居ないと、、、と言う状況は幸せだと思う。自由業はそれを創りださないと商売にならないのがきついけど。自分を磨け!自由に成りたければ!


予定は詰まってるけど、この時期に「忘年会」を誘ってくれる人は感謝しないといけない、去年と変わらないかもしれないけどそれが平凡でもあるし自分が生きてる証拠かもしれない。

魂熱く01.jpg魂熱く02.jpg暑い


魂熱く03.jpg今日の一品!豚のつみれ鍋。



まだ俺のマグマは大丈夫そうだ。and you ?


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2009年11月24日

今月のアルバム、、、09’11月

今月のアルバムだ。途中からこのブログを覗いてる君に説明すると、5、6年前にFMの番組を1年くらいやった時に、「今週のアルバム」と言うコーナーがあり、アナログ盤を4、5曲かけてた、その番組はスポンサーに某携帯会社が付いており約一年間ものすごく狭く、ヒットチューン何かはかけずに自由に言いたい放題しゃべり、ゲストも自分たちゆかりのミュージシャンに来てもらう、それは今の業界では考えられない番組だった。他にどんなコーナーがあったかは忘れたけど、その番組の中で生演奏なんかもやってた。収録だったけど60分の収録に約2時間かかってた、収録が終わると毎回打ち上げで、そのSTUDIOからチャリで帰る生活だった。今ではもうやろうとは思わないけど、その時は一生懸命シナリオを考えたりしてたけど、今考えるとonlinelessonみたいにliveな感じでやるのがスリリングで楽しかった気がする。

それをこのブログで再現したのが「今月のアルバム」だ。好きなアルバムに理屈はなく、何か気に入ってしまった、それは街を歩いてて好みの女の子が歩いてて「かわいいなぁ」と全く同じで、音楽評論家たちはいろんな戯言で分析して、時代背景や、そのbandのルーツなんかを眉間にしわを寄せて研究するけど「その人の心に響いいたもの」が答えだと思うよ。それは演奏して表現する人間と、出来合いの物を評価する人間の違いだと思うけど。演奏してる人間はねらってないと信じたいね。


618p2eUEzjL._SS500_.jpgthe original soundtrack /10cc

イギリスのマンチェスター出身のグループ。ポップでありながらひねりのある実験的な独自のサウンドで、解散した今も根強い人気を誇る。
元ザ・モッキンバーズのグレアム・グールドマン(b)、元マインドベンダーズのエリック・スチュワート(g)、コンビで音楽活動をしていたロル・クリーム(g, key)とケヴィン・ゴドレイ(ds)によって結成された。70年に前身バンドのホットレッグスが、シングル"ネアンデルタール・マン"を全英3位を記録するヒットとする。バンド名を10ccに改め、72年、UKレーベルからのデビュー・シングル"ドナ"をスマッシュ・ヒットさせる。73年に1stアルバム「10cc」、74年、2ndアルバム「シート・ミュージック」を発表し、75年の3rdアルバム「オリジナル・サウンドトラック」は彼らの最高傑作といわれるが、メンバー間の方向性の違いが次第に顕著になり、76年の「びっくり電話」を最後にゴドレイ&クリームが脱退。以後はグールドマンとスチュワートが中心となってよりポップな音楽を展開していくが、83年に正式解散。バンド脱退後のゴドレイ&クリームはミュージシャン活動のほかに、ビデオクリップの監督として傑作を次々に発表し、高い評価を受ける。スチュワートはサッド・カフェのプロデュースや映画音楽などで活躍、グールドマンはワックスとしてアルバムを発表。92年にオリジナル・メンバーが集まって、「MEANWHILE」を発表、95年にはグールドマンとスチュワートにより「ミラー、ミラー」を10cc名義で発表している。

試聴はこちら : http://itunes.apple.com/jp/album/the-original-soundtrack/id7583793

このアルバムといつの時代に出会ったかは覚えてないけど、queenみたいな曲やデビットボウイみたいな曲や、、、バラードのアイムノットインラブは有名すぎるほど名曲だ。今だにたまに聞きたくなる、胸がキュンとなる。そんな胸きゅんな曲に理屈はない訳で、俺の数少ない胸きゅんな曲だよ。

いくつになっても胸きゅんは大切にね!
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2009年11月21日

冬支度 09’

寒くなって来た。ここ福岡でも20cを超える事はなくなったけど、毎年この次期がやって来る、当たり前の事だけど。俺はどうもこの寒くなった時期にいろんなことが最近起きてるので、いろんな事を風や温度や湿度で感じて思い出してしまう。今日は珍しく昼下がりの仕事前にレコードを聞きながらブログを書いてる、こんな時間や気持ちは久しぶりのような気がする。最近は酒を家で飲まなくなったせいか、夜が長くいろんな事をしてるので中々ブログも更新出来てないけど、酒を断って感じた事は、夜の時間や毎日の繰り返しをスケジュールや約束に追われてたなって感じる。明日はどんな仕事で何時からで、そのために何をしてとか、みんなそうなんだろうけど、夜酒を飲まないと当たり前の事だけど酔っぱらわないので、時間が長く感じて酔っぱらってTVをだらだら観たりしない。しゃきっとした頭はまた俺の毎日を悔いて反省もしてしまう。毎日何かに追ったくられて生きちゃいないはずなんだけど、これは家出をしてからの俺の癖でもある「今日は何か成長出来たか?何か遺せたか?」そんな事ばかりで生きて来た気がする。その癖が今だにあって、クリアーな頭はその部分が強くなり自己嫌悪に陥る事も多い。


今日はなぜかすべてが解放出来てレコードに手が伸びて、お気に入りのTEAを注いでブログを更新する。何かその先に創造の世界がやってくるのも自分自身分かってる。半年くらい田舎のロッジか何かに機材一式を持って行き、寝たい時に寝て、起きたい時に起きて、イヌかなんかを連れて田舎道を散歩でもして、機材の全てが点火するスイッチをONにして好き勝手にスケッチして、腹が減ったら食べるし、減らなければ食べない。朝でも夕でも夜でも煮詰まった時でも好きな時にシャワーを浴びて、夜はろうそくと星明かりだけの部屋で創造にふけりたい。そこには明日の予定もなく、訪ねてくる者もなく、ONLINELESSONの構想も練らなくてよく、スタジオに通う事もなく、ただ本能の自分とひとりぼっちで向き合う世界。そんな事を考えながら今年も何も変わらずに自然の力には逆らえずに冬支度をはじめてる。


冬支度09’01.jpg冬支度09’02.jpg今年のBOOT'Sはカリフォルニアの職人さん二人で作ってる(サンダルマン)のシープのムートンBOOT'SとプレゼントでもらったKISS VANS!

冬支度09’03.jpg先日小倉のPlug-inのみんなと「碓井会」なる飲み会が行われた。店長のよすけとonlinelessonの全てやってくれてるMr.ショージ!


冬支度09’04.jpgKENICHI! 彼は今はPlug-inの社員であり、ギターレッスンの生徒でもある、今は二十歳だけど13才からの付き合いだ。親子みたいなもんかな。


冬支度09’05.jpg冬支度09’06.jpg最近時間が空いた時に欠かせない小腹用携帯食。


冬がくる前にもう一度あの人と巡り会いたい。


posted by usui special at 16:47| 福岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月19日

哀悼。BLACK STAR

今から12年前の春前に大橋の駅前で待ち合わせた、その頃の俺は2年前にバイト生活もようやく終わりロンドンへ行ったり、shakeさんに引き合わせてもらったりと、やはりアーティストになりたい思いが強くなっていた。音楽やギターに出会って自分が随分助けられたのも、いろんなアーティストの楽曲や存在だったからだ。別にインストラクターにがむしゃらになりたくてなった訳ではなかったけど、なればなったで本物に近づくのにも随分と時間を費やした。やっとでインストラクター業も板に付いた時期だった、Plug-inという北九州の楽器屋さんにインストラクターとして誘われたのもこの時期で、その待ち合わせには少し足は重かった。そのとき現れたのが松永さんと言って博多でアコースティックスと言うユニットをやってた人でTVなんかで存在や顔は知ってたし、そのユニットも解散してたのも知ってた。その待ち合わせの訳とは、この春に開校するMI JAPN 福岡校のインストラクターの件だった。松永さんは福岡校の責任者に任命されててギターのインストラクターを探してて、共通の友人に俺を紹介されたのだった。半分は断るつもりの精神状態だったけど、松永さんは俺を車に乗せるとDEMOの曲をバンバンかけだしてオリジナルソングや今後の活動の事を熱く語り出し学校の事はそっちのけだったし「碓井君がプロデュースするつもりでやってよ」と言われ凄くアーティストを感じたので、その仕事を受ける事にした。それから今考えても恐ろしいくらいの仕事量の2年間がはじまった、ほとんど休みもなく朝9時から夜9時までノンストップで働いた。その年に貯金もないくせに結婚したりして、家財道具や電化製品一式をもらえもしないボーナス2回払いで買ったりしたのもあってがむしゃらの働いた。

そんなMI JAPAN 福岡校は当初は校舎も機材もなく半年くらいKBCのテレビ局の会議室を借りて、繋げるアンプも一台しかなくチャカチャカとエレキギターのレッスンをしてた。ギターのインストラクターは俺と松永さんでベースが当時エレキハチマキと言うバンドの後藤さんだった。それからエレキハチマキのデビューが決まり後藤さんは上京する事になり、後任で入って来たのがホーマーと言う黒人のベーシストだった。ホーマーはとてもナイスガイで日本語はほとんどしゃべれなかったけど、意気投合して俺と松永さんで組んだばかりの、ギター二本でどんな表現が出来るかと始めた「STRINGS COMPANY」に参加してもらった。それまで二人でアコギ二本と松永さんの歌で活動してたところにファンキーなホーマーのベースが加わった。


STRINGS COMPANYの曲はコード進行も複雑でバラードなんかはホーマーは苦労してたけど、いつも笑顔で、全然違う事弾いても憎めなかった。リハーサルは夜中に行って、よく3人で飲みに行ってた。そんな時はいつも女の話で俺は冗談でよく「YOU ARE ANIMAL!」って言って笑ってた。熊本にツアーに行った時も10人くらいの打ち上げでカラオケに行った時もアニマル全開だった。BLACK MANなのに凄く日本的な心を持ってて、優しく気遣いもしてくれたし、辛い話の時は親身になって聞いてくれた。でもセッションでステージに立つと、十八番のアースの曲は自分で歌って、片膝付いてベースソロを弾いて拍手喝采が定番だった。もう10年くらい前の話になるけど、俺もその翌年にはやはり仕事をセーブして創作活動をしたかったのでMIはやめた。それからもたまに会ったり、街で偶然会ったりしてたけど、ここ5年くらいは会ってなかった。そんな今日、松永さんから連絡があった、、、先月の23日に呼吸困難で他界したそうだ。奥さんは日本人で奥さんから連絡があったそうだ、、、、ショックだった。何かポカンと胸に穴があいた気がしたし、また一つの時代が去って行った気がした。俺にとって仕事はきつかったけど楽しかった時代が思い出の中だけになった。



BLACK STAR 01.jpg99' STRINGS COMPANY。





あのGROOVEは、ずっと忘れないよ、安らかに。




posted by usui special at 02:28| 福岡 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月10日

Un théâtre du minuit

昼下がりの午後、寝室のBEDに横たわり頭の方にある窓を開けると、足下の方に冷たい空気と言うか「冷気」が流れて行く。寝室のドアは開けっ放しで、リビングのTVはつけっぱなしで遠くでかすかに聞こえる雑音、これがまた心地よい。そうするとその「冷気」を体で受けながら、「ある場面」が頭をよぎる。その「ある場面」は沢山あり、予想もつかない時代や場面が蘇ってくる。その「ある場面」は小学生の頃や高校生の頃、家出してすぐの久留米の町並み、野外のステージの上、はたまた何年かまえの忘れかけてたいろんな人の顔、というかそれぞれの表情が目を閉じてるまぶたの裏側のスクリーンに登場する。決して眠る訳ではなく、瞑想状態と言うか、心地よい「冷気」に包まれてリラックス出来る。これは毎年のここ何十年か続いてるこの季節限定の不思議な体験だ。けど決してその蘇ってくる場面は、嫌な事は一つもなく、みんな良い笑顔で登場する、けど全ての場面はセピア色で物悲しく哀愁が漂ってる。この体験は、寒くなりすぎると駄目で、絶妙な温度の「冷気」と自分の状態や時間の余裕や天気なんかの左右されてるから不思議だ。けどその「冷気」を感じてる時は、凄く幸せな気持ちになる。


ここ2週間ほどオンラインレッスンが更新されてない。PのMR.ショージのハネムーンや手違いなどで止まったままになった、楽しみにしてくれてる人たちには申し訳ない。撮影は実は、DODのマルチエフェクツのもう一回と、コラボシリーズが10回で終了したので、またAGのサードシーズンの前に、セッションの模様を収録してあるよ。打ち合わせも何もなく始めてるセッションなんでグダグダな所もあるけど、2回分?20分くらいは永々とプレイしたものをカメラを回してる、今後アップされると思うのでお楽しみに!


真夜中のシアター。



今日のタイトルはこれをフランス語で綴ってみた。何でフランス語なのかは分からない。
断酒してからもう2、3週間経つけど、一日が長い。体の調子も目覚めてからすぐに絶好調で高校生の頃を思い出した。起きてすぐに朝飯をかきこみ、電車の時間を気にしながら猛ダッシュで準備をして学校へ向かう。そんな朝の体の状態を思い出す。夜は1時過ぎにcockpitに籠り、本読んだり、DTMの取り説読んでPCに向かってイライラしたりして、最近はそれから、ほぼ毎日映画を見てる。昔から映画を観る時は徹底して観てた気がする、それは何かを創作したい症候群の前兆であった。見た映画のエンディングテーマを録音して貯めて聞き直したりと、何かと俺にとって映画と音楽やアートに創作意欲が結びついてる気がする。そして朝方寝るんだけど、12時には起きてもきつくない。よって一日が長い。今日は最近観た映画を紹介するね。戦争ものは知り合いにもう100本近く借りててコンスタントに観てる。何で戦争ものに興味がわくのか?って考えたけど、やはり人間の生死には究極のストーリーがあると思う。誰かが言った言葉に「ロマンティックとは海辺を手をつないで歩く事ではなく、居なくなってしまうものに対する愛おしさや、手に入れたいけど入らないもどかしさがロマンティックである。」俺もそう思うし、戦争ものは男女ではなく、友情や家族へのロマンティックを感じてしまう。


1028774_l.jpg勇者たちの戦場


これはドンパチ物ではなく、イラクから帰還した兵士の日常へ戻った戦闘体験へのギャップなんかを表現してる社会派映画だ。

*勇者たちの戦場 : http://www.nikkatsu.com/yusha/



the_marksman_2005.jpgThe Marksman


特殊部隊で戦闘機のミサイルの自動操縦の的の信号をテロ集団の基地に設置する話で、今の戦闘スタイルが分かる。

*The Marksman : http://blog.goo.ne.jp/king42/e/84c3a22e45b059a388cc30becdb40395


b699575d.jpgAMERICAN GANGSTER


60年打後半に実際にあったハーレムマフィアと賄賂には一切応じない熱血刑事との腐りきったマフィアと公安の癒着を風刺した作品。この頃の映画は70年代まで警察や司法がマフィアと裏取引をしてた事の映画が多いほどアメリカは腐っていた。

*AMERICAN GANGSTER : http://movie.walkerplus.com/mv36887/



carlitos_way.jpgカリートの道


大好きなアルパチーノのスパニッシュマフィアの話で、監督も80年代の「スカーフェイス」の監督で、話も似てるけど50を迎えたアルパチーノの存在感や悪党の美学はかっこ良すぎる。星☆☆☆☆☆だ!これもマフィアとショーンペーン扮する弁護士との癒着やいろんな裏切りの話だ。

カリートの道 : http://blog.goo.ne.jp/bono90125/e/debda5ea0be33938ee39de69b0154437


まだまだ真夜中のシアターは続きそうだ。


また紹介するね。

posted by usui special at 16:55| 福岡 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月03日

再会. 再会。2009

昨日は車で迎えに来てもらい、そそくさと楽器を積み込んで出発したのがpm3:30、スタジオはpm5:00からの予約だったけど場所が福津市の津屋崎だったために早めに出発した。車にはMICKとMICKの奥さんが運転手だった、俺のソロコン以来の久しぶりの再会。後BASSのM氏も乗り込んでおり、M氏は西中洲で飲み屋をやっていて、その飲み屋も3年前に行って以来だったけど、スタジオで会ったりしてたのでプチ再会。それから車を走らせ約一時間でスタジオに到着。凄くのどかな田園風景の中にポツンとある倉庫がスタジオだった、ドアーを開けるとLOOSEのVOのJ氏がおり約15年ぶりの再会。すると間もなくオーナーでもあるDRのA氏が到着、15年ぶりの再会。相変わらずのテンションでニワトリの「グワァ〜」って鳴くおもちゃで場を和ませる、その時に俺の記憶がよみがえる、そうムードメーカーでヘビードランカーA氏の記憶。そんなA氏は付くや否や紙パックの2Lの日本酒を小さめのグラスにつぎ、ハイテンションで飲み出した。またまた記憶がよぎる、15年前のMICKのリハは桜坂のSTAFFでやってた、夜3時間くらいスタジオを押さえてたと思うけど、一通り曲を通したらDRのA氏と当時BASSだった元ロッピンザクレードルのH氏が毎回のように「もう良かろーばっちりやん!飲みいこーや!」まだ一時間くらいしかたってない。MICKは決まって慌てて「何いよーとって、まだまだ」って笑う。それからMICKのごり押しでもうひと回し、それから長い休憩に入って雑談しながら、飲みに行く場所を決めてリハは終了!本当に1時間で切り上げる事も多かった。そんなリハを2、3回やって本番。

そんな事思い出してた。そうこうしてるとまだ時間は早かったけどA氏の一言でスタジオの準備が始まった、俺はアンプをROLANDのJC−160を借りた。そんなとこへギターのW氏登場、これまた俺は15年ぶりの再会。スタジオは20帖くらいあり喫煙もOK!って言っても俺とBASSのM氏しか吸わない。DRのA氏はドラムセットの横にテーブルを置き、その上には日本酒の2Lパックとグラス、A氏の笑いながら「力入れんでいい奴からやろーや」そしてリハスタート。

5曲くらい終わった、勿論音源はみんなの所へ同じ奴が行き渡ってるけど、明らかに聞いてない人若干2名、、、。途中で止まる事もあるし、一回目と二回目が明らかに構成もコードも違ったりしてくる。ギターのイントロはどっちが弾くだとかソロはどうするとか、そんな打ち合わせはない。最初は俺がイントロを弾き、もう一度やろうと言ってイントロを弾こうとするとW氏がすっと弾いたりするけど、それに対してみんな何事もなかったかのようにすすむ。ギターソロも俺がガッと弾いてるとW氏がソロを弾いてくるので、そんな空気を感じてスッと俺はバッキングにまわる、またそれの逆もある。曲のサイズもフリーでエンディングも好きなだけアドリブに恍惚した後にDRに目で合図を送り自然と曲が終わる。


そんなせめぎ合いが博多のROCKだ。

そこで自分のカラーが出せない奴は駄目でそんなせめぎ合いがスリリングさを生み出しているROCKな空気にも15年ぶりに再会した。2回3回と合わせて行くと感の良いみんなは自分の持ち場を把握して音がまとまってくる、決めやエンディングは別としてほとんど打ち合わせもなくね。

15年ぶりだとTVのドキュメンタリーであるような昔の仲間にあって、抱き合って「久しぶり〜」みたいなのは博多ではない。建前ではニコニコしてるけど、演奏中は別だけど休憩中なんかはお互いを探るかのような何かぎくしゃくした物に感じる。そんなメンバーの中で俺が一番若いけど、お店やったりサラリーマンやったりしてる人たちだけど、魂は現役の決して遊びではない真剣勝負がそこにはあった。俺はそんな世界からはなれて自分の世界を構築して打ち合わせをして仕掛けもいっぱいあるような音を創ってるから新鮮な気がしたけど、どちらが正しいとかはないと思うけどROCK'n ROLLの格好良さに対してそれぞれの美学のぶつかり合いだ。

その日はなぜか異常に疲れた。若い頃は俺も調子に乗って日本酒をあおりながらやってたけど、なぜか客観的にそんな世界を見れた気がするし、博多のROCKの世界に共通してる何かも見えた気がする。


再会09.jpg次の日の昼間に目を覚ましてやっと自分の現実に戻れた気がした。




ライブは来年の2月くらいになりそうだ。

*誰かや〜めた!とか言わなかったらね。それも博多のROCKだぜBABY!




posted by usui special at 02:40| 福岡 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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