2010年04月29日

知り合い以上、友達未満。

今年は寒いせいか何かやる気が出ないなぁ。考えてみれば小春日和が無かった気がする、あったかもしれないけど俺の休みと全く合ってないのでチャリに乗る機会がない。毎年必ず秋とこの季節はLONGチャリRUNNIN'をする、しないといけないと思ってするのではなく、したくなり目的地を決めて半日は走ってたけど。気温や雨のせいだろうか?自分の頭の中を自由にする事を心がけているけど何か分からないけど自由になれない自分がいる気がする。

明日から約一週間休みだ。とはいえ家でやらないといけない事は沢山あって毎日何かと予定が入ってる、ここ博多では毎年この時期は「博多どんたく港祭り」があり全国から沢山の人がやって来る。博多に住んでる人の合い言葉は「どんたくって行った事あります?」だ。そう、地元の人はこの時期は特に人が多いのであまり出歩かないって話を良く聞く、買い物にも行けない状態になるからだ。

知り合いは沢山いるだろうか?携帯のメモリーに沢山登録されているだろうか?ではその中で何人が友達と言えるだろうか?友達にも深さはあると思うけど、そのメモリーの多さは財産なのか?指先で語り合えて、指先で消去出来る。そんな時代になって10年以上なるけど、俺は仕事がら知り合いは沢山いる、でも本当の友達と呼べる人は凄く少ない気がする。けど何かの縁で知り合えたのだから知り合いも大切に思うけど、ここ何年も疑問に思う事がある。それは理由も告げず意味も分からず消えていってしまう知り合いだ。いくら考えても理由が分からないけど、こちらが連絡しても何の返事も無く消えていく、、、。それも唐突に。何年も付き合って来たとか年月は関係ないらしい、何かが起こったんだろうし心の景色も変わったんだろうけど、消えてしまう。考えても考えても原因は分からない、ついに1年ちょっと前に再会した実母も今年消えてしまった、、、。もう彼女がこの世からいなくなっても俺には分からないだろう、俺が先にいなくなっても彼女は知らないだろう。実の親子でも生きて来た景色が違っていれば他人と同じなんだろう、消えて

いった知り合い以上、友達未満と同じなんだと思えば少しは気が楽になった。


出会った奇跡は何か意味があるから大切にしてほしい。



知り合い以上、友達未満。01.jpgこいつとはもう15年くらいの付き合いになる。何度もギタードッグで検査してもらい、フレットやナットも交換して苦楽を共にして来た。たまにすねる事もあるけど、いろんな事も俺に無言で語りかける。カスタムショップ製の69年タイプのストラトだ、この春に久々に乱暴に扱ったので調整に出した。このギターの事をよくわかってくれてるプラグインの店長へいつもお願いする。

これからも大事なパートナーだ。




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2010年04月26日

やっと一息。

何かと今年に入って続いた事が一息ついた。今年は特に毎月のように何かイベント事が入ってた、企画から運営、演奏までやらないといけないやつもあったし、曲を沢山覚えて準備に時間がかかったやつ、セッションで本番中に自由になるように集中したやつと、これがセットリストを二三パターン作って三ヶ月くらいやるツアーだと自分の曲が進化したり各地でうまいもの食べたりと繰り返しの魔術で自分の世界観も日々向かい合えて進化していくのも分かるのかもしれない。けど俺の場合それぞれの事の落としどころがバラバラで、共通してるのはどんな状況でもギターを弾く事だけど。しかも一つの事があるとその事に頭が支配されてしまい、二つや三つの事をバランスよく出来ると言う器用さも腕も無いので次から次へあっという間の2010年の四ヶ月だった。

けどそんな事にも「しあわせに思う」ようにした。きっと何かの「昨日には無い」自分へと進化してるんだと、野球選手のように打率も打点も声援も無いけど何かを誰かに求められてその事で真剣になり、その日の準備をして披露するってこと、う〜んするってことじゃなくで出来る事に感謝しないといけないと思うようになった。10代で音楽に目覚めてギターを弾いて、その弾き方が正しいのか何て分からないまま仕事になった。その前に自分の運命を決める「家出」があり、親子の縁も切れてしまった。それもギターのせいかもしれない、犠牲にしたとは全く思ってないし、ある意味冷たいやつだ。見えない何かに導かれるように今だにギターを弾かせてもらってる、そして暮らしていってる。途中でギターを弾く事や歌う事をやめた連中も沢山観て来た、それもそれぞれの生き方だと思うし趣味でやる事の方が楽しいのも分かってるけど。よく人に「ギター一本で食っていってるって凄いね」とか言われるけど、凄いのかどうなのかも今更ながら俺は分からないくらい日常で、そう言われると、そんな人間もしくはそうでありたくても出来ない人たちがいっぱいいるんだと思って精進しないといけない。ギターを弾く事でなくしたものも沢山あるけど、得るものは未知数で日々どんどん増えて行ってるよ。


やっと一息。01.jpgやっと一息。02.jpg昨日「福津市」はBLACK OUTでMICKの今年二度目のライブがあった。バンドリハが2月のライブから一度も出来てなかったのでセットリストもまったく同じでのぞんだ。当日は少しの時間本番前にリハが出来ると言う事だったので17時くらいに会場にのりこんだけど、結局機材トラブルでリハが出来ないまま、どんなギターアンプがあるか分からないまま本番を迎えた。


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やっと一息。11.jpgやっと一息。12.jpg 撮影(U-MANIAさん)


いくつになってもR&Rはホームな気分になる。

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2010年04月23日

今月のアルバム,,,10' 4月

今の中学生は心震えるような出来事や出会いや曲や芸術に出会ってるのだろうか?一番複雑な時期だと思うし、子供のような、本人は自我が目覚めたりする。異性にも興味が出て来る。そんな一瞬の時はそれからの人生そうは無い気がする。世の中や大人の仕掛けた罠が分からないまま狭い世界で暮らして悩んだり、今はネットや携帯があるから無理かもしれないけど、実はそんな狭い世界に響くものがある気がする。それがその後の人生を決めたりするし、その時の事が忘れられずに無意識にそのとき意識してたものを目指したりすると思う。俺は今だに何も変わらずあの頃十分に出来なかった事で毎日暮らせてると言うだけで幸せに思えるけど、それが商売としては失格なのも分かってるけど、そんなルーツを考えると些細な事や今の現状やつながりを幸せに思えてしまう。別に焦りも無いライバルもいない、ただこうしたいとかこんな事出来たら幸せだなって言う事で暮らしていってる気がする。でもそれがいろんな事の自分のルーツになってる。服を選ぶ自分、家具を選ぶ自分、行き先を決める自分、写真に写る自分、毎日聴いてる音楽を選ぶ自分。それが日々積み重ねであっても揺るぎないルーツが中学生や高校生の頃に出来たもののような気がする。

中学生の時に教育指導の先生がやってきた。それはその中学のOBの大学生が2週間ほどやって来る、その美術の先生はみんな大好きで自分のクラスの担任になった時はうれしかった。中学生の俺たちには凄く年が近い「にいちゃん」みたいな人で、二週間の実習期間が終わる最後の日にお別れ会をやった。その時に音楽室にあったガットギターでみんなの前で弾き語りをしてくれた、その時の先生の気持ちはどんなだっただろうって大人になって考えるようになったけど、また音楽で食っていくようになって思う事だけど今の俺の弾き語りではあんな空気には持っていけないだろうなとも思う。技術とかでは表せない気持ちがみんなに伝わった気がする、それはその先生の二週間分の真心とか気持ちとか人柄とかが全て一致して音や言葉に変わった。俺にとって感動や心動いたと言う事ではあのお別れ会のライブを超えるものはまだ無い。

それから我が中学でもギターブームがやって来た。その先生が来なかったら俺の今も無いだろう、多分親父の敷いたレールに乗っかり地元で子供三人くらいもうけて、しあわせ?に田舎のおっちゃんになってただろう。それはそれで幸せだったかもしれない。そんなギタブームの時にその先生が歌った曲が入ってるレコードを、俺にとっては姉貴に近かった洋品店の「たっこ」に借りた。たっこの兄貴のレコードだ。「ゆう坊、先生が歌った曲が入っちょーき聞きっちゃ!」って半ば強引に貸してくれたレコード、、、どの曲かは覚えてないけど、針を落とすと同じ空気感と感動があった。


A-839.jpg


もどり道ライブ!/井上陽水

リアルタイムじゃないけど、その後大人になって自分でアナログ盤を探して買った。このアルバムを聴くと自分のルーツや日本人で良かったなって今だに思う。

井上陽水公式 HP : http://www.y-inoue.com/


ちなみにこの時期に実家の家を建てた棟梁は陽水の同級生だった。



posted by usui special at 02:46| 福岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月19日

MICK...ふたたび!

やっと暖かくなってきそうかな?もう新年度が始まって2週間以上経つけど、俺はあまり4月は関係ないけど何か世の中のフレッシュスーツや生徒さんで今までセーラー服着て高校帰りでレッスンに通ってた娘とかが大学生になり不思議と大人っぽくなったりする。そんな変化を俺も親心?みたいな感じで微笑ましく思えたりする。何か街のバタバタした喧噪も落ち着いた気がするし俺もリフレッシュ休暇も終えて思うのは、やはりコメントや実際に言葉でもらった、今更ながら最初からのテーマである「発信する事」の意味や大切さを感じてる。このブログを書く事によって実は自分が一番に奮起したり落ち込んだりしてるのかもしれないと思った。うれしい事や残念な事、辛い事や楽しかった事をこれからも正直な気持ちで綴っていこうと思う。別に大した事件も起きない実はそれが幸せだったりする日常だけどね。

今年はもう4月だけどバタバタしてた事も大分落ち着いて来た、例年にないくらい年明けからイベントごとも多く自分の心と向き合えなかった、決めていた切らさずに本を読む事もあえて3月は封印してたし、その封印がとけ反動ですでにまだ二週間足らずで4冊目に突入だ。本屋ばかり行ってる気がする、本はよく言われてるのが出会った瞬間に気になるやつは必ずその時に買った方がいい!俺もそう思う、博学や雑学的じゃなくてその時に興味がある、心が開いてるものを欲してると思うから。次に買おうと思っても毎日の暮らしでその心の穴の場所はドンドン変わっていくと思うので。くれぐれもポップ書きには踊らされないようにね。

この4月に今年二度目のMICKのLIVE!がある。しかもみんなのスケジュールが合わない為にリハなしの当日のリハがあるかどうかもまだわからない。要するにぶっつけ本番ってやつ。MICKでは自由なセッションなので力の抜けた演奏が出来る気がする、仕事でもないし自分の冠のライブでもないので毎回自由にその時の感じで指を滑らせる。2月にライブをやってから全然曲の復習をやってないので明日からMICKモードで一週間過ごそう、同時進行でいろんな事もあるけどなぜか今はのんびりしてるなぁ
4/24(SAT) @BLACK OUT (福津市)


\1000 (+\500 DRINK)


BLACK OUT HP : http://76.xmbs.jp/blackout/

ちょっと福岡市内からは遠いけどお暇な人は待ってるよ。福津市の旧3号線沿いのBEST電器の横あたりらしい、俺も初めてなのでどんな会場か分からないけど。出番は19:30~予定だよ。

MICKふたたび02.jpgMICKふたたび01.jpg約15年前のMICKのステージ。


MICK.jpgMICK...jpg先日久しぶりに天神に行った、お気に入りのカフェ、じゃないなぁ喫茶店でいつも注文するいくつになっても大好きな「CREAM SODA」

MICK05.jpg俺はもう10年近く「そば焼酎」を愛飲して来た、博多では置いてない店も多いけど。偶然に生徒さんが雲海酒造で働いてて、俺がそば焼酎好きなので(博多では珍しいらしい)今度春に新発売になった「黒雲海」のサンプルを頂いた、コンビニとかではまだ見かけないけど美味いよ!おすすめです、特に女性には飲みやすいかも。これからは「そば焼酎」が来るかもね。


このライブが終わったら籠ろう。やっとでね。

posted by usui special at 03:26| 福岡 | Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月16日

現実への帰還。

約二週間ぶりでご無沙汰です!「リフレッシュ休暇」と銘打ってブログを休ませてもらった、って書くとみんなが期待して楽しみにしてるような書き方だけど、このブログは俺の心の明るい部分やDARK SIDEな部分を徒然なるままに綴って来たので、きわめて狭い範囲の言葉であり日常であり、俺は芸能人でも著名人でもないので、日々感じた事を何の脈絡も無く書いてる。正直ブログをやめようかとも思った、何かいろんな事が嫌になってばかばかしく思えた。DARK SIDEな俺が「お前さんは何者か?そんなにみんなお前さんの事なんか気にしてないよ!何も自分の表現なんか出来て無いじゃないか、お前さんよりも過酷な人生送ってる人はいっぱいいるよ」ってあざ笑ってる気がして、忙しさにかこつけて本来の自分のCOREな部分を忘れかけてた気がする。このブログで人を元気に出来てる訳でもないし「カッコいい言葉ばかり並べて、、、」となじられた事もある。そうだカッコいい言葉ばかり並べて日常はどうしようもない俺なのかもしれないと思った、でも俺は「悪人」では無いと自負したのも事実だ。人は実はいつでも孤独なのかもしれないと、この二週間で家出したての頃に感じたエナジーが蘇って来た。自分の事は実はそこに人がいるから見える訳で、でもその見える景色は人によって様変わりする。俺は悪人ではない、残された人生を自分自身をわがままに生きてみようと決めた。冷たい人間に思われようが、自分の頭の中を探求する事が俺に託された二人分の家出人生の原点だとも思った。俺は飲んだくれのかっこつけじゃない!ストレスなんか溜ってる場合じゃないし、俺のストレスなんか人はどうでもいい事だし、決して深くまでは分からないだろう、俺も分からないのだから。ある作家の言葉に勇気つけられた。

何とかなると言う前提とこのままでは駄目だと言う絶望が同居して、その二つを近づけ混在させるためにあらゆる努力が必要となる。

いろんなきっかけと偶然でPOWER SPOTへ行って来たよ。その写真達を!

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現実への帰還。17.jpg原点に帰る旅だった。自分が生まれ育った場所も緑がいっぱいだった、規模は違うけど何か匂いが同じだった。俺は森の人かなとも思った、そんな屋久島で原点に返れた気がする。

今はニューアルバムに向けてDEMOを小刻みにスケッチしてる、この島で感じた息吹も音に残したい。これからもわがままに更新していくのでよろしくです!


俺は悪人ではない。










posted by usui special at 02:43| 福岡 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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