2010年07月30日

からから、からから。

最近は心の状態がよろしくない。何か不安な事があるとか、嫌な事が重なったとか、仕事で心に余裕が持てないとか、そう言ったはっきりした原因ではない気がする。自信を損失してると言うか、、、。元々自信過剰ではないけど、見えない何かを信じて生きていかなくてはならない職種ではあると自負はしてるけど。その見えない何かは自分が信じてやっていれば鏡のように相手に映し出され投影された自分が見えて安心出来る、その為に常に発信してないといけないと思ってる。POWERを与える事で初めて自分に帰ってくるものだと思ってる、よってパワフルに生きていかなくっちゃて思って来た。時には女や母親の胸に顔を埋めて「俺こんなに辛いんだ!」とか弱音を吐きたい事もあった。

思いやりって言葉があるけど、あと優しさと言う言葉もあるけど、どうやら俺は勘違いをして間違った使い方をしてたんじゃないかって思う。実は思いやりや優しさには見返りを望む気持ちがあってはいけないと思うし、見返りなんか望んではないけど、心のどこかで導いてやろうとか思いやったり優しくする事に自分自身がおごった気持ちでいたんじゃないかって思う。

そんな思いやりや優しさの言葉や行動は何かをやり遂げてる人がやるから人の心に届くんじゃないか?って思う。作品にしても立場にしてもその背景に「そんな人が言う言葉」ってものが人の心に響くんじゃないか?って思う。そんな人の一言は重いし、その人のイメージや作品ややって来た事に対して会って話してみると意外と優しいとかね。

そいつの為とか言う考えは所詮自分を買い被ってるように思えて来た。人はそれほどそんな事を重くまたありがたくとらえずに俺と言う人はこんな人だと当たり前になる。俺が何かをやり遂げて作品やギターがみんなが納得するくらいの評価のレッテルを張られてるなら別なんだろうけども。う〜ん言葉じゃうまく伝えられないけど、、、。俺は博愛主義者でもなければ無宗教だ、いったい何様のつもりだ!って自分に問いかける。人の事の世話をする前に自分自身もっともっと精進しないといけないし、その事に一生懸命にならないといけないんじゃないか!インストラクターとしての仕事の話とは別だけどね。もっともっと魅力的な音を奏で自分自身の事を第一に考えて精進しないといけないなぁ。考えてみればずっとそんな人生だった気がする(気がつくのが遅い!)


いつもからから空回り、心に空っ風がピュ〜ピュ〜と

俺はあこがれのアーティストに優しくしてもらった。その人の活動や容姿や作品からはすごく意外だった。それが凄く心に響いて今でも心の根の部分にあるけど、随分勘違いしてたもんだ。そんな凄い人と同じ土俵に上がってしまっていたのだ、、、。とんでもない恥ずかしい勘違いである。まずはもっともっと自分が自分の事を一生懸命表現しないといけないのに、、、。ずいぶんからから空回りしてたもんだ。俺は何様だ!恥ずかしい限りである。思いやり?優しさ?随分俺も偉くなったもんだ、何もやれてないくせに。


-1.jpg


7、8年前に行った北海道の「美瑛の丘」の風景が忘れられない。この写真はその時のではないけど、懐かしいようなどこか自分の心のふるさとと言うか、この丘の向こうに冥土があるんじゃないかって感じた事は今でも鮮明に覚えてる。何か心の状態が良くないときは無意識にあの時の風景が頭を巡る。


凄く私的な狭い戯言かんべん!心のネジが一つ外れた気がするよ。




posted by usui special at 03:42| 福岡 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月27日

それぞれの非日常。

暑くても寒くても楽しくても辛くても悲しくても寂しくても毎日は平等にやって来て、仕事したり勉強したり親に育ててもらったり日常を生きていってる。それはきっと生きていく事を当たり前だとして時間が過ぎていくけど、そんな日常でも心震える芸術や趣味や音楽や要するに自分の心が開放される事でリラックス出来たり希望が持てたり。例えば釣りに出かけたり本を読んで自分の日常とは違う世界に浸ったり、音楽を聴いて勇気ややる気をもらったりする。もっと身近な事に目を向けるとファション雑誌を見てこんなかっこうしたいなとか、ダイエットして理想の体系になりたいとか思う事も実は非日常の目指す理想の日常ではないだろうか?そんな非日常は待っていても中々現れてはくれず自分でその方角に向かっていかなくてはならない、わざわざ時間やお金を使って。


バブルや夢の国なんてない!


って分かっていながらそれぞれが非日常のシチュエーションを求め望んでる気がする。だから逆に嫌でも毎日訪れる日常を暮らせていけるんじゃないだろうか?酒を飲みにいくのも毎日いく訳ではないから非日常だと思うし、そこでサラリーマンが会社の愚痴をこぼしてストレスを発散させる事で何かを開放する。映画を時間割いて観て自分の日常とは違う世界に触れて昨日とは違う日常が少しでもやって来る。


それぞれの非日常。01.jpg
それぞれの非日常。02.jpg



非日常への準備。それぞれの非日常へ沢山の人たちが関わり、その夢物語が出来上がる。


それぞれの非日常。05.jpg



それぞれの非日常の思いが音になってみんなに届く。



圧巻のアコギ15台と弦10台の壮大な音は素晴らしかったし、それぞれの思いが渦巻いた。みんな俺の大切なアコギの生徒さんだ、長い人はもう15年以上は付き合いがあるし、きっとこの非日常が人生に組み込まれてるんだろう。比較的俺の生徒さんは長い付き合いだけど、きっと継続は力なりでそれぞれの非日常への思いの手助けをしてあげたいと思うし共有出来るだけで素晴らしく思う。


お疲れさまでした!






それぞれの非日常。03.jpg

おまけ、、、。



live photo by Mr.kojima





posted by usui special at 02:46| 福岡 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月24日

今月のアルバム,,,10'07

梅雨があけて一週間たつけど暑い!毎日暑い!出かけて帰ってくるだけでバテてしまう。ここまで暑いとやる気も損なわれてしまうなぁ、いよいよ今週末の日曜日にZEPPでイベントがあるので、そこまでは気合いを入れて体調管理しないといけない。毎日家でアルコールを飲まなくなったけど、週に一度くらい飲むと次の目覚めで頭が痛くなる事が多い、それが嫌になってまた家で飲む回数が減っていく、リハ後やレッスン後で外で飲む事はあるけど、何故か家で一人のみをすると頭が痛くなる気がする。けどこの時期は決まってお中元で珍しい焼酎を頂くので味の感想も含めて飲んでしまう、そして良い焼酎は必ずアルコール度数が高く40度くらいはあるので、ビールも頂くがこれは中々箱から出てこず箱に入ったままだ。俺はアルコールが実は好きなのか?って考えてしまうけど。みんなも暑いのでついつい仕事がはけたらクシュ!といく回数が増えると思うけど胃袋気をつけてね。

中学生の頃は誕生日に何人かでレコードをプレゼントするのが流行ってた。犀川町の駅前の小さな電気店に少ないけどレコードが置いてあって¥500を5人くらいで出し合ってプレゼントする。人に何をあげたかもう覚えてないけど、もらったレコードはまだ現役でいつでも聞ける状況で手元にある。そんな思い出のアルバムを今月は紹介したい。


0837335f.jpg



SUPER LIVE ! / 高中正義


確か1980年発売だったと思うけど、えっ!俺がフュージョン?って思う人も多いと思うけど、俗にいう日本人のフュージョンアルバムはこれしか持ってない。でも高中は当時のおしゃれなフュージョンの先駆者ではないだろうか?中学生の時に誕生日プレゼントされたアルバムだけど、とにかくバンドがうまいのとツインドラムでライブと言うのに完璧でギターの音もよく、それこそ今みたいな夏真っ盛りに聞くと気持ちいいアルバムだ。それから高校生になったらフュージョンバンドブームが来た。やってる連中は決まって金持ちの進学クラスの連中で、ギターやキーボードと機材は高校生か?っていうくらいのバンドが多かった。そんな連中を横目で見ながら小さなギターアンプで教室で文化祭前に練習してたなぁ。そんな事を思い出すアルバムだけど、今聞くと日本にも凄いライブアルバムがあの時代にあったものだって思ってしまう。このアルバムのときは高中正義はまだ20代と思うけど、おしゃれな大人な事やってるって思う。名盤だと思う。

アルバム試聴はこちら : http://music.yahoo.co.jp/record/dtl/LAA318050/

高中正義 公式HP : http://www.takanaka.com/


今月のアルバム,,,10'0701.jpg


全然関係ないけど我が家のCOCKPITの照明はお気に入りのピーナッツ型のかわいい奴。


今月のアルバム,,,10'0702.jpg


分かる人には分かるカシミールで活躍した12弦ギター、新作ではRECで使う予定!


今月のアルバム,,,10'0703.jpg


今は待機中のサンプラーのROLAND SP-404。ライブでは長めの風の音や宇宙船っぽい音やリズムなど活躍してくれる!メインのサンプラーはKORG製からROLANDのMC-808へ買い替えたけどライブで使うかは未定だけど、制作には随分活躍してくれそうな気配。


ブログに中身も少し改装したよ。HPを閉鎖したのでブログから試聴出来たり、ONLINE LESSONへ飛べるようにしたので見てね!あとコメントでは公開になるので書きにくい事や、直接のメッセージを送れるようにPCのメアドも掲載してるのでお気軽にメールちょうだいね!質問等なんでもOK!
です、よろしくね。


まだまだ暑いぞ!体調崩さないように。

posted by usui special at 03:20| 福岡 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月21日

夏になったので独り言を。

猛暑がやって来た。今年は梅雨の湿気の多い時期にクーラーを入れ始めてから、クーラーにやられ気味だ。なんだか体調が良くない、今も鼻声で風邪をひいてる訳ではないけれど偏頭痛がしたりする。自律神経系が少しばかり狂ってるみたいだ。梅雨が上がったと思ったら晴れが続いてるので気分は良いんだけど、人間は不思議と晴れると気分も晴れるみたいだ。何かやる気やイマジネェーションもわいて来る、開放的な気分になると何か良い事でもあるんじゃないか?って運頼みな事を考えがちだけど、それはそれでわくわく出来たり毎日歩いてても活力になるので、人って実は単純なのかもしれない。考える事や知りたい事やってみたい事はつきないけど、あまりにもありすぎて一つずつ整理して本読んだり音楽聞いたりTVのドキュメンタリー観たり、どこか興味のある場所へ時間を惜しまずに出かけたりする事から始めないといけないのかなって思う。頭で考えたり後回しにしてしまうと1年はあっという間に過ぎてしまい、今日その時、その瞬間の若さのエネルギーは戻ってこない気がする。

「本屋に行って少しでも気になったらその本は買え!」って言葉があるけど、それはそこの部分が開いてて次ぎにいった時にはもうその部分は開いてなく別の所が開いてるから、そんな興味の出会いを大切にしろってことだと思うけど。俺もそう思う!頭で考える采配の人生だけじゃおもしろくないよ、突発的な事、新しい場所は自分が出向かないと訪れてはくれない。それはいつも自分に言い聞かせてる事でもあるけど、だから俺は計画性もなく、お金も貯まらず持ち金がなくても「その瞬間」の為に使ってしまう。そして大切にしたい時間や物や瞬間が沢山あるわりに商売がへたくそなのでお金に換えきらない。難儀なやっちゃなぁ。けどお金では買えない物や瞬間を見過ごして全てを社会に従順したくない!いやでも今のこの世の中のシステムでは社会にある意味従順してないと暮らしていけない事は当たり前に分かってるけどね。そこのせめぎ合いだ!

夏になったので独り言を。01.jpg


空をよく見上げる癖がある。昼でも夜でも見上げる、2010年の夏空だ。君もこの空を見てたら随分気分も変わってたと思うよ!って今年の夏空は少し寂しく残念にも写ってしまう。


夏になったので独り言を。02.jpg


そして夏になると必ず飲みたくなる子供の頃から大好きなフロート系。本当はクリームソーダが好きだけど、ここにはなくてしょうがなくコーラフロート。


夏になったので独り言を。03.jpg


前から欲しかった本をプレゼントしてもらった。天才の「その時」に触れると、これはフィクションじゃないか?ってくらい猛烈に生きてる事が刺激になる。俺のアイドルの一人「シドバレット」と初期のアルバム「狂気」までのPINK FLOYDの真実。


拝啓。キョウコちゃん!これが今年の俺の夏の独り言だ。



posted by usui special at 03:37| 福岡 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月17日

こころ、ゆたかに。

梅雨はあけたかな?今年は中々心の中の「スウィッチ」が切り替わらない気がする。取りあえずは7月いっぱいまでと漠然とがっちり決まったスケジュールをこなして来た、まだ落ち着いてないけど、けどそんなスケジュールも昔みたいにいっぱいいっぱいの気持ちでこなしてない気がするし、忙しい忙しいというのも実務的な事ではなくて精神的な事であるのも分かってるけど、いつもそうだ自ら迷走の迷路に迷い込んでしまい気分転換も出来ないでいる。悪い癖だしそんな自分が嫌でしょうがない、そもそも実務をこなしてその拘束時間がお金に換わる仕事ではないので、あまり仕事してるって思いはずっとないんだけど、何か見えないものに対して何か感じたり共鳴したりしたりして俺の場合は音楽だけど、そこに自分なりのセンスやボーダーの線を引いて音に変えて音を作りそれに共鳴してくれた事がお金に換わると言う理想はずっとある。だからかそれが出来てないとストレスは溜り自分をどんどん追い込んでしまう、たとえ生活出来てても充実感や幸せ感は薄い気がする。

既成の曲を演奏してお金に換えたり仕事でステージに立っても何の充実感はない事は昔から変わりない。インストラクターと言う立場にありながら矛盾してるしてると思う、教則本のDVD作ろうが既成曲や人の曲のバックバンドに何の興味もない。やはり俺はここ何十年も自分の世界の音や曲をZEROから作りたいだけなのだ!って言う事に最近特に強く感じるし、きっとそこにしか自分の充足感はない。以前作ってもらったHPは閉鎖した、そうアルバム「媚薬」をリリースした時の奴だ。協力してくれた青田君どうもありがとう!また何年もスポンサーになってくれた光平君どうもありがとう!もうあの頃の意識とは違って来てあの頃の思いは果たした気がする。何らかの形で(このブログを通じてでも)試聴は出来るように考えてるけど、そんな事よりNEW WORLDを創りたいと思ってる。ここ何年かは人のプロデュースばかりやってたので(俺は人を育てる才能はないのかもしれないとも思う)プロデュースするというのは難しく、うまく演奏してもらったりアレンジ力が付いたりとかは言葉で伝授出来るけど、ZAROからONEにする世界の構築はそいつの生き方や感じ方になるので、それを身をもって伝えるのは実に難しいし多くの人は一生懸命になればなるほど凹んでしまい才能は開かないまま萎んでしまう。けど才能ある奴はきっかけだけで後は自分でどんどん才能を開花させる。そう!最後はそいつのセンスや音楽に対する姿勢なのだ。


音楽活動をしているのと自分を発信してる事は別だ。
新たなHPも作ろうかとも思いMACのiWEBを開いて構図やデザインを考えてみたけどもやめた。自分の最新の作品もないのに、助っ人でやってるバンドやコピーバンドや仕事のライブスケジュール載せてもしょうがないと思ったので、それはこのブログで十分だしね。やはり俺は演奏家ではなくアーティストになりたいのだ!アルバム出来てレコ発やって、そんなツアーでも出来ればそんな作品に何か感じた人たちと繋がりたいし、もしそこでCDが販売出来たらいいなって思うし、俺が覗いてるHPはそんな人たちのばかりだ。以前の記事で書いた関東のTV出演の話も断るつもりだ、「媚薬」に共感してくれたのは嬉しい事だし、無条件で出演して欲しいと言う話も嬉しかったけど、そんな事より新しいものを創りたい事を第一に考えたいから。


アー写.no,5jpg



DOGDAYAFTERNOON / 「媚薬」の時のアー写。

もう見納めかな?次は多分こんな雰囲気じゃないなぁ、この写真のせいか?随分myspaceじゃヴィジュアル系に間違えられたけどね(笑)ヴィジュアル系好きそうなヨーロッパの女の子からフレンドリクエストがたくさん来たよ、日本語でちゃんとコメントが入っててびっくりしたけど、サウンド聞いたんかい!ってね。でも発信出来てないストレスはかなり溜ってる、DTM環境に慣れてなくて「媚薬」の時みたいにすぐにスケッチして、それを差し替えてみたいな感覚で曲が作れない事にイライラしてるよ。何とか自分と向き合って自分がカッコいいと思ったり、現実とは別の世界に連れて行ってくれるような作品を発信したいと思う。


こころ、ゆたかに。志、果てしなく。



posted by usui special at 03:22| 福岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月13日

Beautiful energy

やっと平常な気分な毎日が戻りつつある。毎日雨が凄いなぁ、梅雨だからしょうがないと思いつつもやはり雨はセンチな気持ちになる。きっとこの梅雨があるから日本人は我慢強く、トンネルを抜けるように夏を迎えてオープンな気持ちになるのかもしれない。この時期に自然の植物はエネルギーを蓄えて秋に実らせて辛く乾燥した冬を毎年越せるんだろうな。この春に屋久島に行って感じたけど、あの島は1年365日のうち、366日が雨と言われるくらいほぼ毎日雨の雫が自然に潤いをもたらしてるから植物の生命力が半端なく感じた、ある意味驚異にも感じたけど、パワースポットって言われる場所は何かの偶然や奇跡が重なってエネルギーを発してるんだと思う。

俺たち人間や動物も1日1日エネルギーを使ってる。動物はもっとシンプルに食べる為に生きて、種を残す為にエネルギーを使ってるけど、そんなエネルギーの弱い種は滅んでいき、食物連鎖の中で生き残れなかったり、でもシンプルに毎日種を残す為に狩りをして常に死と隣り合わせでシンプルに生命の炎を燃やす。それに比べて俺たち人間はどうやら知恵をつけすぎたようだ、もっと基本的なシンプルな事に感謝出来なくなり楽しみや幸福感だけが全てになってしまった。付き合いも希薄になり、損得勘定やYESMANを求めてしまいがちである。生きていくにはきっとかなりのエネルギーを毎日消費してると思う、そのエネルギーを家族や友達や自分の関わりでまた蓄えないといけないのに、中々蓄えられずにいるからエネルギーが無くなる前にエネルギーを使いそうな所から消えていく。勿論毎日食べていかないと行けないというシンプルなエネルギーさえも十分じゃない事も多く、そこから自分の好きな趣味や遊びまでエネルギーが回らずに気がつけばスタートのピストルの音を聞き逃す。後はそのエネルギーをいかにECOで使わないでいいようにと、実は鎧をたくさん身にまとい気がつけば「裸の王様」「裸の女王様」になってる。自分のエネルギー消費を抑える為にどれだけ周りの人にエネルギーを使わしてるか分かっちゃいない。面倒くさくなると連絡も途絶えてしまう、、、。きっと俺たちは増えすぎてしまったんだろう、知らなくても良い事も知りすぎたんだろう。もっとシンプルな答えは足下に落ちてるよ。


Beautiful energy01.jpgBeautiful energy02.jpg50代の生徒さんが購入したBASSだ!ある意味若い頃の夢を一つずつつかんでる、素晴らしいエネルギーの使い方だと思う。


Beautiful energy03.jpg
今日の一品『ウニ祭り!』


内なるマグマは消さずに、Beautiful energy!汗を流そうぜ!



posted by usui special at 02:46| 福岡 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月07日

永遠のレ、ファ#、ラ。

今頃どのあたりかい?ちゃんとたどり着けたかい?苦しみも欲望もない自ら選んだ永遠の世界へ無事たどり着いたかい?もう何も苦しむ事はないよ、こちらの世界は相変わらずだ。永遠に続いてるこちらの世界はこれからも続いていくよ。もう一緒にギターを弾く事は出来ないけど、コードやフレーズについて、また最近のバンドやカッコいいと思うサウンドについて語り合える事は出来ないけど、、、。あのとき君が言った「先生が弾くDのコードと俺が弾くDのコードはやっぱり全然違う」って落ち込んでたよね、もう1年くらい前だろうか?そのシグナルについて俺はもっと深く考えて接してあげるべきだったって反省してる。5、6年前だろうか、初めて君に出会った時は無邪気にギターをかき鳴らす事が楽しそうだった、大学のサークルでバンドをやってるのが全てで楽しそうだった。でももっと真剣にギターがうまくなりたいって言ってたよね、いろんな曲やったね、スケール練習、カッティング、BLUES、名曲のコピー、最後の方はアコースティックギターもやったね。大学生活も大変そうで将来のドクターになるために挫折してた年もあったよね、けどそんな時も必ず音楽やギターが全てを助けてくれたんじゃなかったのか?また俺が全てを助けてあげる事は出来なかったかもしれないけど、もし君が最期のシグナルを俺に送ってくれてたら、いや、シグナルを出せるような存在だったらって後悔しても後悔しても、悔やんでならない、、、。

いろんな話したよね、子供の頃離れていったお父さんの事、彼女とうまく行かなかった時の事、あえて大変な「小児科医」になろうと思うって言った時に俺は軽率な事しか言えなかった事を謝りたい。実は最近は君の事が気になってたよ、4月から国家試験も受かり研修医になって立派な社会人になって、そろそろまた酒でものみたいなって思ってたよ。そんな苦しい思いしてたとか全然知らなかった。ギターが大好きな君の事だから落ち着いたらきっとレッスンに戻って来て、またいろんな事やれると思ってた。どんなに苦しい事があっても音楽やギターが君を救ってくれると思ってた、、、。

今年の3月に俺はレッスンに戻って来てほしいとかじゃなくて、あんなに好きだったギターレッスンも封印して去年の夏から国家試験の勉強頑張ってた試験の結果が本当にただ気になって連絡したんだ。そのとき一週間後に連絡が来た時はホッとしたけど今考えればすぐにいつでも返事が来てた君にしてはどうしたんだろうって今になって思い出すよ。その時の君の電話越しの声は今でもはっきり覚えてるよ。「連絡遅れてすみません(笑)、、、たぶん試験は大丈夫だと思いますけど、、、けど、、、今はレッスン受けるとかそんな気分じゃないんですけど、ただ先生とスタジオ入ったりしたいです!」それもなにかのシグナルだったんだろうね。それからお祝いに二人で寿司食べにいった時も音楽に対して凄くマイナスな事を言ってたよね、あの時と同じ事言ってたよね、Dのコードの音が所詮違うって、あの音がプロの音でうんぬんってだから自分も医療の世界のプロにならないといけないって、、、。ギターを弾く事をもう辞めてしまうんじゃないかと思ったから俺はいった「音楽やギターが好きだったらずっとそばにあるもので、自分のペースでずっと楽しんでいくもんだ」って、、、。君は凄く雲が晴れる顔をして吹っ切れた様子で「今日は話が出来て良かった」って喜んで帰っていった、そして次の日もすぐにお礼のメールが来たよね。

昨日君の亡がらに会いにいって来たよ!そのときお母さんにも初めて会ったよ!「ギターを教えてた碓井です」って君の前で挨拶したら「、、、うすいせんせい、、、」って泣き崩れてたよ、、、。俺は涙なんか出なかったよ、俺は君も知ってる通り「野良犬」だから、悲しさなんてない!虚しさと悔しさと自己嫌悪と、、、けどそれから今のこの時間まで君の事ばかり考えてる。何で俺に一言も言わずに、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、。悔しいよ!今君との思い出を綴ってる方が涙が止まらないけど。


永遠のレ、ファ#、ラ。01.jpg


君の知らない今日の空だ。この空の今どの辺りかい?ちゃんとたどり着けそうかい?もう苦しくないかい?俺の声が聞こえるかい?今日はやけに蒸し暑かったよ。



css5stepstitle.jpg



必ず!また会おう。それまでギター練習しとけよ!安らかにね。バイバイ!




posted by usui special at 03:14| 福岡 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月03日

main offender

さりげない仕草と計算された笑顔、頭脳明晰で作り上げられた体、強靭な心と魅力的な人柄、sexyさ、誰にも負けないチェスゲーム。そんな完璧であろう奴にも落とし穴があった、それはどうする事の出来ない生い立ちのトラウマ、それは決して誰にも見せてなかった、またそれが一番の自分の弱点だと分かっている為に装った。平凡な幸せは望まず冷酷非道に孤独であった。ナイフのように研ぎすまされた感覚は子供の頃から自然に備わったという。思いやりや心遣い、あうんの呼吸など関係ない。判断はいつも「GO」か「WAIT」だ。暗闇で三日三晩身を潜める事も平気である。何が目的なのか?金?名声?地位?権力?彼は笑いながら俺に言っ

た、「この世において常にmain offenderであるため」徒党は組まない、ソロにこだわる。また笑いながら彼が言うには「1万円あったら何に使う?」俺は言葉に詰まったが、家族の為に渡すのか、子供も大きくなって来たから車を買い変える貯金にするのか、こそっとへそくりにするのか、パーッと飲みにいくのか、答えが気になった。彼の答えはこうだ。「その一万円の出所を確かめる為に使う」だ。それは10万、100万であろうがミリオンであろうが答えは同じだと言ってた。要するになんでそのお金が自分に支払われたのか?真面目に働いたから?寄付してくれたから?黒いお金?自分へのご褒美?はたまた何かの報酬?これが彼流の「物欲市場資本主義」で麻痺した世の中への考えだそうだ。

少し難しい話みたいだけど、、、先日50代の以前もう5、6年前くらいだろうか?レッスンを受けてた人の再入会の話をスタッフにもらった。最初はどんな人だったか思い出せなかったけど、名前を見てると何となく思い出した、そんな出戻りの生徒さんは10%にも満たないので俺は嬉しかった、ギターに対する思いも伝わった。そしてレッスン開始日の当日スタッフから「キャンセルになりました」の一言、、、理由はレッスン開始にあったての必要事項の書類を郵送した所、それを知らなかった奥さんに「こんなお金どこにあるの?高すぎる!」と猛反対されてキャンセルになったそうだ。何だかむなしかった、勿論それぞれの家庭の事情はあると思う。ギリギリで生活してるのかもしれない、それは俺には分からない。勿論その家族や夫婦間の取り決めも分からないけど、50代にして頑張って来て家族を支え子供を育て、ある意味戦士として働いて来ても月に三回の個としての楽しみさえも許されないのだろうか?50代と言えば俺よりもずっとリアルタイムなロック世代だ。前の話ではないけど毎日働いて稼ぐお金の出所、毎日頑張れる精神の支柱なんだと思う。勿論、家族や子供の存在、けどその人は必ず少しはギターと言うものも出所に含まれていたんではないだろうか?そんな毎日頑張れる出所の一万円をその人の、ある一面でもあるギターに使う事は許されないのだろうか?家電や携帯や車や家はどんどん新しくなっていくのに。そんな事を書いてると俺も高校生の頃にお昼の弁当代を食べずに貯めて当時¥2000くらいしてた弦やレコードを買ってたのを思い出した。

main offender01.jpgmain offender02.jpg遂に博多にハンズのロゴがお目見えした、来年の春開業だ。ワールドカップの期間中は我が家では地球儀を引っ張り出して、結果もだけど、どこにその国があるのか気になってるよ。


main offender03.jpg
main offender04.jpg


今年は特に本ばっか読んでるなぁ、後借りてる戦争もののDVDも夜な夜な見るのを再開した。この5倍くらいはもう観たよ。何となく大戦から最近の各地の紛争やベトナム戦争と歴史の中で意味が分かって来た気がする。人類の歴史は今だに戦いの歴史だ。


いろんな意味でDefenderではなく”main offender”であるべきかもしれない。



posted by usui special at 04:24| 福岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。