2010年09月29日

今月のアルバム,,,10'09

このごろは気候が良いので今日も仕事までの時間で昼寝をしてしまった。寝室のBEDの頭の方のある窓を開けて部屋も開けっ放して横になると、頭の方からこの季節特有の空気が流れて来て、目を閉じてると空気の匂いも感じてとてもリラックス出来る。ついつい1時間半ほど寝込んでしまい、慌てて仕事場に行くと逆に何だかボケーッとして調子が出なかった、、、。目を閉じると言うのは実に脳が休まるらしいよ。やはり目から入ってくる情報が一番多いので疲れてる時やバタバタしてる時は一分でも目を閉じるだけでも脳が休まるらしい。俺も日々実践してる。座禅に近いのかな?

しかしこんな良い好きな季節になって来たけど、、、最近は夢見が悪い。起きると嫌な気分になる事が多く、しかもファンタジーでもないので妙にリアルで気分が悪い。昨日なんかは親父が包丁もって追っかけて来て首元まで突きつけられたよ(笑)今日の心地よいはずの昼寝も良い夢ではなく起きた後嫌な気分だった。これは心の何かしらの信号だろうか?誰か夢に詳しい人教えてね。最近は起きると夢は忘れてる事が多かったんだけどなぁ。

でも日々これだけの情報を嫌でも頭に入れないといけなくなった世の中では、私生活では安泰な気分なのにTVやネットによって凄惨な事件や人間の欲と立場と煩悩丸出しの事だらけで不愉快になってしまう。そんな中ホークスの優勝した夜は心からじわっと湧き出る物があって感動したなぁ、やはり「事実は小説よりも生成り!」をまさしく実感出来た。中々日常生活では味わえないような気持ちを味わうと素直に嬉しくなってしまう。

さて今月のアルバムは、もう大御所になってしまったイギリスのバンドだ。バンドと言うよりユニットかな。このアルバムを聴いてまだまだUKの底力というか、60年代から脈々と続いてる国民性というべきかセンスと言うべきか、70年代のハードロックを蹴散らしたPUNKS、そんな連中がどんどんおしゃれなダンスミュージックのNEW WAVEに変化した80年代。それをクラブミュージックやゲイカルチャーと融合させた90年代。ビッグビートやハウス、トランス、ドラムンベースにブレイクビーツとクラブ中心に枝分かれした訳だけど、そんな時代をずーっと通過して現在進行系なユニットだと思う。


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Barking /underworld


ここ日本でも高い人気を誇るイギリス出身のダンス・ユニット。現在のメンバーであるカール・ハイドとリック・スミスは、80年代前半から中盤にかけてFRUERというバンドで活動していたことでも知られている。
 1988年にはアンダーワールドとして活動開始。同年にはファースト・アルバム『アンダーニース・ザ・レーダー』を、そして翌1989年にはセカンド・アルバム『チェンジ・ザ・ウェザー』をリリースしているが、セールス的に伸び悩み、レコード会社から契約を解除されている。
 1992年には、新メンバーとしてダレン・エマーソンが加入。それを期にこれまでのニューウェイヴ的なサウンドから、ロマンティックでスケールの大きなハウス/テクノへとスタイルを変えている。1993年には、ダレン加入後初となるアルバム『ダブノーベースウィズマイヘッドマン』をリリース。また同年に発表したシングル“Rez”は、クラブ・アンセムとなるヒットを記録した。
 カールのヴォーカルを大々的にフィーチャーした1995年発売のシングル“Born Slippy”は、翌年公開の映画「トレインスポッティング」のサントラにも収録されて大ヒット。一躍その名を世に知らしめた。1996年には、アルバム『セカンド・タフェスト・イン・ザ・インファンツ』をリリース。そして1999年には、ハウス/テクノのみならず、ロック、ブレイクス、ダブなどの要素も取り入れた音楽的集大成のアルバム『ボクー・フィッシュ』を発表している。
 2000年にはダレン・エマーソンが脱退を表明。同年には、まだダレンがメンバーだった頃のライブが収録されているライブ・アルバム『エヴリシング、エヴリシング』を発売。それから2年後となる2002年には、メンバーが二人になってから初のアルバム『ア・ハンドレッド・デイズ・オフ』をリリース。また、同年にはベスト盤の『1992-2002』もリリースしている。2006年には映画音楽家のガブリエル・ヤレドと、映画「こわれゆく世界のなかで」のサントラ『ブレイキング・アンド・エンタリング:ミュージック・フロム・ザ・フィルム』を手掛け、大きな話題を呼んだ。

この9月に出たばかりの新譜だけど、なぜか80年代っぽさも感じた、ULTRAVOXとかね。カールハイドは70年代はパンクバンドをやっていたと言う噂もあるので、やはり脈々と続いてるUKの言葉には表現しづらいカラーや雰囲気を感じた。やはりおしゃれだし、センスいいし、以前買ったベスト盤はケミカルやプライマルやプロディジーなんかよりもグッとこなかったけど、このアルバムは今年買ったアルバムのBEST 3 には入ると思う。また自分が使ってるドラム音源と同じ奴でほとんどリズムトラックを作ったとインタビューで読んだので勉強にもなった。

試聴はこちら : http://www.myspace.com/underworld


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UKつながりで!スニーカーをプレゼントしてもらった。これはミックジャガーがステージで愛用してた事で有名になったエアロビ用のスニーカーだ。俺も20代の頃はこいつばかり履いてた、いったい何足買っただろう?勿論ロンドンにも履いていったよ。けど何年前だろうか?廃盤になってしまい残念だったけど、復刻したみたいだ!こいつは細身に作ってありハイカットなので足と一体化して全然疲れない。以前の奴と比べてソールが少し固くなったのが気になったけど、期間限定販売ならば買いだめしたいくらいだよ。


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今日は仕事終わりのレイトショーで「悪人」を観に行って来た。映画化されるって知らない時に小説は読んでて上下刊あるけどさくって読めて、その頃ハマってた「吉田修一」って長崎出身の作家の作品だったし「パレード」とかも読んでたので、今では映画効果でどの本屋入っても入り口に平置きしてあるけど。映画も面白かった、原作を読んでみた方がもっと深く分かるよ!「悪」って何って考えさせられるし、誰でも「悪人」になりうるのかもしれない。今後は「道尾秀介」の作品が映画化されないかなって期待してる、この作家もまだ若いけどおススメだよ!


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今日の絶品!店長曰く「りょ〜まぁ〜」だそうだ。



映像、音、味、スニーカーと日常からの変化をいつも求めてたい。



posted by usui special at 04:51| 福岡 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月24日

この空気と言うデパス。

この時がやっとやって来た。何と素晴らしい湿度と心地よい風。人間て所詮単純だなって毎年この時期になると感じてる気がする、この季節からが嫌いと言う人もいるかもしれないけど、俺は大好きである。考えてみれば何かと変化の時期もこの時期で(それはこの時期が好きだから単純にこの空気感と湿度と温度で覚えてる事が多いだけかもしれないけど)夏に家出をし、夏にこの世界に入り、夏に親子の縁も切り、夏にいろんな事件が勃発し、秋から何かと物思いにふけって次のステップへ邁進した気がする。イマジネェーションの泉も全開だ!今日の秋分の日は久々丸OFFでリラックス出来た。ベランダでタバコを燻らせるのが幸せで幸せで、値上げ?何のその!その金額に変えられない心の癒しをもらってる気がする。エステやアロマや温泉?何のその!その5分のベランダタイムでどれくらい救われてるかって考えると安いもんだし、タバコを吸うと言う時間は他には変えられないよ!俺はヘヴィーではないのでバカバカ吸わないけど、その一本の自由と言うか。部屋では吸わないので逆に喫煙室みたいな場所は苦手になったけど、吸わない人に取っては何のこっちゃだろうね。でもタバコにも文化はあるよ!

ここまでスパッと季節が変わる事は珍しいので、何故か頭も待ってましたとばかりにスパッと切り替わった。そんな今年の気候だけど、最近は夜になるとモードが創作モードにすぐに切り替わるようになった。夏場は中々難しく、音楽聞いたり音作りの勉強したり映像見たりしてそのモードに持っていってたけど、ここに来て頭が自然に欲してるのが分かる。音作りに関しても二周りも三周りもした。迷ったら必ずレコードを聴くと答えを導いてくれる、良い音とは?って定義は人の数だけあるけど、クリアーで最新で分離もよく音圧も張り付いててって言う時代だけど、曇ってる音の格好良さも分かる分落ち着かないけど、今日急に見えて来た気がする。言葉にはできないけど、作りかけのDEMOをPLAYし、レコード聞いて最新のCDを聴く。そうすると自分の好きな部分やまだまだな部分が分かって構築し直す、そしてまた違う作品を手に取って同じ事を繰り返すと、同時に新曲のイメージもどんどんわいて来る。

そうこうしてると今日はホークスにとって大事な試合だからTVを観てると無性にベランダの空気に触れたくなる、そして珍しく今日は昼間っからビールを飲んでそのまま昼寝しようと思いつく、これがうまい!するとホークスが勝ってマジックがつく!気分が良くなってまたベランダへ出て季節を感じながら頭の中では曲の事でいっぱいだ。昼寝をして、その後COCKPITで頭の中の世界を試す、何かいいぞ!今年の夏の世界では絶対出てこない発想に嬉しくなった。素直に生きてるなぁって思ったりして幸せな気持ちになる。単純な人間で良かったなって思った。


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夕暮れのドラゴンと秋の空。


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そのベランダからのFULL MOON


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まだ頭の構築中なので待機中。


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久々今日の絶品、店長曰く、はぬぅ〜。最高だ!


いろいろあるけど、季節を感じて深呼吸してみなよ!うん。







posted by usui special at 02:59| 福岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月21日

entrance or exit ?

何かそう言うモードに陥った時に何らかの事や瞬間や人たちが現れて俺を刺激する。そんな事に心が引っかからない事も多いけど、何かしら心にざわつきが起こる。凄く決断しないといけない時もあるし、さらっと流してるつもりだけど心にずっと引っかかったままの事も多い。でもそれを中々新しく変化させる事は凄くPOWERがいるけど12気筒で6000ccくらい必要な時もあるけど最初は必ずPOWERに負けてスリップしてしまう。けど確実にそう言う時は発車しないと何も始まらないような気がする。今までもいつも自分と向き合い『どうなんだ?』って問いかけて来たけど俺はゆらゆら心地よい波に流されるのが嫌だ!って今も思い続けられてるってまた自分に問いかける。これまでの自分の判断も間違いだったとは思わない、けどもっと良く時間を使えたのかなって反省もする。

ある日突然楽しいと思ってた事がばからしく思えたりした事はないだろうか?信じてた人が何だか徐々に「ちょっとまてよ?」って思えたり、またその疑問が疑問を呼び今までの?のつじつまが合ったり、そんな事の繰り返しだった。でもきっとそれは自分が変化していってるからそんな事を感じたりするんだろう、聞きたい音楽も見たい映画も本も一年も前だと変わってるのは当たり前だ。そんな変化を見せていく事は実にこれまたPOWERがいることで、でもそう言うモードに陥ったときもこのブログで綴って来たし音楽にも助けられてる。立ち止まる、振り返る、この場所で生きてる。

先日ちょっとした知り合いの先輩が急に亡くなった、スタジオで倒れて半日しかもたなかった、まだまだ若かった、ご冥福を祈ります。

このロクデナシの素晴らしい世界で生きていってると何かと日々の状況がある、でもいろいろある事に感謝しようと思った、毎日の日常をね。


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先週久々にライブを観に行った。



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超満員のSOLD OUT !



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ゆっくり二階席で見せてもらった。


約3年ぶりくらいに見たと思うけどVOも強力になってたし、DRは女性に変わってて最新のアルバムは今までとは指向が違ってたので、やはり盛り上がる曲は定番の曲だった。ライブでの音源の流し方とバンドのバランス、それらの音作りは素晴らしかったけど自分なりに自分がやろうとしてる事と比較してプラスとマイナスがはっきり分かったライブで収穫も多く、何せ若いオーディエンスが多かった事がまた素晴らしいと思った。決して上からのアプローチではなく昔取った杵柄でもなく最先端のセンスとサウンドで、それが受け入れられてる事が素晴らしい!今度アメリカデビューもするらしい。良い刺激になったよ。


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ライブ前に腹ごしらえで博多ではお約束の「やまちゃん」のラーメン!やっぱうまい!


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何かそう言うモードの時の闇の先の光は、入り口?出口?








posted by usui special at 03:17| 福岡 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月17日

迷路の先には何があるんだろう?

夜中にPCをのぞきどんどんサーフィン状態になり知りたくない情報や見たくないものを見せられてしまい時間だけが過ぎて行く。人間て何て邪心や煩悩に支配されてるんだろうって後悔する。全然知らない海外のサイトで自分が登場してたりすると怖くなったりもする、オンラインレッスンやってる事もあって世界に発信してる事も思い知らされるし、こんな小さなマシンで世界旅行だって出来てしまうくらい良く言えば広がってるんだけど、一人きりの世界で何者になりうる怖さも感じる。著作権も肖像権もここまでくればコントロール不可能だと思う。その情報は本当に欲しいの?何を知りたいの?求めてる物はなに?誰と繋がっていたいの?誰に語りかけてるの?このブログも含めてだけど。そんな相手が見えない世界になってしまった、それでもコミュニケートなんだろうかって思うよ。通販だってそうだし、顔の見えない者同士が物を売ったり買ったりってよくよく考えると凄く恐ろしく感じたりする。そんな俺は古い人間の部類に既に入ってるんだろう、でもそれが人との繋がりを希薄にしてるのも確かだと思う。昔から人間味と言う言葉が好きだった、語り合ったり弱ってる時は励ましたり、それは実際に目の前で目を見ながら相手の表情を読み取り微妙なニュアンスのもとにコミュニケートする事だと思う。結果だけで充分な今の世の中の繋がりではなく、それに至までのいろんな感情や感覚が大切なのに。プロセスの方が大事だと思う。

こんな世の中になってしまい個人としては居心地は良いのかもしれない、面倒な事には携わらなくて都合の良い事だけの仲間で過ごせばいい。都合が悪くなれば消えればいい。そうやって消えて行った人たちも沢山いるけど、人生でそんなに人とは出会えないと思うので少しでも関わればそれをずーっと大切にしないといけないと思う。そうやって考えると心を通り抜けて行く人たちは生きてようが死んでようが関係なくなると思う、人生のある瞬間を共有した人として心に残ってれば今生きてようが死んでようが関係なくなる。これから新しい事を共有出来たりしたりする人は生きてないと不可能だけど、だってそうだろ?今までに心を通過した人で生きてないといけない人は何人いますか?

いくつかのパターンで年に何度もこんな迷路に入り込む事が多くなった。家出をしてからの人生は俺はあまり人が信用出来ないと思う事が多くなった、本当は信用したい。男なら徹底的に話し合ったり酒飲んだり、女ならその胸に顔を埋めて「俺こんなに辛いんだよ」って泣き言も言いたい。多分中々そんな人と巡り会って行ける機会は減って行くと思うけど、またそんな甘ったれた事は許されない事も母親と再会して痛感したけどね。けどこの果てしない迷路は抜け出さないといけない、最近は仕事もからから空回りしてる気がするし、仕事は仕事としてシビアに金の面とかもやっていかないといけないと思うようになった。また自分に対しての文句も多くなった気がする、けどアルコールには逃げてないのが唯一の救いだ。

そこのあんた。金や立場ばかり気にしてなくて足下を見てみなよ!グラグラしてるよ、上ばかり見てえらくなったつもりだろうがプロセスってもんがあるだろう、理想を抱く事は大事だけど評価がそれほど気になるの?みんなで夢を見てるつもりだろうが、気がつけばひとりぼっちになってるよ。WATCH YOUR STEP !

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少し秋らしい?風情のある写真を!涼しい気持ちになるし、何故か癒されるなぁ。



まだまだまだまだまだまだ全然だめだ。




posted by usui special at 03:53| 福岡 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月13日

出航。

魂が戻ってこないって例えを俺はよく使うし人にその事を話すと分かってもらえる事が多い。こんな経験はないだろうか?例えば何泊でもいいんだけど旅に出たり出張でもいいけど家を空けると言うか、いつも寝てる寝床で寝てなくてホテルや人の家で寝たりして家に帰って来ると、あれっ?いつものリビングと違うような?いつもの近所の町並みが新鮮に見えたり?心ここにあらずと言うか落ち着かない経験はないだろうか。俺はそんな状態を魂がまだ戻って来てないって言葉を使う。生身の体は家に戻って来てるんだけど心の魂がまだ戻って来ておらず、いつもと違う部屋に感じたりとか。特に飛行機や新幹線や高速道路で急激に短時間で移動すると魂が戻ってくるのが遅い気がする。また家についていつもと同じようなパターンの暮らしになればだんだん落ち着くんだけどね。

俺は昔から例えば飛行機で東京なんかに行ったりするとたかが2時間の移動だけど凄く疲れる。ある時何かは羽田で3時間くらいボケーっとしてから行動に移したりした事もあるし、ホテルに到着したその夜の飲み会とかは欠席した事もある。バタバタのスケジュールは特に駄目みたいだ、魂がついてくるまで腑抜けみたいになる。だから旅の一日目は台無しになる事が多い。

昨日はそんな事がないように一日スケジュールを空け、時間的にもゆっくり出かけて17時にホテルへチェックインして20時から予定されてたお世話になってるプラグインのSTAFFさんの結婚パーティーに行って来た。そのSTAFFさんとはもう6、7年くらいの付き合いになる気心知れた仲間みたいな感じだ、アットホームな素晴らしいパーティーだった。人生のその瞬間と言うのはやはり作られた話とかではない滲み出る感情や感覚の中よい雰囲気で溢れかえってた。


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美男、美女カップル!おめでとう!


俺もそんな幸せにあやかろうと、久々一人きりでゆっくりまったりとしたいと思い海沿いの景色のきれいなホテルに泊まった。場所は北九州は門司港だ。門司港にはばあちゃんの妹が住んでたので子供の頃からゆかりの場所だけど、久しぶりにやって来た。今は門司港レトロとして観光で有名になってしまい海岸沿いに桟橋や施設が充実してる。


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普段は休みの日でもしないような、ビールを夕方からたしなみ雑誌や本を買い込んでパーティーの時間までまどろんだ。ホテルの部屋からの時間経過の景色。

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部屋ではTVもつけずに結局本もあまり読まずに海ばかり見てた。こんな長い時間海を見たのは初めての経験かもしれない。

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現役の門司港駅。明治?大正?くらいの建築物だ。


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宿泊したホテル、博多にあるイルパラッツォと同じ建築家だそうだ。


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とにかくおめでとう!俺もいい気分の一日を分けてもらった。





、、、、次の日は朝11時に咲咲のあつしのお迎えがホテルに到着し、そのまま高速道路で二日市まで行きレコーディングを17時くらいまでやったので、、、結局慌ただしく魂は戻ってくるのが遅れた気がする。このブログを書き始めて日常が戻って来たよ。

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2010年09月10日

REC→WAVE→MP3→?

空気が変わった。足下の方にまとわりつくようになった、まだまだ日差しは暑いけど日陰に行けばカリフォルニアのサンタバーバラのようだ(行った事ないけど)昨日は久しぶりに空き時間を狙って天神はタワレコに行って来た。お目当てのCDを買った、さすがに洋楽の階は話題の新譜とあってあちこちに平置きしてあり派手なポップ書きで飾ってあった。しかし、、、それ以外のコーナーはいかにもCDを持っておきたい世代向けの「名盤!¥1000」コーナーや一昔前のアーティストのデビュー盤から5枚組セットコーナーなどが広いスペースを陣取ってたなぁ。

テレビを見てるとオリコンのTOP 5 みたいなのがやってて一位はジャニーズでそれでも20万枚を超えてるくらいで、今話題と言われこれから日本を席巻すると言われてる K POP の女性グループ達もイベントでは2万人近く集まるのに、CDの売り上げは1万枚ちょっと超えたくらいだそうだ。勿論ダウンロードはカウントされてないんだろうけど、一昔前に新人のデビュー曲は5000枚売れれば中ヒットと呼ばれた時代があった。そんな10年ちょっと前の90年代終わりに俺も寄せ集めの一度きりのユニットに参加して(5人組だったけど会ったメンバーはディレクションも兼ねてたキーボード一人だけだった)プロデューサーもちゃんといたけど顔も会わせてない。そんな曲もレコーディング当日にスタジオでDEMOを聞かされて雰囲気が当時流行ってたチャラのようなウイスパーボイスだったのでディレクターとアコギのアレンジしたのを思い出す。一日で本ちゃん録りまで終えたけど数日後に連絡がありプロデューサーの意向でエレキギターのソロが欲しいと言われ、一週間後にギターを持ってまたスタジオへ。スタジオの中でマーシャルの100Wをフルテンで鳴らしコンソールルームでRECした。それも一日でOKだった。ジャケット写真は何故か女優の栗山千明ちゃん(当時は中学生くらいじゃなかったかな)そんなたった一曲のシングルはCMのタイアップも知らないところで取ってありTVから急に自分のギターの音が流れ出した時には驚いたし、東芝EMIから発売になっており、ある日CDショップに入ったら『福岡発!話題の新人!』と平置きされてたのにまた驚いた。勿論EMIから出ると言うのは何となく聞かされていたけど、ちゃんとした契約もせずに少ないギャラだけの仕事だった。

その曲が意外と5000枚近く売れたらしく顔も知らないプロデューサーに西日本の(ラジオ、有線、インストアライブ等)キャンペーンに回ってくれと言われたけど、その内容のいい加減さに(金銭面とかね)俺は断った!他のメンバーも多分断りキャンペーンは没になったけど、CMはそのシーズンになれば2年くらいは流れてた気がする。東京じゃありえない話だろうしまた今のこのタイアップの時代にもありえない事だろう。その時にちゃんと契約はしないといけないと身に染みたのを思い出した。なので自分の経歴にもその事は書かない事に決めた。それが今では超話題の2万人集める新人の売り上げが1万枚ちょっととは、、、レコード会社も大変だろうなぁ。


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早く季節が過ぎないかなぁ。


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2010年09月06日

真夜中の underground

毎晩毎晩自分の内に向かって行ってるのが分かる。必要な物、いらない物がはっきりして来てどんどん研ぎすまれて行く。それはちょっとしたその瞬間の感情だけど、そのスウッチのONの方法が分かって来る。またそれに持って行く為の目に入るもの、耳から聞こえるもの、決して消せないトラウマがいい具合にミックス出来てその夜を迎えるようになって来た。それと同時に左脳も使わないといけないので、そんなときは右脳の感覚を忘れないように耳で音は聞きながら勉強する。最近は左脳を使わないといけないときは60年代のサウンドを聴くようになった、カウンターカルチャーと言うかサイケデリックというか。正直奥底までは意味やメッセージは分からないけど、不思議と決してHAPPYや青春や純愛や暑い汗なんかの今主流の物とは違う世界へ連れて行ってくれる。それはドラッグカルチャーだろうけども、ただのドラッグカルチャーならば名盤や今まで受け継がれないとも思う。そんな音達をセレクトしてフォルダーに入れ聞いてると自分が表現したい事とは違うけど、スピリッツは近いと思ったりして不思議な世界へ導いてくれる気がする。

VELVETSのバナナで有名なアルバムは若い頃から何度も聞いて来たけど、勿論詩も読みながら真剣に考えた事もあったけど、そんな事じゃないんだと最近分かった。言葉じゃ伝えられないけど名盤と呼ばれるMAGICはきっとそのアルバムを聞こうと思ったその人の心の状態にあるんじゃないかなと思う。芸術は1+1=2 じゃないからそれぞれの思いでいいんじゃないかって思わせてくれる。発売当初は全然売れなかったのも分かるけど、それが芸術の魂であってゴッホもそうだ。そんな事を思いながらアルバムの「ヘロイン」って曲ではなぜか映画「THE DOORS」を思い出すし、ルーリードの声や歌い方はなぜか最近ではヘドウィグを思い出す。そんなアルバムに評論家のような言い方はしたくないなって思うし、ウォーホールが金を出し二日で内容には干渉せずに録音させたVELVETSの世界観は凄いと思うし、そんな67年はまたまた凄いと思う。そんな事が毎日俺の心の世界観や出したい音や思想や表現の構築に携わってる気がする。

だいぶ準備が出来て来てまだまだ本ちゃん録りまではもうちょっとかかりそうだけどCYBER COCKPITの操縦と構築と俺の毎日の頭の中のデッサンは進んでるよ。どんどん内に籠ってる気はするけど、面白い発想や奇想天外な曲も出来そうだ。うん!


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今日書いたアルバムはこれだよ。当時は美術系での方が話題になったらしい。



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今夜の俺。ウォーホール風に?



君の地下室も必ずあると思うよ、行ってみるといいよ。最初はびっくりすると思うけど。
posted by usui special at 03:24| 福岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月04日

Beautiful poison

最近は忙しい。何が忙しいのか日々いろんな予定が入って、約束もろくに出来ない感じだ。よって読書を辞めた、俺みたいなイメージと実践の仕事をしてる人の脳の休ませ方は読書らしい。逆に事務職なんかでPCや数字や文字の仕事をしてる人の脳の休ませ方は映画を見たり音楽聞いたりした方が脳が休まるらしい。確かに空き時間に30分くらいでも読みかけの本を読むとリラックス出来るし一度リセットした感じはする、けど思い出した、以前アルバムを作ってるときの状態は常に曲作りとか、その曲のイメージの枝葉になるようなフレーズや曲を聴いてた気がする。最初に書いた忙しいと読書を辞めたとは結びついてないじゃないかって思うかもしれないけど、忙しい分空いた少しの時間を本を読むんじゃなくて曲のイメージの枝葉を創作しないといけない。いろんな事のスイッチをポンポン切り替えられない性格なので難儀だなぁ。今年は特に読書に時間を費やしすぎてる、移動中だけと思ってたけど話の先が気になりいつも持ち歩き暇さえあれば読むようになってしまった。PCと向き合ってイメージを構築する為の実作業が苦手だからイメージの世界へ逃げてしまう。もうよそう。

相変わらず気になる事や美しい物や刺激は追い求めてる。果てしないと思うし、それがないと創作意欲もわかない、そんな単純な俺。面倒な事やプライドをかざす事やねたみや実寸より大きく見せる事が嫌いな俺は、そんな連中とは距離を置きたくなる。俺とは違う宇宙で暮らしてる人たちなんだと割り切ってる。そんな事に構っちゃいられないくらい素晴らしい人たちは沢山いて、そんな人たちと話をしたり交流する事で明日の自分が生まれていってる。それは曲の中に居たり映画の中に居たり、勿論知り合いに居たり生徒さんに居たり、一瞬のうちにすれ違う人にも素敵だなぁって思う事が多い。若い頃はそんな判断も出来ずに誘われればいろんなところに顔も出してたけど、もうそんな事はやめたよ。美しい事、美しき毒はずっとテーマだけど、最近は目の覚めるような美人にも中々出会わなくなったなぁ。

美しい事の俺なりの定義って何だろうって考えるけど、美しい事=クールな事=カッコいい事でもあるような気がする。言葉では簡単には語れずに感じてる部分だけど、けどそんな事に触れると脳の創作の泉が刺激される気がする。


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ギターのヘッドは何故か格好良さと美しいフォルムを感じる。


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この時間の色のコントラストは美しい。


美しいものには毒がある。



posted by usui special at 02:52| 福岡 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月01日

灰色の中の一点の赤。

彼女は笑った。何かを含んで、俺には分かるその理由。

果てしない自然には勝てないけど、故郷とも違うけどお前のその服の色も違う。

何気ない毎日の道。実は工事してアスファルトの色は違ってるよ、

消せないTATOOと消えてない思い出、なぜ消したい?の

あの頃なんて言いたくない、今もあの頃だろう。いつ君が訪れたの?それが知りたい。

美しいものに囲まれたい。溺れたい。

見えない物に文句言うな!

空想の世界で分かった事言うな!緯度が少しずれれば何も分からないし、、、。

お金でチャリティーすればいいの?チャリティーって言葉の意味も分からないよ。

チャーリーブラウンは素晴らしいと思うけど。

何者でも成りすませる事が出来るよね?そこの君?

金持ち?なればいい!具体的に教えてよ、金持ちになる方法を。ROCKじゃないのは分てるけど。

嬉しい事がやって来たなんてなにもない、となりに座った人が運命の人って?そうかもしれないな。

聞こえて来たカッコいい音ってどれくらい響いた?俺は冷めてるからほんとの事しか言わないよ。

ほんとに響いた?

別にこの社会に乗らなくてもいいんじゃない?

今の組織で暮らしてるんだったら文句言うなよ、50/50って言葉もあるし。

みんな何となくだって何となく月日が流れてくって、その時に大きな兜をかぶってね。

美しいもの。何だろう、いつもひかれる。輝くもの、何だろう、いつもひかれる。


あの時美しい星が輝いた。犀川町のちっぽけな庭で、確かに輝いた。涙が出た、何の涙だ?

東京で憧れの人にあった、涙が出た。何の涙だ?そんな事を覆い隠す町だった。

いつも出会い頭でも本音で接する事に意味はあるのだろうか?、、、意味はあると思う事にしようと思う。

美しい物に触れたい、探りたい、中身はなくとも美しい事には絶対的なものがる。それは計算してはいけない。

うるさい!ほっといて欲しい、常識には。

ギターの弦が悲鳴を上げて来たけどほっといて欲しい。俺のペースではまだ使えるよ。うるさい!気持ちよかったらいいじゃん。

さようなら。昨日までの俺との関わりに、そうやって生きて来た。冷たいけど、俺はそんな奴だよ。


そんな事より赤い色が気になるんだ。灰色のこの世の中ので!


posted by usui special at 03:42| 福岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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