最近はブログの更新も遅れ気味である。時間や締め切りに追われてる、明日までに何をとか、今週中にRECをとか、二日で曲を覚えないととか。この秋口に急遽決まった事が重なり、また日々の仕事の予定と、気がつけば毎日COCKPITで朝を迎えてる。嬉しい悲鳴ではあるけど、俺は絶対やらされてる感でこなしたくはないので、どんな事でも全力で自分を指南するって決めてやってる。そこにUSUIZUMが注入されると思うから。結果は中々ついてこないし、反響もないけど、プロのアスリートの一瞬に懸ける日々の努力やモチベーションの維持、自己管理も含めてそれが結果につながるんだって教えられた。それは以前ののブログで掲げた俺のスローガン「美しく生きる」にも通じてる。それはアスリートに限らずミュージシャンやエンターテイメントの観客を沸かしてる人たちに共通してる事だ。ツアー中の自己管理やモチベーションの維持管理には凄いプロフェッショナルを感じる。そんな凄い人たちと同じ位置で比べてる訳じゃないけど、俺の日常でも少しでも意識を取り入れて取り組みたいって日々思う。やはり凄い人は感覚だけじゃなくって吸収する為の努力や吐き出す為の技術、感じ取る事の量の多さ、センス含めて日々努力してると思う。この二ヶ月で何曲、何分、編集やリミックス含めRECしただろうか?ここ最近では異常だけど人間って慣れるもんだ。そしてそんな日々が当たり前になり、自分では気付かないけど成長してる?と思うよ。がんばれ!俺。
そんなバタバタした要因の一つでもあるのがアルバムの再販だ、それだけじゃないけど、ボーナスCDRの編集とRECはまるで魔法がかかったような作業だったし完成品は納得いくものが出来た。「これニューアルバムでもいいのでは?」っていう言葉を頂いた時はうれしかったし何かがCDRに乗り移って伝わったんだって思った。そしてプレスではなくCDRという媒体で聞いてもらうと言う事に作って気付いた事がある。それは今の時代の音楽の聞き方や買い方や集め方とでも言うべきか、俺も気付いたらそうしてるんだけど、結局PCに落とし込んで聞いてる。車は違うのかもしれないけど、けど車でも最近はMP3のファイルが聞ける環境も整って来たし一回CDを挿入して流すと勝手にハードディスクに落とし込んでくれる便利なカーナビ付きのものもある。そんな事考えてるとCDをプレスして売る意味って?たしかに有名人やアイドルなんかは持っておきたいって思うCDなんかも価値はあるんだろうけど、無名な俺やインディーズの手売りしてるようなバンドの今後のCDをプレスして売る意味みたいな事も考える。PCに落とし込みジャケットはネットで拾って来て、詳細の部分はHPやブログでチェックする。って俺もそうしてるしみんなも気が付いたらそうしてるよね?昔はレコードの貸し借りでTAPEに落として聞く、CD借りて来てMDに編集する、CDからCDに焼く、そして今はファイルとしてライブラリーに溜め込んで必要な時に携帯型プレーヤーに移して持ち歩き、いつでもどこでも車でも聞ける、そんな時代があっという間にやってきた。恐るべし「Steven Paul Jobs」。そう考えるとインディーズは特にCDRでいいんではないか?って思った。そんな事を色々考えさせられた俺にとっては2枚目ではなく1.5枚目のアルバムとも言うべきボーナスCDRを図々しくも今月選んでみた。
DOGDAY BEAT'S / DOGDAY AFTERNOON
このアルバムはまるで魔法がかかったように出来た気がする。9月までは発想さえなかったCDR、今年作った曲たちのバラバラの配置、5年前ライブで会場を暖める為に俺が登場する前にやってたオープニングナンバー(媚薬未収録)今年新たにRECしなおした媚薬収録曲、当時のDEMOスケッチなどが約40分収録されてるけどトラックナンバーは2というプログレバンドのような馬鹿げた発想、実質は約2週間程度で仕上げた。今年作った曲たちは仕事での作曲なので来年作ろうと思ってるアルバムに使える曲は入れようくらいに考えてたけど、このCDRを作るにあたり全部詰め込んだ。リセットしたかった。来年取りかかる曲は全く新たな曲たちで作ろうって決めた、仕事で作ったとかではない自分自身の自由な発想で作ろうって決めて今年の曲をイメージが合うやつを吐き出した。内容を細かく紹介するね。
1. DOGDAY beat side
★DOGDAY beat's これがライブのオープニングを飾ってた曲、BASS,DR,GUITARを再録した→★JEWEL STUDIO 媚薬にも入ってるナンバー。当時ライブ後にサンプラーを新調してこの曲のサンプラー部分は作りなおしてたやつに今回GUITAR,BASS,DRをRECしてショートヴァージョン→★STILL これは自分でも忘れてたDEMOスケッチ→★Shepherd's melancholy 中間部のツェッペリンと言う人も居ればエアロだって言う人もいるロック魂炸裂!パロディーに近いね→★Gettin' Jiggy Jam の後半部分、プラグインONLINELESSON 番外編でも紹介された、俺のイメージは映画「トレインスポッティング」の挿入曲→★Gold dust 今年の一連の仕事で最初に出来た曲、砂漠の中の一粒の金というテーマで作った、それの後半の一番ロマンチックな哀愁の部分、泣きのスライドギターはデビットギルモア風?
2. DOGDAY melancholic side
★untitle マフィア映画の雰囲気を出したかったストリングス→★Gold dust 中間部の後半へ繋ぐトレモロギターだけ→★Class Trip of Rainyday このCDRで初めて世に出た今年の曲でイメージは東欧のB級映画で魔女のような老婆の先生に意味ありげに森へ連れ出される「雨の課外授業」って意味だよ、アコギがスリーフィンガーである。→★Ibiza Hotel これもONLINELESSON番外編で紹介された曲の前半部分、イビザ島での禁断の恋かな。→★ Outside of Atmospheres これも初公開の今年作ったやつで俺はダースベーダーのテーマ曲って呼んでる、ちょっとハードなアンビエントかな、前半部分で全編は6分くらいある→★ LED WOMAN これもONLINELESSONで紹介された曲でヴィンセントギャロの映画「バッファロー66」のイメージ、曲の後半部分。→★ Class Trip of Rainyday 最後のコーダの部分ディレイの使い方にこだわってみた。→★ Ibiza Hotel 後半の泣きのギターのアドリブ部分、曲のキーDmは俺にとってはやはりマイケルシェンカー!WOWの半踏み状態の音。→★ Ibiza Hotel ガットギターのみでスパニッシュ。→★Gold dust テーマ終わっての最初のスライドギターとピアノの高音部の旋律が気に入ってる。→★ Shepherd's melancholy テーマから最後の12弦の響きから壮大なイギリスの田舎の顔の黒い羊がいる草原とその奥に見えた古城の実際に見た風景のイメージ、これもツェッペリンのパロディーかな?アコギと12弦のエレキとストリングスとスライドギターが折り重なる。→★ Gettin' Jiggy Jam ちょっと間を置いてのアウトロの部分、映画のエンドロールのイメージかな。
いろいろ偉そうに書いたけど、これはあくまでも作った自分の個人的なイメージなのでご了承を。でもやはりこうやって言葉づらで見ると一曲一曲俺なりのイメージがあって自分自身もこのブログの記事は後々見たら「そうか!」って思い返しそうな気がする。
その日のうちにRECしないといけないBASSが急に音が出なくなり断線してる事が判明!急いで自分でYAMAHAのカスタマーサービスまで持っていき事情を話してお世話になってるK氏に治してもらいセーフ。
久々のスペイン料理、ワインも美味かったなぁ。俺の定番!海老とマッシュルームのオイル煮、ニンニクが利いてうまい!
来週のBASSでのライブに向け練習しないといけないけど、今夜は久々音を聞くのはよそう。
posted by usui special at 03:52| 福岡 ☁|
Comment(0)
|
TrackBack(0)
|
日記
|

|