どうもありがとうございました。
今年は良い事も悪い事も最悪な事も含めて忘れないであろう年になりました。仕事面に関しては「音楽産業」は厳しさを増してると思う。CDが売れない=音楽のFILE化による違法コピーの乱雑、、、。そして未曾有の大震災、、、閉塞感。ここ三年くらいで生徒さんも随分と減って来てるし、TVから流れて来る音楽たちは、どれもギターを弾きたいと思わせるような曲とはほど遠くティーンには届いてない。音楽産業の末端で仕事してる俺にはいろんな事が見えて来るけど、かといってROCK世代のお父さんたちはまだ会社的にも家庭的にも忙しくギターを手に出来ない、また手にしてた人もどんどん部屋の片隅のギタースタンドに寂しく埃をかぶっていくギターを眺めてる。
でも俺は仕事とは別に発信して行くだろう。そんなライフワークが見つかったのも今年だ、それはひとりぼっちになろうが俺は発信をやっていくだろう、俺の魂のルーツは「家出」だ!こんな年になってもそんな事をスローガンに掲げる事も笑われるかもしれないけど、いろんなものの魂を悪魔に売って自分の道を探して来た、今だにそうだ。ゼロからのいやマイナスからのサバイバル、それが俺の試された人生のど真ん中にある事は一瞬たりとも忘れちゃいない!ぶれてないと思う。今年は特に生かされてるって事を随分考えた、人から見た自分と自分自身の考える自分とのギャップは今だに縮まらないけど、逆にとらえてそんな自分像が接する人に何か勇気や希望っていうと大げさだけど与えられるように来年も自分をもっともっと磨かないといけない。今年は特にアスリートの生き方に感化された、自己管理や何というか俺は政治家じゃないけど政治家みたいな世の中にうんざりしてる。派閥や立場や位置やそんな事で成り立つ音楽の世界とはほど遠い音楽の世界にいたい、派閥の身内の中での王様なんてくそくらえだ!音を聞いて、ライブを見て素直にどう感じてもらえるかの世界だけでいい。東京とかじゃ本物しか残れないんだろうけど、ここ福岡という地方都市では政治家みたいな音楽屋だらけで派閥の数や自ら大御所の人たちで小さな世界観だけでしか回ってないけど、それでも成立してしまってる。来年のテーマは決まってる。
何で家出して全てを捨てて今を生きてるの?だ
俺はどの派閥にも属さない、徒党も組まない組めば面倒だ。自分が感じる事と野良犬の嗅覚だけを信じてる、親も親戚も信じない、自分のDNAさえも信じない。誰が裏切ったとか誰が俺を見捨てようとあの頃の風や香りはしっかりと俺の中に残ってる、信じられるのは、その瞬間に目と目を合わせて話して繋がってる大切な人だけだ。「もっと楽に生きればぁ」って何人の女に言われて来ただろうか?大金も稼げない、出世もしない、だって俺はビジネスマンではないから。サラリーマンもドロップアウトした、じゃあアーティスティックに生きないといけないんじゃないか?って答えは単純だ。こんな年になっても何も変わらずに幼稚な事を言ってるし夢見てるし、けど考えも体系も何も変わってない!一般人としては最低だろうな。そんな事を誓う2011年の暮れの最後の戯言でした。
28日が今年最後の忘年会だった。中洲はもの凄い人!
2011'12'暮れCOCKPITにて。
さようなら!2011の色々な事や人。それぞれの良いお年を!