また寒波がやって来る。やはり二月が一番寒いと思う、いや三月も寒いか。三月は桜も咲き春がやって来たと思うから、それにしちゃ寒いって思うのかもしれない。卒業式の体育館の底冷えする寒さ、夜桜の花見のビールの寒い事寒い事、そんな季節や時に俺は生まれ毎年の誕生日の過ぎて行くだけの寒い事寒い事。そして暖かくなって来たなって思うと湿気が増えギターの鳴りが悪くなるし、世の中は慌ただしくなるから春は嫌いだ。もう誕生日なんてどうでも良い、逆に気を使ってもらって申し訳ないしわずらわしくも思う。そんな事より毎日の大切な繋がりや人とのふれあいの方が100万と大事だって、こんなヴァーチャルな繋がりの世の中になってつくづく目の前の出来事や交流やふれあいが大事だって思う。そう!等身大の自分自身や君たちとのふれあいだけで俺はいい!
最近思う事だが、TVのNEWSをみてもどの局も横並び「NO ! NUKES」「体罰ではなく暴力です!」「新たにこの高校でも体罰と言う、、、」同じ事を同じレベルで当たり障り無く一日中やってる事にうんざりする。音楽業界のメインストリームも金のなる木に乗っかってしまうし、本当の良い作品を芸術として判断されずに売り上げ枚数で大賞が決まってしまう。だからほんとに表現したい人は休養したり引退する。タイアップにテーマ曲にスケジュールを管理され、いつまでにこのCMの曲を仕上げないといけない。シングルをきらないといけない、またそれがタイアップで宣伝された曲しかみんなに届かない。聞く側ももはや「探しもしない」流行ってるから、あのグループの新曲だから、そんな枠に収まってない芸術や素晴らしい曲達はどこで探せばいいんだろう?何か声を上げて表現の場を作ろうとしても、それに絡んでくる人たちが居ない。俺の思いや思惑は冷めた反応で結果的にはそれぞれが表現したいんだって行動に移せてなくて、それをプライドで返されたりすると俺も悪い相乗効果で「もういいや」って引いてしまうと何事もなかったように振る舞われ「通り過ぎて行く」。思いやりって何?優しさって何?心の愛情って何?そんな古びてしまった言葉や感情は通用しくなって「今をLINEで繋がって」当たり障りもない繋がりが心地いいんだろうな。めんどくさくなったら「BLOCK!」「メアド変えました登録お願いします」って一斉送信。
そんな世の中にだけど文学の世界だけは健全だと思う。「直木賞」や映画化される作品も近年増えて来たと言うか、この作品が?って言うやつまでもが映画化されて既存の物語に日本の映画界も頼り過ぎだと思うけど。一昨年「芥川賞」をとった下関出身の記者会見で「もらってやるよ!」で有名になった。田中慎弥氏の「共喰い」が早くも文庫化されたので読んだ。「芥川賞」はどちらかと言うと純文学の傾向が強い作品が候補にあがる。そんな由緒正しい?「芥川賞」で物議をかもしたのが村上龍氏が1976年に大学在学中に書かれた「限りなき透明に近いブルー」だ。ドラッグとセックスのサブカルチャーの内容だけど、やはりROCKをこよなく愛したROCK世代の解釈の純文学。俺も感銘を受けた作品だ、そんな「芥川賞」の受賞作「共喰い」も100%好きな世界観じゃないけど、そこには現実の「コンプライアンス」「パワハラ」「セクハラ」「モンハラ」と今の当たり前の世の中の常識はない!それが作者の一人間の表現であり、えぐい世界観でも俺から言わせると「THE DARK SIDE OF THE MOON」の表現が評価されてちゃんと賞を取ってる事に文壇の世界はまだまだ捨てたもんじゃないって「共喰い」を読んで感じた。CDショップに行くより本屋に行った方が無限な芸術が広がってると思う。俺もピックから万年筆に持ち替えようかなって真剣に思うくらいだ。そう!表現は自由だ、人間の奥底に潜む狂気や思いを正直に吐き出すから芸術になるって思う。美しいもの、悲しいもの、愛おしきもの、憎悪や涙、それが人間だって思うから、俺は感情をむき出すしプライドをかざしてくるやつからは俺から去る。
音楽の表現では「思い」や「暮らし方」が音や世界観として出る。そこに未来がないただの繋がりならば時間はもったいないと思う。「表現者」としてね。楽しむ分にはいいと思うけど、けどそんなサークル乗りではサークルのファンしか出来ないと思う。ここがダメだと思ってるのにやってる事はただ楽しんでるだけ、楽しめてればまだいいけど。俺はそんな音楽人生を歩んで来た、今だにまだダメだけど。今週からアルバム「刹那」のリミックスにモードが完璧に切り替わった。曲順から、ドラムの音色、バスドラの音さえもいじくって感覚のイメージで自分に対比してる。曲全体のバランスやイメージ、聞こえ方、こだわり、と上げればきりがないんだけど、一曲一曲バラして向かい合ってる。作家で言うと校正や最後の仕上げだけど、自分の指や頭でオリジナルのファンタジーを作り上げたなら最終的によりもっと遠くへ飛ばしたいって俺は思う。言葉にはできないけどものを創る人間は腹や、頭の中さらけ出してないとダメだと思う。じゃないとそれは商業作家でしかなく芸術ではないと思う。白いキャンヴァスには無限の世界が本当は広がってるはずだ!
毎年唯一男からもらうヴァレンタインのチョコ。
小学一年からだから今年で4年生になる。そして俺がペンダントでつけてるスマイリーが俺のマークらしく毎年スマイリーのチョコをくれる。なんてかわいらしい素直な思いだろうか。
REMIXはこんな感じ、一週間で2曲が精一杯かな。
あんたのプライドなんてもう俺は何の関係ないけど、俺のプライドは素のままで自分に対してまだまだ精進したい。
posted by usui special at 04:47| 福岡 ☁|
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