そのメールは20年以上の知り合いの女性からだった、内容は明日あった時に詳しく話すけど入院する事になって自分自身昨日言われた事だから心の整理がついてない、うんぬんの内容だった。嫌な予感がした、内容が分からなかったので当たり障りのない内容のメールは返した。そして今日会って俺の時間があまりなかったので話を聞くと「悪性リンパ腫」その病気が分かった経緯を目に涙を溜めながら俺に話した、俺は時間が無くそして動揺し軽い言葉しか彼女にかけてあげられなかった事を反省した。家に帰ってその病気の事をネットですぐ調べた、血液の癌だ。10年後の生存率なんかも掲載されてる、ベッドが空いてなければ来週もう一度会えるけど、早急に入院して抗がん剤治療の開始みたいだった、、、。
悲しいし彼女は独身で子供もいないけど20年以上関わって来た人だ。来週もし会えたらなんて言葉をかけようか?彼女は決してバラやチューリップのような華やかな人ではないけど、初めてみた彼女の涙は美しかった。大変な闘病生活が続くと思うけど「また一緒にギター弾いてステージに立とうよ!」って言いたい。神様がいるんだったらどうか彼女を助けて下さい!そしてまた何年か後に何事もなかったかの様に今まで通りの生活を与えて下さい!お願いします!
吾亦紅(われもこう)
どうか彼女が幸せになれますように。頼みます!神様。