2013年12月04日

今宵の風

二十歳の時から覚えてるこの感覚。寒い空気の孤独感で吸うタバコの煙、何かを思い何かを崩したくて何かを夢見てるような感覚。それは田んぼのあぜ道や最終電車から家路に向かう道、それぞれ思い出を造り上げては壊して来たベランダでの孤独と言う名の空気。今だに何も変わらず俺にまとわりつく感覚、今宵もそうだ。それは空想の世界の童話にも近く俺の世界を広げてくれる瞬間、静寂の夜、考えてみればこの場面はいつも孤独だった。でもこの時間や空間で、その空想が今の自分や作品が出来てる事も間違いじゃないって思う。何が悪で何が善なんて19世紀から文章や絵画や彫刻にされて来た、何かを身にまとい何かに成り済ましパトロンをつけてからの芸術が近代芸術ならばそれ以外はPUNKなんじゃないか?全てが宗教から始まった芸術。歌舞伎が芸術の日本文化と言うなればそれ以外は大衆芸能、街役者ROCKなのかなって思う。子供の頃に街の銭湯の横にあった小さな劇場に来てた旅役者の人たちは何だろう?KISSのコピーバンドだったんだろうか?目張りを入れ全国のそんな場所で大衆演劇を披露し暮らしてた。今でもその流れは続いてると思うけど、そんな事を打ち壊してくれたのがROCKやBLUEZかもしれない。何が言いたいんだろう?商売にならないとまた一度は全国区にならないと何いってもだめかもしれないけど俺はうまくなりたいんじゃなくて創りたいんだって事をこの新生活になって財布や銀行に何千円しかなくても動じない生活にやっとなれた。それがROCKやPUNKなんて思わないし昔取った杵柄が徒党を組んで遊んでる事にも興味はない。博多の大御所の誰々は素晴らしいんだろう、けど俺は京都郡出身だし知らないよ、、、。

この11月で16年間通った北九州市は小倉のPLUG-INは閉店し、chuya-online.com FUKUOKAとして福岡市は天神に12月にリニューアルする。何かとバタバタと今年になって決まり、天神の物件も中々決まらずにやっと12月の半ばにオープン予定だ。PLUG-INと言う名前は無くなる、スタジオ施行も春くらいに防音工事みたいでそれまではレッスンはどうなるかは見えてないし、待ってもらってる生徒さんには大変申し訳なく思います。週に二回は通った小倉PLUG-INには沢山の思いでや多くのレッスンを通じて通っていただいた生徒さん、またchuyaの社員の皆さん、今までは事務所と倉庫はすぐ隣にあったけど、これからは倉庫と事務所は北九州でショップは博多と別れてしまい今までのように顔を会わす機会も減るしまたロスやジャカルタにいくごくごく親しかった社員さんともお別れで、オンラインレッスンを撮影編集してくれてた社員さんまた社長には小倉では本当にお世話になりました。別にchuyaと関わりが無くなる訳ではないけど、一区切りとして「色々お世話になりました」「またレッスン展開を継続していただいてありがとうございました」これからも福岡市は天神という場所で引き続きよろしくお願いします!去年の秋から続いてる自分自身のプライベート含め変化は目まぐるしく一年以上経って自分の足元をみてもがらっと変わってしまい周りの様々な事もまだまだ動いてるし決定出来てない、すなわち動かないといけない事が待ってる。新たな出会いも多いけど、長く知り合ってる人たちが信じれないくらいにそれぞれのちゃんとした理由や病気によりやむなくだったり、目の前からいなくなった。そんな仕事と言えばそれまでだけど、まだまだ続きそうだ。なぜか写真がアップロード出来ない、、、。

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11月までのPLUG-INの店内


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レッスンや動画配信してたスタジオ


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最初にPLUG-INがあった場所


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記念に貰った時計。公私ともに16年を刻んでくれた時計


ありがとう!青春の小倉。

今宵の風04.jpg


 
posted by usui special at 02:16| 福岡 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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